Tag Archives: ヨーロッパ

製造のCO2排出を60%カットしたコンクリート、スイスの大学が開発

スイス連邦工科大学が、環境負担を減らしながら建造物を強化するコンクリートを発表。他の繊維補強コンクリートよりも10%軽く、製造工程でも従他のコンクリートの30~40%のCO2のみを排出します。

フィンランドのモビリティ

エコな交通手段で報酬がもらえる「CitiCAP」フィンランドの環境先進都市によるモビリティ活用

夏に「欧州グリーン首都賞」を受賞したフィンランドのラフティ市。ここでは、「環境にやさしい移動手段を用いることは、あなたのお財布にもやさしい」をテーマとした取り組みが行われています。

Too Good To Go

飲食店のフードロスをレスキュー。ヨーロッパで話題のアプリToo Good To Go

2019年は日本初となる「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)が

furnitures-for-insects

アーティストが挑む昆虫減少ストップ。昆虫の避難所となる家具コレクション

都市部の人口増加により、昆虫の絶滅が加速しています。この問題に対し、フランス人デザイナーのマレーネ・ ヒューソード氏がユニークな作品を発表しました。都市で暮らす虫たちのための家具コレクションです。昆虫たちに適した環境にこだわっており、都市の中の避難所として機能します。

バルセロナ アップサイクル

「過去」と「現在」を超えて人をつなぐアップサイクル。バルセロナ発レースアクセサリー店

使われていないものの個性を活かし、手を加えることで新たな付加価値を生む。近年注目を集めてい

車ナシ生活をおもちゃで表現。スウェーデン公共交通機関の無料パス提供キャンペーン

スウェーデン西部の交通機関ヴェストトラフィックが、期間限定でバスや電車などを利用できるフリーパスを3万人に提供するキャンペーンを始めました。車ナシ生活の影響を視覚的に表現するインスタレーションも展示しています。

people

自宅で簡単。リサイクルプラスチックを使ったHIV自宅検査キットがアフリカを救う

リサイクルされたプラスチックから作られた、自宅で誰でも簡単にHIV診断のできる検査キットが誕生しました。「BEFORE IT DEVELOPS , CATCH IT」のコンセプトで、HIV感染者の減少を目指します。

麦わらを使った衣服

フィンランドのエネルギー会社、廃棄予定の麦わらから洋服づくり

収穫の季節はもう終わり。残った麦わらを活用しようと、フィンランドに本拠を置くエネルギー会社と、エコな繊維技術開発で知られるSpinnovaが、世界初の麦わらベースの服を開発しました。

italy-new-bill

包装しない食料品を値下げする店を支援。イタリアで新法案

イタリアで、プラスチック問題の対策として、包装なしで販売する食料品等の値下げを促すために、店側に金銭的インセンティブを与える法案が提出されました。包装なしで販売される食料品や洗剤、量り売り用のディスペンサーや再利用可能な容器で販売される飲料・シャンプー等の液体物を、各店の店主が値下げすることを想定しています。店舗に金銭的インセンティブを与える形で法整備を進めるイタリアのやり方が、プラスチック削減にどの程度の効果をもたらすか注目です。

cacao-farm

ブロックチェーン活用でカカオ農家を直接支援できるチョコレートバー「The Other Bar」

オランダのNGOが開発したチョコレートバーは、ブロックチェーン技術をつかってカカオ農家に直接トークンが送れる優れもの。地産地消が難しいチョコですが、透明性を担保して消費者と生産者の心の距離を近づける試みです。

green-fibre-bottle-prototype-with-carlsberg-pilsner

脱ペットボトルへ。デンマークのビール醸造大手カールスバーグ、紙製飲料ボトルを発表

デンマークのビール醸造会社カールスバーグが、紙製の飲料ボトル「グリーンファイバーボトル」の試作品を発表しました。木材繊維で作られており、自然のなかで生分解可能です。さらに、コカ・コーラやロレアルもメンバーに加わる紙製ボトル・コミュニティで、持続可能なパッケージングをともに進めていくことも発表されました。そう遠くない将来、コンビニに紙製ボトルの飲料が並ぶ日が来るかもしれません。

フィンランドのエコリゾート

CO2排出量で宿泊費が変わる。森と湖の国が提案する究極のエコツーリズム

フィンランドに2022年オープン予定のリゾートでは、ゲストが滞在中に排出したCO2量に基づいて金額を決める予定。電気や水の消費を抑えたり、自然のアクティビティに参加したりすればそれだけ割引されます。

永遠の都ローマをエコに巡る。ペットボトルと交換で地下鉄が割引になるサービス

街に暮らす人々に、リサイクルの習慣をつけてもらうには?イタリアのローマでは、空のペットボトルと引き換えに地下鉄の乗車券が割引される取り組みが始まっています。

vegan-sausage

賛否を巻き起こした、英TESCOヴィーガンソーセージCM。その3つの意義とは?

英小売TESCOが10月から放映しているヴィーガンソーセージのTVコマーシャルが、世界中で議論を巻き起こしています。反論も起こっていますが、「動きを起こすのは新しい世代であること」「家族という小さなコミュニティでも変化が起こり始めていること」「Tescoのような大企業にも段階的な変化が求められていること」の3点を示していることに、このTVコマーシャルの大きな意義があります。

代替プラスチックのサンドイッチ袋

魚の鱗や皮でつくる生分解性バイオプラスチック。 使い捨て袋の代替となるか

私たちが何気なく捨てている魚のウロコや皮。これを使って代替プラスチックをつくりだした大学生がいます。製造のエネルギーもかからず、数年で生分解されるプラスチックのこれからに期待です。

廃棄物

年間約30キロの廃棄物削減。ゴミを減らす次世代のゴミ箱「Hetta」

生ゴミなどの有機性廃棄物を乾燥させて水分を減らすことにより、ゴミの量を減らすことができるゴミ箱が開発されました。1年間に約30キロの廃棄物を減らすことができます。