All posts by Okazaki Akiko

市民が地元メディアを選んで“寄付”できる。民主主義を作るワシントンD.C.の新法案

ニュース離れが進む今、米国では政府がバウチャーを発行し、市民がそのバウチャーを使って自分の好きな地元の報道機関に寄付できるプログラムが活発化しています。

デモ

「私たちには気候変動を学ぶ権利がある」アメリカの高校生が“学校版グリーンニューディール”を要求

世界各地でZ世代のムーブメントが活発化しています。全米50校以上の高校に通う生徒たちが、「学校のためのグリーン・ニューディール」を提唱し、学校において気候変動対策を実施するよう求める運動を繰り広げています。

女性議員

インドで導入された、3分の1の議席を女性に割り当てる「女性クオータ制」とは?

日本と同じく、女性の社会進出が低いランクのインド(ジェンダーギャップ指数は127位)が、思い切った改革に。インド下院が、その3分の1の議席を女性に割り当てるという、女性クオータ制の「歴史的法案」を可決しました。

母と子

シングルマザー向けの大学進学と住居支援、米国インディアナ州で始まる

シングルマザーたちに住居を保障し、大学の学位を取らせる、米国で始まった「アンダーソン・スカラー・ハウス」。教育がシングルマザーの抱える多種多様な問題を解決する「特効薬」になるのでしょうか?

人新世の“新しい語彙“を生み出す、イタリアの「言語現実局」

「気候変動による激動の時代を表現できる言葉を持たなければ、人々は今何が起きているかさえも完全には把握できない」──人々のモヤモヤから、新しい語彙を生み出すプロジェクトがイタリアにあります。

マインドフルネス

NY、すべての公立学校で毎日2分以上の「マインドフルネス呼吸法」を義務化

ニューヨーク市は、幼稚園から高校まで、心の健康を維持するために毎日2〜5分間の「マインドフルネス呼吸法」をすることを義務づけ。教師や生徒のウェルビーイング向上が期待されています。

なぜ、アイスクリーム屋が地域の「場づくり」の役割を持つのか

アイスクリームで街を変える?プレイスメイキングのアプローチで、公共空間が賑わいの“居場所”に生まれ変わる。アイスクリームスタンドがもたらす交流と活気、その魅力を紹介します。

クリストフ・ヴィーダーケア副市長と、小さな若い政治家たち

子どもができる政治参加を。大人の職探しや納税を体験する、ウィーンの「リアル人生ゲーム」

ウィーンで行われた夏の子どもイベントがちょっとした話題に。子どもたちがロールプレイングゲームのように、興味のある職業に就いたり、政治に関わったりと、複雑な大人社会を実体験する、夏のキャンプイベントです。

不安や悲しみを吹き飛ばそう。ヨーロッパを巡る「踊れるキオスク」

気候不安、イライラ、悲しみ──そんなときこそ、踊ってみませんか?それができる「ダンスキオスク」がヨーロッパを巡回中です。

見つめる

禁煙エリアの喫煙者を「見つめよう」。香港の提案から考える、ルールの守り方

香港で驚くべき提案が。禁煙エリアでタバコに火をつけようとする人を、周囲の皆で「じっと見て」、喫煙を止めさせよう、というものです。あなたなら、どう感じますか?

On the Adamant

船の上では、患者も「同志」。パリ・セーヌ川に浮かぶ精神科病院ボート

フランスの首都・パリのセーヌ川に浮かぶ、ヨーロッパ唯一の精神科病院ボート。ここでは、患者と医療スタッフはお互いが治療に参加する「共同治療者」と位置づけられ、その関係は<平等>。

ベンチ

座るだけのSOSサイン。孤独を感じる子どものための対話型ベンチ

いま北米を中心に世界で広がっているのがベンチを活用した、子どもたちの「居場所」づくり。ベンチに座るだけで、周囲に心のSOSを発していることを知ってもらえるというものです。

民主主義

政治への失望を期待に変える?ヨーロッパで広がる民主主義の刷新

世界で大きな潮流となっている「民主主義の刷新」。政治を政治家だけに任せるのではなく、市民の発案で法律や予算を提案したりする市民の動きを見ていきます。

神話

気候危機時代に「神話」を読もう。いま学びたい古代の哲学とは

「気候変動時代の環境倫理を模索するために、神話を読もう」。いま、神話が、単なるファンタジーではなく、人間を自然のなかの一つの構成要素として位置づける、実用的なツールだと注目されています。

インフレ

AIが低予算のレシピを提案してくれる「インフレ時代のクックブック」

世界で加速するインフレ。カナダでは、食料品の買い物をする際に価格を抑えたものを選び、それらお得な食料品でレシピの作成をすることを助けてくれるAIが誕生しました。

携帯を見る女性

レストランの「秘密のメニュー」で知る、労働者の不都合な真実

コロナによってQRコードからレストランのメニューにアクセスできるお店が増えましたが、外国人労働者の権利問題を訴えるカナダの団体が、これを装った「秘密のメニュー」キャンペーンを開始しました。