Tag Archives: ごみゼロ
世界遺産モンサンミッシェル、ゼロ・ウェイストを目指す。旅行者の協力を得る工夫とは?
世界遺産モン・サン・ミッシェルの自治体は、観光案内所や敷地内の土産店・レストランなどと協力し、ごみゼロを目標に掲げた2つの取り組みを2021年の10月から行っています。
小さな食の循環を。日本発の「LFCコンポスト」がパリのごみを削減へ
2023年から生ごみの堆肥化が義務付けられているフランス。そんなフランスで、日本でお馴染みのLFCコンポストの輪がパリを中心に広がりつつあります。現地で売られているコンポストバックは、実は日本のものと製造過程に違いが。LFCコンポストは、フランス人にどのように受け入れられているのでしょうか?
英国が新たに導入した「プラスチック税」その目的と効果とは?
2022年4月1日、英国でプラスチックに関する新たな税制度が導入されました。今回はその税がもたらすゴミ削減効果について、解説していきます!
小さなお皿に変えるだけ。Googleの社食で進む、食品ロス削減ナッジ
食べ残しゼロを目指すGoogleの社員食堂で、シンプルなアイデアによって廃棄量を最大7割削減できました。そのアイデアとは「小さなお皿」に変えるだけ。小さな変化は、時として大きな結果を生み出します。
フィリピンに「ゼロ・ウェイスト島」が誕生
2021年9月、アポ島がフィリピン初のゼロ・ウェイスト島になりました。約1,000人の住民が、ゼロ・ウェイストに向けて協力。使い捨てプラスチックの使用を規制する条例も制定されたそうです。
イスラエル政府の「清掃テック」ごみがデジタル通貨に変わるアプリが登場
「どうしたら、ごみ拾いを楽しいものにできるだろう。」そう考えたイスラエル政府が、ごみ拾いをするとデジタルコインがもらえるアプリを始めました。コインは、商品の割引クーポンなどと交換することができます。
「勝手にポイ捨てが減る」ごみ箱のデザインを、行動経済学から考える
「ごみはちゃんと捨てないと、と思いつつも実際はポイ捨てをしたことがある」こんな調査結果が出ました。記事では、行動経済学(ナッジ)の視点から、捨てたくなるごみ箱、効果的なごみ箱について考えます!
オランダの人気音楽フェスが、家で寝て過ごすよりもサステナブルな理由【DGTL前編】
オランダ・アムステルダムで毎年行われている音楽フェス「DGTL(デジタル)」は、フェスの楽しい体験はそのままに、世界で最もサステナブルな運営を行っています。今回、その主催者にインタビューしてみました!
「海賊」が川を救う。HUBBUBとコカ・コーラの河川清掃プロジェクト
イギリスの7つの河川で始まった清掃プロジェクト。市民は「海賊」になり、楽しみながら川の汚染問題に取り組みます。ナッジで社会問題にアプローチするHUBBUBとコカ・コーラによる、市民参加型のユニークな活動です。
貧困と海洋プラの問題を同時に解決。ごみを出した分だけ支払う「プラスチックオフセット」
プラスチックの排出量10kgあたり6ドルを支払うと、途上国でプラスチックごみを集める貧困層の人たちの賃金になる。温室効果ガスを相殺するカーボンオフセットならぬ、「プラスチックオフセット」に取り組む人々がいます。
コロナ禍でむしろ増えた“量り売り”【ドイツのバルクショップオーナーの声を聞く・後編】
日本にはまだ数が少ないバルクショップの現状について、ドイツ第二の都市ハンブルクにあるバルクショップ関係者たちに話を聞きました!今回は、オーナーたちを陰で支える社団法人「Unverpackt」の理事に取材をしています。
パッケージフリーな暮らしを模索する【ドイツのバルクショップオーナーの声を聞く・前編】
コロナ禍にも関わらず、ドイツでは2020年にオープンしたバルクショップ(量り売りのお店)が70店舗になりました。衛生観念が高まる中、バルクショップの現状について、ハンブルクにある二つの店舗に取材をしてみました!
化粧品や生活用品もゼロウェイスト。米国小売り大手UltaとLoopの容器回収サービス
アメリカ大手小売りビジネスUltaがLoopと提携し、シャンプーやハンドソープなどの容器回収・再利用サービスを始めました。Loopのサービスを通してUltaから商品を購入すると、回収・洗浄・再利用可能な容器に入った商品が、専用バッグに梱包されて購入者の自宅に届き、使用後は、空になった容器を専用バッグに入れ、受取り業者にピックアップしてもらうという仕組み。耐久性があること、水とエネルギーの利用を最小限に抑えて洗浄すること、最終的に廃棄する際にリサイクルが可能であること、美しく劣化していくことの4点を大事にしており、その他利用者が使用後に洗浄・分別をする必要がない点、容器に耐久性があるため輸送における緩衝材が不要な点も特徴です。
高校生のアイデアを形に。京都・亀岡市とBRITAに学ぶ官民連携のプラごみゼロモデル
世界の海に漂っているプラスチックごみは、推定1億5,000万トン。そのため、今さまざまな国や企業がいかに私たちの普段の生活でプラスチックごみを減らし、海に流出させないかを考えて、政策として取り組んでいます。そんな海洋プラスチック問題に自治体として行動を起こしているのが、京都府・亀岡市だ。同市は2018年12月にかめおかプラスチックごみゼロ宣言を発表し、全国で初めてプラスチック製レジ袋提供禁止(有料でも提供しないルール)を打ち出しています。
ごみを宝物に変える、アップサイクルアイデア10選【2020年まとめ】
アップサイクルは、ごみ削減につながるだけでなく、自然界から資源を新たに取らないことや、(リサイクルなどで)素材に分解するためのエネルギーを消費しないことから、環境の保全にも貢献すると言われています。元の製品の特徴を生かしつつ、より価値の高いものを生み出すアップサイクルに取り組む企業がこれからさらに増えてほしいですね。
京都市の「食品販売期限の延長」要請。フードロス削減に有効か
食品ロスを減らすために有効だと言われるのが、3分の1ルールとよばれる商習慣を変えること。京都市がこれに自治体レベルで取り組んでいます。同市は2015年に「新・京都市ごみ半減プラン」を策定し、2000年比で2020年までに食品ロスを半減させるという目標を全国で初めて設定。さまざまな取り組みを行う中で、効果が得られたのが、食品の「販売期限の延長」を要請することだったといいます。