Monthly Archives: 5月 2023
ロンドンの大学が「脱植民地化」に動く。その3つの教育改革とは?
かつて植民地化を行っていた国々では、その歴史の反省を踏まえて「脱植民地化」の動きが加速しています。では具体的に何をするのか?ロンドンの大学が現在進行形で進める、脱植民地化の事例をまとめました。
「ひとり子育て」してる人だけが無料で泊まれる、英国のリトリート・ハウス
アイルランドで暮らすシングルマザーが、ひとり親の人に、自宅のスペースを1週間無料で貸す取り組みを行っています。「ひとり親の人に、心と体を休めてもらいたい」という想いを持っているそうです。
これぞ大自然の遊び場。中国の鍾乳洞にバスケコート誕生
中国・貴州省の新春村では、鍾乳洞の中のバスケットボールコートで遊ぶ自然体験ができます。夏は涼しく冬は暖かいという利点があるそうです。
暮らし紡ぎ人がつくる、シンプルで本質的な小住宅とは?
「住宅設計とそれにつづく施工って、子育てみたいなんです」。人々の暮らしに寄り添いながら、「シンプルで本質的な小住宅」を手掛ける設計事務所「春摘」代表の和田純さんが考える、地球の循環とは?
【6/16開催済】「捨てる」から考える、まちのサーキュラーデザイン 〜 多摩美術大学TUB × 鹿児島県大崎町の実践 〜(Climate Creative07)
クリエイティビティで気候危機に立ち向かうプロジェクト「Climate Creative」。今回のイベントテーマは「『捨てる』から考える街づくり」。まち・人づくりにおける創造的な視点や課題の乗り越えかたを伺います。
一度は泊まりたい。エコポリシーで選ぶヨーロッパのホテル【欧州通信#16】
今回の欧州通信のテーマは「サステナブルなホテル」です。独特の建築方法からインテリアデザインの工夫まで……旅行で訪れる際はぜひ選びたい欧州4ヶ国のホテルの取り組みを紹介します。
【イベントレポ】再エネシフトを後押しする「動機づくり」とは? UXを高める行動変容のデザイン
再エネシフトを後押しする『動機づくり』とは? ゲストは、自然エネルギー100%の電気を提供しているハチドリ電力の代表を務める小野悠希さん。エコフレンドリーなアクションの広げ方を探っていくイベントの開催レポートです。
生徒が校舎をデザイン?「子どもの夢を叶える」学校、マドリードに誕生
「壁はいらない!」「宇宙船みたいな感じがいい!」子どもたちの素朴な希望を叶えた学校が、スペインに誕生しました。学校の中に散りばめられた遊び心あふれる仕組み、そしてこの建築デザインの背景にある教育理念にも迫ります。
“Do the right things” 靴ブランドKEENが多くの人を魅了する理由【Be Climate Creative!】
「Do the right things(正しいことをする)」という理念をもとに社会貢献の輪を広げるシューズブランドKEEN。キーン・ジャパン合同会社のヒルダ・チャン氏に話を伺いました!
【イタリア現地レポ】「Do you speak Design?」持続可能性の観点でまわるミラノデザインウィーク
世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク(Milano Design Week)」が、コロナ後、4年ぶりにイタリア・ミラノで開催。その様子をレポートします!
【2023年5月】中年男性だって踊りたい。ちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース5選
新しい「地球サイズ」の惑星の発見から、子どものために気候変動に立ち向かう高齢者、そして踊るお父さんたちまで。2023年5月に見つけた世界の素敵なニュースをお届けします!!
発酵が教えてくれた、「目に見えないもの」を大事にする力
2023年2月、イタリア、フィンランド、スペイン、タイから、食文化の研究者、ジャーナリスト、世界トップクラスの料理人など、計12人の食や農の専門家たちが日本にやってきました。ほとんどが初めて日本を訪れるという彼らの訪問の目的は、日本各地の「発酵の現場」を回ることでした。
発酵食品は、健康に良いのはもちろん、その持続可能な生産工程はサステナビリティの側面からも魅力的なものです。ただ、今回のツアーを通して発酵食品が教えてくれたのは、「目に見えないもの」の大切さでした。たとえば、発酵食品は、作り手の技術だけでなく、微生物、土地の風土、環境、素材……そのすべてが重なり合って完成するもの。イタリアで地域の素材を使って味噌や醤油をつくる発酵食品のプロフェッショナルのカルロさんは、発酵は「魔法だ」と言いました。
そんな発酵に欠かせない微生物の存在は、私たちが生きる土地の健康を守るために大切な存在であり、土地の健康こそが、私たちが生きる世界をよくするために必要なもの。カルロさんはそんな言葉を伝えてくれました。そして、その土地の健康を守るために、化学薬品を使った大規模な農業ではなく、小さな農業や家庭での食事などが大事だと言いました。
最後に、こんな言葉を残してくれました。
「日本は島国です。世界中の島には、それぞれ生態系がありますが、その境界はどこでしょう?微生物の境界はどこでしょうか?たとえば、日本の生態系は、中国や韓国、他の国の生態系ともつながっています。私たちは、海や土地が誰かのものだと思っていますが、世界はすべてつながっています。宇宙はすべて一つの生態系。私たちが勝手に境界線を引いているだけで、本当は、ばらばらではなくかかわりあっています。料理も同じ。イタリア料理、フランス料理……全て同じ宇宙のなかにある材料を使っています」
効率や論理、目に見えるものが重視される社会では、つながりや微生物などの「目に見えないもの」はしばしば見逃されてしまいます。だけど、そんな目に映らない存在を大事にしながら生きることができたら、そこにはきっと、もっとやさしくて明るい世界が広がっているはず。そう思うのです。
ごみ削減アクションのSNS投稿が、寄付になる!「530ACTION WEEK」
今年も、「530(ごみゼロ)ACTION」週間がやってくる!2023年5月23日(火)〜5月30日(火)の一週間、ハッシュタグ #530ACTION を付けてごみを減らすアクションの投稿すると、1投稿あたり530円が自然保護やゼロウェイストに取り組む団体に寄付される仕組みです。
気候危機時代に「神話」を読もう。いま学びたい古代の哲学とは
「気候変動時代の環境倫理を模索するために、神話を読もう」。いま、神話が、単なるファンタジーではなく、人間を自然のなかの一つの構成要素として位置づける、実用的なツールだと注目されています。
サウジアラビアの首都に突然現れた「巨大新聞」の正体
サウジアラビアで有名なスポーツ新聞社Ariyadiyahが、世界健康デーに行ったキャンペーンが秀逸。人々の肥満率が高いことに着目して、世界初の「座って読めない」新聞を作ってしまったのです。
「ウミガメを守りたい」そう思ったときに知りたい注意点と、小笠原の成功事例
「間違った保護方法もウミガメの個体数を減らしている原因の一つです」。人とウミガメの共生に成功している小笠原諸島から学べることとは?