これまでIDEAS FOR GOODでは、バイオマス・リサイクルソリューションを通じ「世界を素から変えていく」ことで、リジェネラティブなライフスタイルの実現を目指す三井化学株式会社と、株式会社メンバーズとの共催により、プラスチックに関連するオンラインセミナーを2023年11月と12月の2回にわたり開催してきました。
第一回「欧州事例から学ぶ!カーボンニュートラル社会で求められる『脱プラ』に代わる選択肢とは?」
第二回「世界におけるプラスチック規制の動向~脱プラ社会に求められる企業行動と生活者ニーズ~」
2回にわたるイベントでは、カーボンニュートラル社会に求められるバイオマスプラスチックの解説や、欧州におけるバイオマスプラスチックの最新採用事例とプラスチックを取り巻く状況、世界におけるプラスチック規制の動向などを追いました。(過去開催セミナーの詳細内容はイベントレポート「第1回レポート」「第2回レポート」をご参照ください)
いずれも定員とさせていただいた1,000名のお申込みがあり、セミナー当日も非常に多くの方々にご参加いただきました。また、セミナーの各セッションで複数の専門家や有識者により、これからのプラスチックについて活発な意見交換を行い、参加者の皆さまからも多くのご質問を頂きました。
セミナー当日は時間の都合上、一部の質問にしかご回答することができませんでしたので、今回は過去2回のセミナーの振り返りやみなさまからいただいたご質問への回答を含め、セミナー登壇者によるカジュアルなトークセッションを開催いたします。これまでのセミナーに参加された方はもちろん、今回がはじめての方にとっても有益な会とできればと考えていますので、どなたでもご参加可能です。
イベントでは「バイオマスプラスチックにまつわるエトセトラ(最新の取り組み)」や、「脱プラ・改プラの先進事例や社会の潮流は?」「サステナブル価値の提供に必要とされる消費者とのコミュニケーションとは?」など、さまざまな質問にお答えしていきます。
今回はカフェで気軽にお話しする雰囲気で、これからのプラスチックに関するお話しをお届けできればと思っておりますので、皆さまもコーヒー片手にご参加ください。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
イベント内容
- オープニング(2分)
- 過去のセミナーまとめ・報告、質問のサマリー・傾向(10分)
- カジュアルトークセッション・セミナー開催の感想、代表的な質問への回答(45分)
- クロージング
開催概要
日時:2024年2月8日(木)16:30~17:30
会場:オンライン(Zoom)
人数:500名(先着)
参加費:無料
参加方法:イベント当日までに、配信URLをお送りします。
お申し込み:Peatixイベントページよりお申し込みください。
※このイベントは、ハーチ株式会社・三井化学株式会社・株式会社メンバーズ、3社共催となります。申込み情報は主催企業間で共有させていただく場合がございます。
登壇者プロフィール
松永有理氏(三井化学株式会社 グリーンケミカル事業推進室 ビジネス・ディベロップメントグループリーダー)
大学では環境経営を学び、2002年三井化学入社。食品パッケージなどの素材であるポリオレフィン樹脂の営業・マーケティング、IR・広報、ESG推進室を経て、2023年6月よりグリーンケミカル事業推進室。バイオマス・リサイクル素材のブランディングとマーケティングを担当。2015年に組織横断的オープンラボラトリー「そざいの魅力ラボ(MOLp®)」を設立、B2B企業における新しいブランディング・PRの形を実践している。PRSJ認定PRプランナー。MOLp®の活動を通して2018年グッドデザイン賞ベスト100、2018トレたま年間大賞(テレビ東京WBS)、Japan Branding Awards2021「Rising Stars」賞受賞。
富山恵梨香(ハーチ欧州・IDEAS FOR GOOD副編集長)
パリ在住。大学では行動経済学を学び、卒業後は日系不動産会社のベトナム、ハノイ支店に約2年間勤務。現在は、国内外の社会的企業に取材する傍ら、体験型メディア事業「Experience for Good」責任者としてベトナム・ハノイの「ウェルビーイング」ツアーなどを企画・実施。フィリピン在住経験のほか、世界20カ国以上への渡航経験あり。
青木茂樹氏(駒澤大学 経営学部 市場戦略学科 教授・サステナブル・ブランド国際会議 アカデミックプロデューサー)
慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得。南カリフォルニア大学マーシャルスクールオブビジネスにて研究員。山梨学院大学現代ビジネス学部教授などを経て、2008年駒澤大学経営学部市場戦略学科教授。山梨県産業振興ビジョン策定委員会委員、山梨県新しい都市づくり委員会委員などを歴任。日本マーケティング学会サステナブル・マーケティング研究会リーダーを務める。現在は、デンマークのAalborg大学で客員研究員として在籍中。
原裕氏(株式会社メンバーズ 執行役員 脱炭素DX研究所)
1984年アメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社に入社、外資系広告代理店を経て1999年よりデジタル・マーケティング支援会社メンバーズ(2005年より執行役員)において、大手企業のデジタル・マーケティング支援を行なっている。現在は脱炭素DX業務で企業の脱炭素化を推進中。
中村 優花(株式会社メンバーズ 脱炭素DX研究所)
ユーザー調査やNPOとの共同プロジェクトなどの業務を経て、現在は企業の社会課題解決型マーケティングや企業の脱炭素化の支援を行う。企業インタビューコンテンツの取材やプロボノ活動にも積極的に関わる。2023年度グローバルコンパクトネットワークジャパン CSV分科会幹事。
こんな方におすすめ
- サステナブル経営を目指す・実践する企業の方
- 企業のブランドマネージャー、商品企画部門担当の方
- カーボンニュートラル社会におけるプラスチック問題に関心のある方
- バイオマスプラスチックに関して知りたい方
- バイオマスプラスチックに関する欧州先進企業の事例収集をしたい方
- サステナブルな製品開発に関心のある方
- 素材転換により脱プラ以外にも選択肢があることを学びたい方
- IDEAS FOR GOODのイベントに関心がある方
▶︎Peatixイベントページよりお申し込みください