どう食べるかは、どう生きるか。「地中海食」をヒントに持続可能な食文化への道をひらくFuture Food Institute

Browse By

気候変動が加速し、異常気象や猛暑の日が増え続ける昨今。あらゆる国、業界でCO2の削減、生物多様性の回復などへの策が講じられているなか、食の業界でもこれまでの工業型農業からの脱却、食品廃棄物の削減など、さまざまな取り組みが行われている。

そんななか、そうした個々の取り組みを地域や国をも越えてつなぎ、気候変動に共に立ち向かうグローバルな食のネットワークを作ろうとしているのが、2013年に設立された、イタリアに拠点を置く国際的な公益団体Futute Food Institute(以下、Future Food Institute)だ。

「私たちの食文化は、私たちのウェルビーイングや気候変動に直結しています」

同団体の創設者で代表のサラ・ロベルシさんはこう語る。持続可能な食の未来を作る独自のラーニングプログラムの開発や、食分野でのスタートアップ創出の促進などを世界各地で行うFuture Food Institute。2019年からは東京都京橋地区にリビングラボの活動拠点をかまえ、日本の食農分野の実業、及び関心をもつ企業や組織、教育機関、スタートアップなどと共にイベントや研修を開催し、コミュニティ醸成を推進している。

Future Food Instituteがグローバルな食のネットワークを作る理由や、活動を通して目指す未来とは、どのようなものなのか。そして、私たちに今必要とされている新しいマインドセットとは、何なのか。2024年3月に来日したサラさんに、話を聞いた。

サラ・ロベルシ(Sara Roversi)さん。東京都・京橋のSUIBAにて筆者撮影

サラ・ロベルシ(Sara Roversi)さん。東京都・京橋のSUIBAにて筆者撮影

話者プロフィール:Sara Roversi(サラ ロベルシ)

サラは経験豊かな社会起業家であり、食のエコシステムにおけるオピニオンリーダーである。変革を起こすゲームチェンジャーとして、繁栄思考に精通した彼女は、過去10年にわたり、教育、研究プロジェクト、イノベーションへの挑戦を通じて、食のリーダーや若者を次の段階へと導くことを使命としてきた。2013年よりフードイノベーションを通して地球・人類の双方にポジティブな影響をもたらすべく、エコシステムであるFuture Food Instituteを設立。2020年には持続可能な村のプロトタイプであるPollica – Paideia Campusを立ち上げ、気候変動などの環境面・コミュニティ・人々の健康・経済および政治面・伝統・文化など全体を対象とする統合型アプローチのコンセプトを実践。

「大きすぎる課題」を解決するためには、グローバルなコミュニティが必要

Q. まずは、Future Food Institute設立の経緯を教えてください。

「全ては、『強い責任感』から始まりました。私は20年前、イタリア全国へフランチャイズの寿司屋を展開していました。そのときには、飲食業界で働く者のひとりとして、自分が地球や社会に対して作り出している負のインパクトに全く気づいていませんでした。しかし、社会的な気候変動への意識の高まりもあり、徐々に自分のビジネスが環境や人々に害を及ぼすものだということがわかってきたのです」

Q. そこから、自社のビジネスをサステナブルに転換しようとすることもできたと思います。なぜ、あえてグローバルな食のネットワークの構築に乗り出したのでしょうか?

「今世界で起こっている問題は、一人の人間や一組織で解決するには大きすぎると考えたからです。全ては相互に影響し合っており、個人やひとつの企業だけでの解決は不可能です。ですから、国際的なパートナーシップを構築し、グローバルファミリーを作ろうと決めました。

パートナーシップの広がり方は、アメリカのサンフランシスコやオランダのアムステルダムといった、気候変動のトピックに特に注目している場所から偶発的に始まっていきました。機会やニーズから広がっていくエコシステム、と言いましょうか。とにかく、同じマインドを持つ人々を、行政、スタートアップ、学校など、セクターを問わずに巻き込んでいったのです」

