Category Archives: インタビュー

田中シェフ伊勢すえよし

食への感謝と美味しい恵みを未来に残すために。都市と地方を繋ぐ田中佑樹シェフ【FOOD MADE GOOD#8】

東京都西麻布にある割烹料理店『伊勢 すえよし』は、生産者と消費者の「心の流通」を掲げ、生産者直送の特選食材を届けている日本料理店です。今回は、都市と地方を結びつける田中佑樹シェフから生産と消費のあり方や、次世代へと食文化を残すヒントとなるお話を聞きました。

ガラパゴス諸島

自然を壊すのではなく、守る経済。エコツーリズムの聖地・ガラパゴスの智慧【ウェルビーイング特集 #13 再生】

NPO法人日本ガラパゴスの会・理事長である奥野さんは、ガラパゴスのことを「地球の縮図」だと表現します。現在、約3万人の島民が住んでおり、年間25万人を超える観光客が訪れるガラパゴスでは「島」という閉鎖空間の中で、一つの生態系が完結しています。経済を優先することで、環境が壊れるのではなくより良くなるような、社会が分断されるのではなくつながりが生まれていくような、環境・社会・経済の3つがなりたつ仕組みのデザインは、本当に可能なのか?そのヒントを伺いました。

アメリカのあらゆる生活者に循環の選択肢を。サーキュラーベビー服ブランド「Borobabi」

1着につき3〜6ヶ月でサイズアウトすると言われる子ども服。Borobabiは高品質なリジェネラティブ素材を使った子ども服を、レンタルも購買もできるシステムにすることで、新たな資源の循環を生み出そうとしています。

湘南ビジョン研究所_湘南ビジョン大学

国際認証「ブルーフラッグ」のその後。継続のための3つのカギとは?【後編】

2021年4月、環境を守る国際認証「ブルーフラッグ」を取得した神奈川県の片瀬西浜・鵠沼海水浴場。これからいかに取り組みを継続・発展していくのか?3つのポイントをお伺いしました!

ブルーフラッグ取得

神奈川の海水浴場が、厳しい国際認証「ブルーフラッグ」を取得するまで【前編】

神奈川県の片瀬西浜・鵠沼海水浴場が、民間団体としてはアジア初の国際認証「ブルーフラッグ」を取得しました。厳しい基準をクリアしなければ得られないこのブルーフラッグ、取得までにどのような経緯をたどったのでしょうか。

シネコカルチャー 太田さん

生物多様性を取り戻す。シネコカルチャーに学ぶ協生農法とは?【ウェルビーイング特集 #12 再生】

従来の、農薬を多く使った農業では生物多様性が失われ、生態系が破壊されてきました。そんな状況を変えるべく今注目を集めるのが、「協生農法」です。劣悪な環境こそが最適だという協生農法。一体どのような農法なのでしょうか。

茅乃舎外観

里山レストラン「茅乃舎」に聞く、スローフードとサステナビリティの関係性【FOOD MADE GOOD#7】

福岡県の里山で、15年前からスローフードをコンセプトに「てまひま」をかけた料理を作り続けている「茅乃舎」。大自然の中にただずむレストランで、スローフードとサステナビリティの関係性について伺いました。

椿の油で、森を再生する。島根・出雲で始まっている、静かな革命【ウェルビーイング特集 #11 再生】

古くは日本書紀や万葉集にも登場し、古来より日本人に愛されてきた常緑樹、椿(ツバキ)。光沢の

ベルリン在住のアーティストに聞く、人間と動物のちょうどいい距離感とは?【ウェルビーイング特集 #10 再生】

「私たちが動物たちの居場所を奪ってしまった。」そう話すのは、ベルリン在住のエコロジカル・アーティスト、井口奈保さん。彼女は、”Human Animal(人間としての動物)”と“GIVE SPACE(居場所を返す)”という2つの言葉を通して、「人間の動物としての役割は何か?」問いかけています。GIVE SPACEのSPACEには、フィジカル、メンタル、スピリチュアル、3つのスペースがあります。これらを少しずつ開放していくことで、他の動物と、そして人間同士が「ちょうどいい間合い」で生きていける。そのように井口さんは言います。

reNature創設者たち

お金がなくても環境はよくできる?貧困国でアグロフォレストリーを進める「reNature」【ウェルビーイング特集 #9 再生】

環境を良くすることは、自分のお財布の危機とのトレードオフなのか?余ったお金で植林をするのではなく、本気で農家による環境の再生と経済性のアップを目指す団体がオランダにあります。

