All posts by Okazaki Akiko
なぜ今、人々はアナログに魅了されるのか?「幸福な偶然」を求める現代の価値観
デジタルが主流の現代において、コストや時間効率が悪そうなアナログがなぜ、世界でトレンドになっているのでしょうか。その背景に垣間見える、現代の哲学とは?
あなたの体力、ジムじゃなくて地域のために使わない?英国のチャリティフィットネス「Good Gym」
ジムに通うのは健康に良い。しかし、空調の効いた部屋で電動マシンをこぐなんて、エネルギーを無駄にしていないかと感じたことがある人はいませんか?英国では運動を地域ボランティアに結びつけるジムがあります。
「草花」が、歩きたくなるまちのリズムをつくる。都市デザインにおける植物の重要性
従来型のハード・経済活動重視のまちづくりから、あらゆるジェンダーに向けた包括的なまちづくりが進んでいます。新しい建物を建てることなく、都市デザインに寄与するのが「植物や花」。その効果とは?
「地球の幸福度ランキング2024」が示す、経済発展ではない豊かさ
各国の幸福度を環境持続可能性の視点から評価する指標「地球幸福指数」の2024年度版が発表されました。GDP拡大にとらわれない指標から見えたものとは?
市民が“勝手に”置いたベンチが社会を動かす。誰もが居場所を感じられるまちづくりのヒント
米バークレーの街で、青年がバス停に手作りベンチを設置。その「ゲリラ活動」の意図は?誰もに居場所があるまちづくりのためにベンチが果たす役割とは?
レバノンでAI大統領が登場?政治不信を乗り超える「#OurAiPresident」キャンペーン
レバノンの新聞社が、なんとAIの大統領を生み出しました。透明性、誠実性、功利主義を理念とし、データと論理主導の意思決定を行う。そしてそれは政治的・宗教的立場を超えて偏りがない─あなたはどう思いますか?
日本版DBSは、子どもへの性犯罪を防げるか
2024年3月19日、日本版DBSを導入するための法案が閣議決定されました。日本版DBSとは?海外の事例やその課題について考えます。
仏・シャンパーニュ、新ボトルを19万パターンの緑「っぽい」色で展開
フランスのシャンパーニュ・テルモンは、今年から「完璧な」ワインボトルを提供するのをやめることを決意。これまで規格外の色のボトルは選別・廃棄されていましたが、今後標準の色(グリーン)に近いボトルは全て商品化されます。
小学生の学習パートナーは72歳。高齢者をサービスの受け手から「担い手」に変えるシニアチューター制度
「高齢者」と「子どもの教育」のかけ算で、少子高齢化に伴う問題を払拭しようとする試みが米国で成果を上げています。平均年齢72歳のシニアチューターたちと一緒に勉強した生徒の97%が様々な試験で読解力の向上を示したといいます
グアテマラ先住民族に学ぶ、善き生き方「ブエン・ビビール」とは?
グアテマラ先住民族の女性たちが実践する、地域に根差したメンタル・ウェルビーイング・コミュニティと、その根底にある「ブエン・ビビール(善き生活)」という考え方を紹介します。
小さな瞳が捉える気候危機の最前線。先住民族の子どもたちにカメラを渡してみたら?
セーブ・ザ・チルドレンは、写真家Angela Ponceと協力してコロンビアの先住民族Wayuuの子どもたちに写真の基礎を教え、1週間にわたって身の回りの環境や文化、生活をカメラに収めるという一風変わったワークショップを開催しました。
市民が地元メディアを選んで“寄付”できる。民主主義を作るワシントンD.C.の新法案
ニュース離れが進む今、米国では政府がバウチャーを発行し、市民がそのバウチャーを使って自分の好きな地元の報道機関に寄付できるプログラムが活発化しています。
「私たちには気候変動を学ぶ権利がある」アメリカの高校生が“学校版グリーンニューディール”を要求
世界各地でZ世代のムーブメントが活発化しています。全米50校以上の高校に通う生徒たちが、「学校のためのグリーン・ニューディール」を提唱し、学校において気候変動対策を実施するよう求める運動を繰り広げています。
インドで導入された、3分の1の議席を女性に割り当てる「女性クオータ制」とは?
日本と同じく、女性の社会進出が低いランクのインド(ジェンダーギャップ指数は127位)が、思い切った改革に。インド下院が、その3分の1の議席を女性に割り当てるという、女性クオータ制の「歴史的法案」を可決しました。
シングルマザー向けの大学進学と住居支援、米国インディアナ州で始まる
シングルマザーたちに住居を保障し、大学の学位を取らせる、米国で始まった「アンダーソン・スカラー・ハウス」。教育がシングルマザーの抱える多種多様な問題を解決する「特効薬」になるのでしょうか?
人新世の“新しい語彙“を生み出す、イタリアの「言語現実局」
「気候変動による激動の時代を表現できる言葉を持たなければ、人々は今何が起きているかさえも完全には把握できない」──人々のモヤモヤから、新しい語彙を生み出すプロジェクトがイタリアにあります。