プロセスの中で共に成長する、Future Food Instituteのラーニングプログラム

Q. Future Food Instituteが開発するラーニングプログラムについて教えてください。そもそも、なぜ教育プログラムの開発から活動をスタートしたのでしょうか?

「問題を解決するには、皆で学ぶことが必要だと考えたからです。食に関する教育の大きなニーズを感じたのです。そもそも、私たち自身もこの団体を作った当時は、食の持続可能性について、何も知らない状態でした。そこで、私たちも含め、参加する人たち全てが学ぶことができるラーニングプログラムを作ることにしました。

Q. Future Food Instituteのラーニングプログラムには、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。

「私たちのラーニングプログラムは、未来を探求することを目的としています。そしてそれを、参加する人たちがプロセスの中で共に成長できるようにデザインしています。

まず、プログラム内容を最先端のものにするため、初期段階から食に関する専門的な知識を持つ教授を巻き込みました。未来を探究するためには、メソドロジー(方法論)が必要ですからね。

一方でこのプログラムは、具体的な事業や新しい取り組みを創出するインキュベーションの中で学んでいく、実験的なものです。ここがとてもユニークな点で、確立された理論を教える学校での学びとは根本的に異なります。これが私たちのDNAであり、大学やインキュベーター、企業など、すでに素晴らしい取り組みを行う人たちとの協働を可能にしている理由でもあります。Future Food Instituteはいわばそうした人々のハブとも言えますね。

プログラム内容は、毎回異なります。なぜなら、内容はその時々の材料──『集まる人々』と、『その人たちが直面している課題』で作られるからです。ですから、どんなプログラムも前年とは異なるものになるのです」

リジェネラティブとは、「命」を生み出すプロセスそのもの

Q. ここからは、Future Food Instituteが活動を通して伝えようとしている、いくつかのキーワードや思想について伺っていきたいと思います。まずは、Future Food Instituteの全ての活動の根底にある精神とも言える、「Integral Ecology(以下、インテグラル・エコロジー)」について、教えていただけますか。

「まず、環境の再生、人間の健康の向上、文化的遺産の保存……これらはしばしば別々に語られますが、本来は全て同じバスケットの中に入っていて、相互につながり、関係し合っているのです。インテグラル・エコロジーとは、これらの点と点をつなぎ合わせ、そのつながりのバランスを保ち、全てのループを閉じることだと考えています。

これを実現するためには、自分の人生の全ての側面が地球や社会に与えている影響を自覚し、より大きなスケールで理解すること、そして自分たちがやっていることの背後で何が起こっているのかを、常に振り返り続けることが大切です」

以下は、「ECO CATHOLIC」の動画によるインテグラルエコロジーの精神のイメージ図だ。青い丸は気候変動や生物多様性の減少といった環境問題、茶色い丸は貧困や労働問題といった社会問題を表す。左側ではそれぞれの課題が個別に存在しているが、右側ではそれぞれの課題が相互につながっており、インテグラル・エコロジーのレンズで世界を見ると右側のように見えてくるのだという。加えて、人間は自然の一部であると捉えることも、インテグラル・エコロジーの精神性の重要なポイントだ。

Q. では、再生を表す「リジェネラティブ(リジェネレーション、再生)」という言葉を強く提唱するのはなぜでしょうか。サステナビリティとリジェネラティブの違いは、どこにあるのでしょうか。

「私は、人々がサステナビリティという言葉を使うとき、それはどれほど具体的なアイデアなのかを常に疑問に思います。サステナビリティという言葉は実はとても曖昧なものです。そしてこの言葉は、人々が日常に変化を起こすのを助ける何かではないと考えています。私たちはサステナブルだと考えながら、実際にはサステナブルではない選択をすることが往々にしてあるからです。

例えば、今世間では『プラスチックは悪いものだ』という言説がトレンドのようになっているため、とにかくプラスチックは環境に悪いものであるから選択してはならない、といった風潮があるように感じます。もちろん、それらが海や土壌の中にあれば悪いものとなります。しかし、正しい方法で使い、捨てずにきちんとリサイクルすれば、プラスチックは必ずしも他の素材と比べて悪ではない場合もあります。このように、どんな解決策も、状況によって良いものにも悪いものにもなります」