Finca Luna Nueva

農業でCO2は削減できるのか?コスタリカの「リジェネラティブ農業」最前線【ウェルビーイング特集 #8 再生】

コスタリカで今、環境再生型農業の教育を進めているのが、リジェネラティブ農場でありながらエコビレッジを運営する「Finca Luna Nueva(フィンカ・ルナ・ヌエバ)」です。FLNは、25万エーカーの保護林に隣接する、中米で最初に有機(オーガニック)認証を受けたリジェネラティブ農場でもあります。今回は、FLNの共同所有者であり、米国グリーンピース基金の元理事長、環境再生型農業のイニシアチブ「The Carbon Underground」や「Soil Carbon Initiative」、「カリフォルニア州立大学チコ校の環境再生型農業イニシアチブ」の共同創設者を務めるTom Newmark氏に話を聞きました。

KITCHEN MANE(キッチンメイン)

レストラン「KITCHEN MANE」に、価格とグランドメニューがない理由【FOOD MADE GOOD#6】

本記事でご紹介するのは、横浜・馬車道にあるレストラン「KITCHEN MANE(キッチンメイン)」。”飲食店の新しい価値を創造する”という考えのもと、食を通して社会課題を解決するべく、サステナビリティを促進しているレストランです。近年、サステナビリティに配慮した飲食店は少しずつ増えていますが、KITCHEN MANEはさらに上をいくユニークな取り組みをしています。なんと、同レストランにはグランドメニューがなく、価格もお客さまが決めるスタイルなのです。

JINEN

人間の健康には、土の健康が欠かせない。土の持つ可能性に挑むJINOWA【ウェルビーイング特集 #7 再生】

GEN Japanがこのほど、人間を含むあらゆる生態系の回復に取り組む日本・ドイツ・イタリアなどの企業が参画する国際企業コンソーシアム「JINOWA(じのわ)」を設立しました。JINOWAは、2021年から2030年まで国連が進めている「生態系回復の10年」に参加し、あらゆる産業を循環型へ転換するために、地域コミュニティレベルでの生態系回復に向けた活動を行います。そんなJINOWAが最も注力して研究するのが「土の力」であり、健全な農作物を育てるための土壌の大切さや、生態系全体における土の役割を実証していきます。

自分らしく一歩踏み出すきっかけを。アフリカ布で雇用を生み出し、人を輝かせる「RAHA KENYA」の挑戦

人々が「物」を選ぶ際の基準が多様化しています。プロダクトの持つデザイン性や機能性だけでなく、使用されている素材や製作工程、製作者の想い、さらにはブランドのビジョンへの共感など人によってさまざまな基準があります。今回、個性的な柄で明るい色が特徴のアフリカ布を通じて人々の個性を引き出し、元気づけたいという想いを持つアフリカ発のブランド「RAHA KENYA」を立ち上げた河野理恵さんにお話を伺いました。

グリコが学校に17アイス自販機を設置。中高生が学ぶプラスチックとの付き合いかた

10代に人気なセブンティーンアイス。おいしいだけでなく、学校に設置したことで生徒たちのSDGs教育につながった事例を紹介します。

大気汚染

大気汚染を改善すると、温暖化が進む? 脱炭素に必要なのは、複雑さと向き合う力【ウェルビーイング特集 #5 脱炭素】

コロナ禍の経済活動制限で大気汚染が改善されたのなら、温暖化も緩和された…と思いきや、むしろ進行が早まった可能性もあるようです。これは何故なのか、IPCC AR5の執筆者でもある竹村教授に詳しくお話を伺いました。