新たなおしゃれを楽しめる、キノコ菌からできたビーガンなレザースニーカー

Browse By

あなたは今、自分が身につけている衣服にどんな素材が使われているのか知っているだろうか?その衣類は動物素材の使われていないアニマルフリーなものだろうか?もし動物性素材が使用されているなら、その素材がどのような方法で動物たちから採取されているか考えたことがあるだろうか?

たとえば、ウール。伸びた羊毛を刈り取るだけだと思っているかもしれないが、そうではない。より多くの羊毛を取るために羊の品種開発がされると、面積が増えた皮膚にできるしわの間にウジ虫が繁殖しやすくなり、羊たちの皮膚や肉が食い破られ死亡してしまうケースがある。

また、ウサギから取られるアンゴラ。麻酔もせずに毛を手でむしり取る方法では、声帯のないウサギが悲鳴をあげるほどの痛みをともなう。動物素材が使われている裏では、こういった事実があるのだ。

このような事実が明るみになり、今ではアニマルフリーなファッションが増えてきている。ドイツのNAT-2™も、そんなアニマルフリーなファッションを提供する会社のひとつだ。さらに、NAT-2™が作り出した靴はエコフレンドリーでサステイナブルでもある。

その名もNAT-2™ FUNGI LINE。Fungi(fungus = 菌類の複数形)の名が付いたこの靴はなんと、キノコ菌から作り出されたマッシュルームレザーを使用しているのだ。

Image via NAT-2™

NAT-2™ FUNGI LINEは、ドイツ人デザイナーのSebastian Thies氏とNina Fabert氏によって開発された靴だ。キノコ菌から作り出されたマッシュルームレザーのほかにも、中敷きはリサイクルされたペットボトル、靴底はコルクを使用しており、動物製品を一切使わないアニマルフリーで、なおかつエコフレンドリーな仕様になっている。

イタリアの家族経営の小さなメーカーによって、違法労働のない環境で手作りされており、エシカルなファッションでもある。さらに、この靴は防腐性かつ抗菌性があるため長持ちし、サステイナブルな商品とも言える。

ファストファッションの流行で、簡単に安く、機能性のあるおしゃれな衣類が手に入るようになった今の世の中。しかし、その安さと機能性の裏では、動物や環境など、なにかが犠牲になっている。今後は、ファストファッションに手を伸ばす前に一回立ち止まり、使われている素材や製造過程を考えてみてはどうだろうか?あなたの選択により、その裏で起きている犠牲が減ることにつながるかもしれない。

【参照サイト】Handmade ‘leather’ sneakers are both vegan and organic
【参照サイト】NAT-2™ FUNGI LINE
【参照サイト】アニマルフリーファッションを選ぶ8つの理由
(※画像:NAT-2™ FUNGI LINEより引用)