「私が『リジェネレーション』を提唱するのは、人々のマインドセットに対し、より即時のアクションを呼びかけることができるからです。こうした理由から、私たちはFuture Food Instituteのプログラムを『RegenerAction(リジェネアクション)』と名付けているのです。ここには、『あなたもアクションの一部とならなければいけない』という意味が込められています。

そして、再生は循環のプロセス──私自身が再び何かを作り出すこと、つまり何かに『命』を与えることを意味します。再生は、命が作られるプロセスなのです」

Q. 私たちは日常の中でどのようにリジェネラティブな思考や実践を取り込んでいけば良いのでしょうか。

「リジェネラティブに考えるということは、場所や時間、人とのつながり……自分が関わる全てのものを無駄にしないことだと考えています。そのためには、いつ何時も自分自身を、新しい『価値』や『機会』を生み出す存在と定義することが必要です。

仕事を例にあげると、私たちはこれまで、環境や地域コミュニティといった他のことは気にせず、自社の利益を作り出すことを優先するマインドセットを植え付けられてきました。一方でこれからは、自分の行動や仕事を通していかにポジティブなインパクトを生み出すかを考えることが重要です。私たちFuture Food Instituteは、ビジネスを『成長し利益を追求するもの』ではなく、地球や社会に『インパクトを生み出すもの』だと捉えています。これが、私たちがビジネスを運営する基本となる考え方です」

新芽

今のシステムを変えるためには、「創造的破壊」が必要

Q. Future Food Instituteでは、持続可能な未来を作るためにあえて現在の仕組みを壊していく「創造的破壊」の必要性にも度々言及されていますよね。創造的破壊とは何を意味するのでしょうか?

「今の社会には、創造的破壊が可能な限り必要だと考えています。現在世界で起こっている問題を解決するためには、表面的な解決策(レシピ)だけでは不十分で、食分野のエコシステム(業界や人同士の関係性)や商品のデザインプロセスそのものを変える必要があるからです。これが、創造的破壊と言えます。マインドセットを根本的に変えていかなければならないのです。

例えば、これまでのデザインプロセスは、その商品やサービスの顧客のみを満足させるためのものでした。しかしこれからは、自然や動植物といった人間以外の種や社会全体のウェルビーイングを目的とする『プロスペリティ思考(繁栄思考)』が必要になってきます」

繁栄思考の解説

「また、リジェネラティブ農業を社会全体に浸透させることも、『創造的破壊』を意味します。実現するためには、カーボンファーミングやカーボンファイナンスなど、農業の仕組みそのもの転換が必要となるからです。そして、結果的には水や土壌の安全、人々の健康に大きな影響を与えます。リジェネラティブ農業は、農業の価値を完全に変えるものなのです。

一方で、創造的破壊のマインドセットは個人の食生活やサステナビリティに対する意識を高めるためにも必要だと考えています。

例えば、本来ならば冬にトマトは採れないはずですから、冬の間はトマトのことは忘れなければなりません。他のシーズンに食べれば良い。ただ、私たちが生きる社会システムはそのようには教えてくれません。スーパーに行けば、どんな季節でもトマトが手に入るからです。こうした、本来ならばおかしな状態から、創造的破壊のマインドセットを持って脱却して行かなければいけないのです」

Q. システムや価値観を根本から問い直す、大きな転換が必要なのですね。現代に生きる私たちにおいて、こうした転換を阻むボトルネックになっているマインドセットがあるとしたら、どのようなものでしょうか?

「人々の間に、信頼関係が無いことではないでしょうか。これは特定の業界に関わらず、世界中のどこでも起こっていることです。市民は政府を信頼しない、政治家は起業家を信頼しない、若い世代は高齢の世代を信頼しない、一方で高齢世代は若い世代は何もしないと非難する……このような状態では、今私たちが直面している大きな課題を解くことはできません。チームメイトを信頼できなければ、道はありません。皆が共に取り組むことによってのみ、解決策を見つけることができるのです。ですから、信頼は全ての共創の中に取り戻すべきカギだと思います」

