Category Archives: コラム

ツバルの外相が「海の中」でスピーチ。気候変動に対して私たちができる3つのこと
COP26でツバルの外相がスピーチした場所は、なんと海の中。温暖化による海面上昇で国土が沈みゆく現状を世界へ訴えました。気候変動の進行を食い止めツバルを救うために、私たちには今日から何ができるでしょうか。

「勝手にポイ捨てが減る」ごみ箱のデザインを、行動経済学から考える
「ごみはちゃんと捨てないと、と思いつつも実際はポイ捨てをしたことがある」こんな調査結果が出ました。記事では、行動経済学(ナッジ)の視点から、捨てたくなるごみ箱、効果的なごみ箱について考えます!

GDPでも幸福度指数でもない。「地球の幸福度」を基準とした生き方を考える【ウェルビーイング特集 #36 新しい経済】
豊かさって、なんだろう。今問い直したい人にぴったりな、「より人間らしく生きること」に焦点をあてた指標があります。本記事を読み終えたときに、あなたは、新しくも懐かしい風景に飛び込みたくなるかもしれません。

なぜ今、世界はキンツギに魅了されるのか
欠けた食器類を漆で継ぎ、金などの金属粉で仕上げる日本の伝統的な修繕方法「金継ぎ(キンツギ)」。これが世界でひそかに注目を集めています。

ゼロウェイスト達成率9割。廃棄物ゼロレストラン7つのアクション | 店舗デザイン編【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#13】
第13回目である今回の「Peace for Earth」は、引き続きPizza 4P’sカンボジア店について紹介します。前回の記事では、カンボジア店オープン後の具体的なアクションを中心に紹介してきましたが、今回はカンボジア店を作り上げる上で意識した「いかにゼロウェイストを店舗デザインに組み込むか」について取り上げます。店舗で実際に使う建材や、スタッフが身につけるユニフォーム、レストランに欠かせない小物など、ありとあらゆる場面でゼロウェイストを意識。カンボジアでのゼロウェイストレストラン実践の舞台裏をシェアします。

誰のための「経済」?資本主義の向かう先【ウェルビーイング特集 #33 新しい経済】
経済はこれまで成長を正義とし、経済成長こそが、私たち人類を幸せにすると考えられてきました。一方で近年、その限界を指摘する声が広がっています。資本主義経済をめぐる論争が、気候危機や社会的不平等、生物多様性の損失などさまざまな世界の諸問題への議論に発展しています。地球の許容量を超えて、私たちの経済活動の影響力が大きくなってしまった今、このままの手段を続けて行っていいのでしょうか。

ゼロウェイスト達成率9割。廃棄物ゼロレストラン10のアクション【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#12】
第12回目である今回の「Peace for Earth」のテーマは、「ゼロウェイスト」に焦点を当てます。Pizza 4P’sは2021年7月、海外初出店となるカンボジアの店舗を、首都プノンペンにオープンし、その店舗コンセプトをゼロウェイストとしたことは第9回目の記事「1日180キロのごみを出す飲食店が、カンボジアで「廃棄物ゼロレストラン」をつくるまで」でも紹介しました。以前の記事では、カンボジア店をオープンさせるまでの過程を主に紹介してきたが、今回の記事では、オープン後の具体的なアクションを中心に紹介し、カンボジアでのゼロウェイストレストラン実践の舞台裏をシェアします。

「不平等」はなぜ生まれる?数字とデータで考える格差社会【ウェルビーイング特集 #28 格差】
近年、「格差が拡大している」と言われていますが、具体的にどのような格差があるか知っていますか?──今回の記事では「格差とは?貧困と何が違う?なぜ問題?」など、根本的な問いから解説していきます。

プラごみでつくられた「1000年後の未来へ向けた手紙」が伝えるメッセージとは?【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#11】
「私たちの思いやりの心は、きっと千年後に届けられるだろう。しかしそれは同時に、このプラごみも千年後まで残ることを意味する」──千年後の未来の子孫に向けて手紙を書く「Letters to the Future」という企画に込められた想いとは?

「発達障害は天才」ポジティブな言葉に隠れた危険性とは?ラベリングと多様性の関係を考える【ウェルビーイング特集 #23 多様性】
2021年4月、一般社団法人チャレンジドLIFEが発表した調査結果によると、こうして発達障害の認知度が確実に高まっている一方で、当事者や家族の90.4%が日常生活で「十分に理解されていない」と感じていることが明らかになりました。
私たちは、発達障害やHSP、LGBTにノンバイナリー、Aセクシャル……こうした多様な属性を指し示すラベルを知ることで、いわゆるマイノリティの存在や悩みに気づくことができます。しかし、先の例を見てみると、「発達障害」というラベルやカテゴリを知り、その概要が分かることと、当事者を正しく理解し本当の意味で受け入れることとの間には大きなギャップがあるように思えてしまいます。
今回は、この「カテゴライジング」「ラベリング」が多様性とどのように関係しているかについて考えてみましょう。

多様性ってそもそも何?その必要性を考える【ウェルビーイング特集 #21 多様性】
「多様性」や「ダイバーシティ」という言葉は、昨今いろいろな場所でよく聞かれますよね。そもそも多様性とは?本当に必要なの?そんな問いから、多様性について改めて考えてみました。

循環する経済と社会の本質を考える【ウェルビーイング特集 #16 循環】
ウェルビーイング特集の3つめのテーマ「#循環」。サーキュラーエコノミー、循環経済、循環型社会。これらの新たな概念に横たわる「循環」の本質を、脱炭素、再生、多様性、格差、あたらしい経済というテーマと共に考えていきます。

その表現は「ウォッシュ」?サステナビリティ関連用語で気をつけたいキーワード4選
「エコ」や「グリーン」など、環境に配慮していることを示す表記であふれている世の中。そういったワードを使うことで意図せず「グリーンウォッシュ」や「SDGsウォッシュ」に当てはまることはご存じでしょうか。ウォッシュとは、環境に配慮しているように(SDGsに取り組んでいるように)見せかけていますが、実態が伴っておらず、環境意識の高い消費者に誤解を与えるようなことを指す言葉です。

サステナビリティの先にある概念「リジェネレーション」とは?【ウェルビーイング特集 #6 再生】
サステナビリティ(持続可能性)の先にある概念として今注目が集まっているのが、リジェネレーション(再生)という概念。一体何が新しいの?これって人間中心的じゃないか?基本的な知識を踏まえ、問いながら進んでいく再生の記事です。

「LGBTQ+をどう描く?」P&Gが見せる広告業界の葛藤。多様な性が「当たり前」な社会を目指して
人の認識や価値観は、何気なく日頃、目にしたり耳にしたりしているものによって形作られる。たと

「肉なしじゃ物足りない」を覆す。レストラン商品開発の裏側【Pizza 4P’s「Peace for Earth」#08】
ベトナム国内でもヴィーガンが注目され始め、Pizza 4P’sでもヴィーガンメニューを提供することに。Pizza 4P’sではグランドメニューとは別に、季節ごとの期間限定メニューも提供しています。そして2021年3月からホーチミン市内にあるXuan Thuy店だけの限定メニューとして、ヴィーガンシーズナルメニューをローンチしました。ベトナム国内でサステナブルアクションに取り組む企業のリアルな現場をシェアします。