汚れて魚や珊瑚が消える海、四季を忘れてしまうような暑さ、性別や立場によって奪われる機会。私たちの生きるこの世界には、解決すべき「問題」がたくさんあります。でも、どうしてその「問題」が生まれてしまったのかは「わからない」まま。
「問題」を解決するための「目標」にただ向き合い、「問題」の根っこにある原因を解消しないままでは、同じことが繰り返されてしまうでしょう。
「UNKNOWN DIALOGUE」は、この世にあふれる社会問題の根本的な原因を、次世代ソーシャルリーダーとともに見つけ出し、解決につなげる対話イベントです。「わからない」を分解し、その原因を紐解いていきましょう。
プロジェクトの全体像
①「わからない」問題の原因を見つける
アーティストがライブ更新するワークシートをもとに、次世代ソーシャルリーダーが日本の社会問題についてひとつひとつ話し合います。それぞれの根本原因を見つけだし、俯瞰図でつながりを明確にすることで、優先的にアプローチすべき「原因」を特定します。初回は、海で起きている問題の原因について話し合います。
テーマ選定の参考:Sustainable Development Report 2020
②問題と原因のつながりをアートに変換する
対話から見つけ出した「原因」をモチーフに、誰もが自由にシェアできるアートを作成します。ひとつの社会課題の「根本原因」に対し、ひとつのアート。イベントを重ね、アートがつながっていくことで、この社会の全体像が見えてきます。
③解決策を実行する
俯瞰図で見えてきたつながりから、根本原因をどうやったら解消できるかを話し合います。サーキュラーエコノミー(循環型経済)に基づいて、専門家とともに具体的な実行プランを作成します。
プロジェクトスケジュール
- 3月 初回テーマ 「海」イベント
- 4月 第2回テーマ「陸」イベント
- 5月 第3回テーマ「ジェンダー」イベント
- 6月 第3回目までの共通原因を見つける イベント
- 7月 解決策の実行 イベント
※スケジュールと内容は、運営上の都合により変更になる場合がございます。
※本イベントは、THE VOTEプロジェクトの一環として開催されます。
こんな方におすすめです
- 気になる社会問題があるけれど、どう行動していいかわからない方
- SDGsをいまいち身近に感じられない方
- もっと楽しく社会問題の本質にアプローチしたい方
- さまざまな視点を得たい方
- 「THE VOTE」プロジェクトで共創してみたい方
スピーカーのご紹介
ゲストスピーカー
竹内 四季(株式会社イノカCOO)
1994年生まれ。ラ・サール中高、東京大学経済学部卒業。新卒でメガベンチャーに入社、年間200名超の経営者に対するコンサルティング営業、事業開発に従事。2020年2月、COOとしてイノカにジョインし、ビジネスサイド全般を管轄。AI受託開発事業、ESG経営コンサルティング事業の立ち上げを指揮。同年11月、取締役就任。イノカの持つサイエンス / テクノロジーの知見と自身のビジネス開発力を活かし、「環境保全」と「経済合理性」を両立する事業開発を推進中。
https://corp.innoqua.jp/
THE VOTE スピーカー
小澤 茉莉(一般社団法人TSUNAGU 理事)
一般社団法人TSUNAGU理事。1996年生まれ。2018年エシカルファッションプラットフォーム「TSUNAGU」にジョインし、ビジネスモデルの設計や、生産者と消費者のコミュニケーションづくりを通して、ファッションの透明性を発信。その他、Z世代×ソーシャルグッドの領域でプロジェクトを企画・運営。
https://www.tsunagu-fashion.com/
清水 イアン(C森O[チーフ森オフィサー]weMORI)
2019年、環境アクティビストとして世界の森林の保全と再生に従事すると決意し、weMORI を始動。大学時代から環境問題に取り組む。350.org Japan の立ち上げを支えた。J-wave ラジオパーソナリティ。
https://wemori.org/
田中 美咲(morning after cutting my hair, Inc. 代表取締役社長)
連続社会起業家。1988年生まれ。東日本大震災以降、自然災害や防災に携わるNPOを創業。2018年フランスSparknewsが選ぶ「世界の女性社会起業家22名」に日本人唯一選出。同年国際的PRアワードにて環境部門最優秀賞受賞、人間力大賞経済産業大臣奨励賞受賞。社会課題を感動や共感を通して伝えるPR会社「morning after cutting my hair, Inc」創業、代表取締役。2020年9月より障害の有無を超えて誰でも着用しやすいオール・インクルーシブファッションブランド「SOLIT」立ち上げ。
https://macmh-inc.com/
長島 遼大(みんな電力株式会社 社長室プロジェクト推進1チーム)