「地中海食」は、持続可能性の理想的な“ロールモデル”

Q. Future Food Instituteでは、リジェネレーションやインテグラル・エコロジーといったキーワードの実践例として地中海周辺が発祥の「地中海食(Mediterranean Diet)」を提唱されていますよね。これについても、詳しく教えていただけますか。

「地中海食は、今日、皆が持続可能な社会に移行するための世界の遺跡であり、ギフトのようなものだと考えています。Future Food Instituteにとっては、先に述べてきたリジェネラティブや繁栄思考といった概念を具体的に表す、完璧かつ明確なフレームワークでもあります」

地中海食は、野菜や果物、穀物、ナッツ類を中心とした食生活で、タンパク質は基本的には魚介類から摂取し、乳製品や肉は控えめに摂取することが推奨されている。地中海地域で栽培されるオリーブオイルをふんだんに摂取することも特徴だ。

地中海食

Q. 世界各地の環境はそれぞれに異なるため、収穫できる食材も異なりますよね。そんな中、「地中海食」をイタリアやその周辺以外の場所で実践するのは難しいと思うのですが、その土地固有の「地中海食」的な実践を追求すべきだということでしょうか?

「その通りです。私たちは、世界中の人がイタリア人のようにトマトやパスタを食べるべきだと言っているわけではありません。確かに地中海食は、とても健康的で素晴らしい食事です。特に、イタリア人にとってはね。

『diet(食)』という言葉に引っ張られて地中海食を『食』のことだと考えている人が多いのですが、そもそも英語の『diet』という言葉は、生活様式や生活習慣、生き方といった意味を持つギリシャ語の『Diaita(ディアイタ)』が起源です。つまり大事なポイントは、地中海食は『食』である以前に『ライフスタイル』そのものだということです。

ですから、地中海食において本当に重要なのは、プロセスの方そのものです。例えば、今社会で話されている持続可能な成長や開発、リジェネラティブ農業、生物多様性の保全、自然との関わり方、資源の扱い方、廃棄物を出さないこと、旬の食材を食べることやテーブルを囲んでみんなで食をわかち合うこと……地中海食はこれらすべてを、すでにその実践の中で私たちに教えてくれています。プロセスの中に、私たちがイタリアだけでなく世界のどこででも取り入れることができる具体的な例や哲学、原則が詰まっているのです」

2020年にイタリアやスペインの研究者らにより発表された論文にて提唱された環境への影響も含めて図解した新しい地中海食ピラミッドでは、地中海食のベースを構築する野菜や穀物食材は人間の健康にも環境にもよく、肉や加工食品、糖分の多いスイーツなどが含まれる上の段に行くほどそれが逆になっていくことが表されている。

また、食べ物の加工プロセスをなるべく少なくすることや地産地消の食材を食べることなども、下の方の食材を採る方が実現しやすいことがわかる。

地中海食ピラミッド

出典:Updating the Mediterranean Diet Pyramid towards Sustainability: Focus on Environmental Concerns

また、地中海食では、旬の食材を食べることやキッチンをシェアして共に一から料理すること、友人や家族とテーブルを囲んで食をわかち合うことなども人間のウェルビーイングにつながるライフスタイルとして大事にされている。2010年には地中海食の実践が、ユネスコの無形文化遺産にも登録された。

「こうした理由から、私たちは地中海食を守り、その概念と背後にある理念を知っていただきたいと考えています。持続可能な社会に移行していくためには、人々にとってわかりやすい事例や参考にしたくなるロールモデル、ガイドラインが必要だからです」

