Category Archives: ニュース

アンネ・フランクの家。筆者撮影

「アンネ・フランクの家」がオランダ総選挙の投票所になったワケ

2023年11月22日に行われたオランダの総選挙の際、アムステルダムのアンネ・フランクの家が投票所として使われました。その背景には、ある想いが込められていました。

ネットゼロ目標達成まであと何年?英国の「自治体ごとの進捗」可視化ツール

国や自治体が掲げているネットゼロ達成目標。目標年までの達成は本当に可能なの?と疑問に思ったことはありませんか。イギリスでは各自治体のネットゼロに向けた進捗状況を示す新たなツールが誕生しました。

インドで女性のバス乗車が無料に。背景にある、深刻なジェンダー格差

2019年以降、インド国内で女性客のバス運賃を無料化するプログラムが導入され始めています。多くの人が交通手段とするバスの無料化により、改善点を伴いつつも、女性の労働や教育にも良い影響を与える可能性が見えてきました。

生物多様性

「人類滅亡から1年後、世界はどうなる?」都市デザイン専門家が出した答え

「もし人類が絶滅したら、一年後の地球はどうなっているだろうか?」この質問に答えた都市デザインを研究する准教授は、人類がいなくなったあとの地球の姿を想像することで、私たちがこれまで地球に与えてきたダメージを明白にすることができると話します。

『ラ・メゾン』ワンシーン

高級娼館に潜入取材。アンダーグラウンドで働く女性たちの渇望を描く映画『ラ・メゾン 小説家と娼婦』

2019年、フランス。発表と同時に賛否両論を巻き起こした一冊の小説。身分を隠して、2年間娼婦として活動した気鋭の女性作家エマ・ベッケルの衝撃の自伝小説『La Maison』です。小説を原作とした映画『ラ・メゾン 小説家と娼婦』が、12月29日(金)から新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で公開されます。

モザイク画

自称「歩道の外科医」。街をカラフルにする道路補修アーティストEmemem

フランスの匿名アーティストは道路にあいた穴を色鮮やかなモザイク画に変身させます。歩行者の安全を守るだけでなく、その街に「詩的な」効果をもたらす彼の活動とは?

EndeavorOTC

薬の代わりにゲーム?大人のADHD症状を軽減できるアプリ

【ADHDの症状を軽減するゲームアプリ】楽しく遊ぶうちに脳の神経回路にアプローチし、集中力、注意力、認知機能を改善してくれるゲーム。臨床試験では参加者の83%に集中力の改善が見られたとのことです。

パン屋

払える人が、払える分だけ。フランスの「値札のない」パン屋

Mamatte Bakeryというフランスのパン屋チェーンでは、物価高対策としてユニークな取り組みをしています。

トイレットペーパー

11/19は世界トイレの日。34億人に安全を届けるトイレットペーパー革命「Who Gives A Crap」

11/19は世界トイレデー。トイレットペーパーを通じて世界の衛生問題・環境問題に挑むオーストラリアの起業家をご紹介します。

個包装はもう要らない?世界初、英国の「包装ナシ」プロテインバー

お菓子を食べていたら、いつの間にか机の上に小さな包装ごみが溜まっていた!という経験はありませんか?そんな状況を打破すべく、英国のスタートアップ企業が作ったのは、思い切って「包装をなくした」スナックバーでした。

Roofscapes

パリのトタン屋根を、緑の庭園に変身させるスタートアップ「Roofscapes」

都市のヒートアイランド現象の緩和や生物多様性の観点で、パリ市が注目しているのが「屋根」の活用です。

glass sea

水道水よりも安く。海水を「飲み水」に変えるテクノロジー、米国MITが開発

現在すでに水へのアクセスが限られている人々が多くいる中、今後の人口増加に伴って水不足の指標である水ストレスが増大することが見込まれています。そんな水へのアクセスの問題を緩和しうる装置が、マサチューセッツ工科大学と上海交通大学の研究者によって開発されました。

市民が地元メディアを選んで“寄付”できる。民主主義を作るワシントンD.C.の新法案

ニュース離れが進む今、米国では政府がバウチャーを発行し、市民がそのバウチャーを使って自分の好きな地元の報道機関に寄付できるプログラムが活発化しています。

北欧スウェーデンで進む、世界最大級の木造都市計画

2027年、スウェーデンに世界最大規模の木造都市が誕生する予定です。鉄やコンクリートよりも断熱性に優れ、大量のCO2を吸収できる木材は、サステナブルな建材しとして重宝される一方、それらの木が生み出される森林の持続可能性も考えていく必要がありそうです。

Barcelona

「ケアリング・シティ」バルセロナが高齢化社会に向き合ってみたら

「ケアリング・シティ」として、ケアを受ける人だけでなく、ケアを提供する人々のための制度や設備を整えるバルセロナ。高齢化が進む地域では避けられないケアのトピックに、バルセロナではどう向き合っているのでしょうか。

じゃがいもと男性の顔

「ジャガイモの茎」で服づくり。ポテトをこよなく愛す英国生まれの新繊維

私たちが普段食べているじゃがいも。収穫時に廃棄物となってしまう茎を繊維に変える技術を、英のスタートアップが開発しました。【ポテトの茎から作る服】