1995年、横浜市生まれ。大学卒業後、環境問題を学ぶため5カ国で環境保護活動を行う。帰国後、2018年12月みんな電力株式会社に入社。電気の生産者と消費者が直接会える“発電所ツアー”や、再エネ利用企業と学生のマッチングを目指す就活イベント“電力就活”などを企画。休日は、横浜の有機農家と共に立ち上げた団体”えんちゃん農場パートナーズ”を通じて、農家と市民が有機的に繋がる関係作りに励む。
https://minden.co.jp/
ファシリテーター
加藤 佑(IDEAS FOR GOOD 編集長 / Harch Inc. 代表)
1985年生まれ。東京大学教育学部卒。2007年株式会社リクルートエージェントに入社。その後、CSR・サステナビリティ専門メディアの立ち上げを経て、2015年12月にハーチ株式会社を創業。社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」編集長。2020年3月、サーキュラーエコノミーオンラインプラットフォーム「Circular Economy Hub」、横浜のサーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Yokohama」を開始。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格保持者
オーガナイザー
佐藤 祥子(THE VOTE ディレクター)
幼少期よりすべてがありのままでいられる世界の創造を夢み、インポートアパレル企業でのプレス・バイヤーを経て、2018年よりRIDE MEDIA&DESIGN サステナビリティ統括。環境破壊をはじめとしたあらゆる社会問題を解決するため、プロダクト開発やアーティストディレクション、イベント企画など、既存の枠組みを超えたプロジェクトを数多く手掛ける。2020年、サーキュラーエコノミー型ビジネスデザイン・プラットフォーム「Circular Initiatives & Partners 」、社会問題解決を目的としたクリエイティブインターフェース「THE VOTE 」を始動。
https://www.thevote.tokyo/join/
アーティスト
中村直人 NAKAMURA Naoto(グラフィックデザイナー/アートディレクター)
1996年生まれ。2019 年金沢美術工芸大学デザイン科卒業後、広告会社入社。グラフィックデザインを基軸に置きながらCI、VI、広告など様々なプロジェクトに携わる。主な受賞歴として、TDC2019ノミネート、金沢ADCポスター部門賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマ入選など。近年の展覧会に「金沢美術工芸大学卒業制作展」(金沢21世紀美術館/2019)「SICF21」(スパイラルホール/2020)。
イベントスケジュール
19:30 開場
19:30-19:45 プロジェクトのご説明
19:45-20:45 根本原因についての対話(①「わからない」問題の原因を見つける)
20:45-21:00 まとめ
21:00 解散
注意事項:
・本イベントは、プロジェクト中 “①「わからない」問題の原因を見つける”のステップのみのイベントとなります。
・当日使用するワークシートは、イベント3日前(3月10日23:59)までにメールにて共有させていただきます。
・ビデオ・カメラ・携帯電話等での録音・撮影は固くお断りいたします。
・他者の意見を尊重しない、または不快にさせるチャットコメントは削除させていただく場合がございます。
・イベント中に更新したワークシートは、イベント翌日(3月14日 0:00)以降メールにて共有させていただきます。
キャンセルポリシー:
イベント3日前(3月10日23:59)までに連絡がなければ、チケットの返金はいたしかねます。前日、当日のご連絡も同様です。ご了承いただきますようお願いいたします。
イベント概要
- 日時:2021年3月13日(土)19:30〜21:00(開場19:30)
- 定員:40名(先着順となります)
- 参加費:一般 1000円/2000円 U25 500円/1000円 ※全チケットの半額を特定非営利活動法人 石西礁湖サンゴ礁基金に寄付いたします。
- 会場:YouTube(ライブ配信)※参加者に限り1週間アーカイブ閲覧できるリンクを共有します。
- 参加方法:配信URLをイベント前日にご案内いたします。
▼寄付先:
特定非営利活動法人 石西礁湖サンゴ礁基金
▼イベント運営者
主催:RIDE MEDIA&DESIGN株式会社
共催:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)
イベント申込
Peatix よりお申し込みください。
※IDEAS FOR GOOD は「UNKNOWN DIALOGUE」の共催パートナーです。