食事風景

日本各地に、異花受粉の起こるコミュニティを作っていく

Q. 日本での活動についても教えてください。そもそも、コラボレーションの始まりのきっかけはなんだったのでしょうか?

「FFIとして日本と関係を持ち始めたのは、10年ほど前のことです。きっかけは、その頃できあがってきていたグローバルネットワークの中に、多くの日本人が参加していたこと。また、日本には『三方良し』のような、自身とエコシステムとの間にバランスを見つける深い哲学があります。これがおそらく、日本と強いつながりを持つことになった理由でしょう。東京のコミュニティはさまざまな方々の協力から成長し、意義深い共創が展開されています」

東京・京橋リビングラボには、東京建物株式会社が開発・運営を行うキッチンスタジオ「SUIBA」や「TOKYO FOOD LAB」、持続可能なまちづくりのためのビジネス創出に向けた参加型プラットフォームである「シティラボ東京」などが含まれる。

東京・京橋リビングラボには、東京建物株式会社が開発・運営を行うキッチンスタジオ「SUIBA」や「TOKYO FOOD LAB」、持続可能なまちづくりのためのビジネス創出に向けた参加型プラットフォームである「シティラボ東京」などが含まれる。

Q. リビングラボである東京だけでなく、日本各地でのコラボレーションも始めていますよね。例えば、2023年4月、そして2024年1月には島根県の隠岐(おき)を訪問されています。

「隠岐は、私の心の一部です!隠岐の人々には先見の明があり、コミュニティの中ではすでにリジェネラティブな取り組みが行われています。素晴らしいプラットフォームであり、魅力的な事例です。共に企画するジオツーリズムによって、彼ら自身にその素晴らしさに気づいてもらいたいと思っています。

また、日本で最初にチッタスロー(スローシティ)の認証をうけた宮城県の気仙沼市とも、Future Food Insituteが指定管理として関わるポリカ市長がチッタスロー国際連盟会長であったこと、また行政や地元企業、そして市民社会が大切にする共通のビジョンから、共創の可能性を模索しています」

Q. 最後に、今後の展望を聞かせてください。

「食は私たちの健康であり、薬です。私たちは食べ物なしには生きていけません。そして、視野を大きく広げないと、真の意味でのサステナビリティには到達できません。

ですから、現在実施しているさまざまなプログラムにより多くの人を巻き込み、コミュニティを醸成し続けていくこと。異花受粉から派生するコミュニティ醸成のためには、縦割り(サイロ)構造となった企業組織から脱却し、パブリックに開かれたリビングラボのようなイノベーションの機会が必要です。まだまだ、やることはたくさんありますね」

サラ・ロベルシさん

編集後記

今回の取材を通して印象的だったのは、サラさんの、自分たちが生きる地球、そして社会への揺るぎない責任感と、強い主体性だった。そして、話を聞くうちにそれらは本編で触れたインテグラル・エコロジーの深い精神性──「人間は自然から生まれ、自然の一部である」という感覚から来ているものだと感じた。

リジェネラティブという言葉は昨今よく聞かれるようになったが、そのより深い精神性についても改めて学ぶことができた。今この瞬間の自分の存在や行動が、社会や地球に何らかの影響を及ぼすものであると認識すること。これは、自分が地球という大きなエコシステムの一部であることを認識することと同義ではないだろうか。

そう考えると、人間は地球や自然環境に害を与える存在ではなく、その恩恵を受けながら何かを「生み出す」ことでその恩を地球に返していく、エコシステムの中の「主体」だと感じられるようになる。大きなシステムの転換はもちろんのこと、その前まずは個々人がこの感覚を強く持って日々を過ごすことが、本質的に持続可能な社会への移行に必要なのではないかと、取材を通して感じた。

【参照サイト】Future Food Institute
【参照サイト】Pollica and the Mediterranean Diet
【参照サイト】What is the Mediterranean diet?
【参照サイト】Future food is an ecosystem
【参照サイト】What is integral ecology?
【参照サイト】Updating the Mediterranean Diet Pyramid towards Sustainability: Focus on Environmental Concerns

FacebookTwitter