Tag Archives: 米国

ハチを家の庭で育てる

自宅の庭をハチのために。米ミネソタの自然保護プログラム

ミツを集めながら、送粉者として植物の花粉交配を助けているハチの数は今減少しています。そんなハチや同じく送粉者である昆虫たちを自宅の庭に集める取り組みが米・ミネソタ州で始まりました。参加者が、ハチや昆虫の栄養になる植物を植えると、補助金やワークショップ、栽培の手引きなどが提供されるもので、これによって送粉者の減少を食い止め、生物多様性を守ることができます。個人で誰でも参加できる、州が進める取り組みです。

Culdsac

徒歩圏内で何でも揃う。米アリゾナの歩いて豊かに暮らせる住宅地

米国アリゾナの自動車乗り入れ禁止住宅。徒歩5分圏内にスーパーやレストラン、カフェや共同ラウンジエリアだけでなく、緑豊かな自然がある歩いて移動できるウォーカブルな街の誕生だ。

日本もパートナー締結。アパレル雑貨の売り上げで国立公園を保全する「Parks Project」

アメリカで始まった、アパレル商品の一部を国立公園の保全に役立てるプロジェクト。若者への教育や地域の活性化などに取り組んでおり、日本でも10月から環境省とともに国立公園の魅力を発信しています。

NY

「このビルの評価はCです」扉に貼ったカードで建物のエネルギー効率を知らせるNYのプロジェクト

ニューヨーク市の大型建物に義務付けられたのが、「エネルギー効率の評価」の掲示。水利用、エネルギー利用・排出や効率性を一定基準に基づくA~Dの評価で、その会社の環境への貢献度をチェックすることができます。建築物におけるグリーンルーフや太陽光システム導入の要求、建物のグリーンエネルギー財政管理の構築、風力発電技術の有効活用の促進などさまざまな計画がある中で、中核の一つと位置付けられているもので、街が一丸となって推し進めるグリーン化の動きです。

森林火災にも。カリフォルニア発、消防士を命の危険から守る「無人消防車」

消防士のリスクを減らすために登場したロボット消防車「Thermite RS3」。10月13日、ロサンゼルス市消防局(LAFD)は米国初となるロボット消防車を公開し、同日、商業用建物の火災で使用した。米国に本拠を置くTextron社が製造したこの産業用ロボット消防車は、コンパクトながらもシャーシ(全幅に該当する縦の左右のフレームに横向きのフレームを組み合わせたもの)の幅が広く、毎分2,500ガロン(約9,460リットル)の放水が可能。遠隔操作で高画質なビデオ撮影もできる。
すべての消防活動に対応できるわけではないが、大規模な商業火災や建設中の木造構造物、山火事での大型動物の救助や燃料タンカー火災など、さまざまな場面での消防活動に役立つ。

買うほど河川が回復する。安全な水をまもる米モルソン・クアーズの新アルコール

水の保全対策が急がれる中、米国とカナダに本拠を置く飲料大手モルソン・クアーズ社は、「アルコールを買って川を復元する」プロジェクトを開始した。消費者が対象の新アルコール飲料「Coors Seltzer」を購入すると、河川流域川の環境改善に貢献することができる仕組み。米国NPO団体Bonneville Environmental FoundationのプログラムであるChange the Courseが地元の人々とともに、河川や帯水層、牧草地や湖の水質または水量を復元。人々がこうした活動を自ら行うことで、刺激を受けて水を節約することなどにつながることが期待されている。アルコール飲料を買うことが水の回復につながるモルソン・クアーズ社の新プロジェクトは、楽しみながら環境保護に貢献できることが大きな魅力だ。多くの人が簡単にできることの積み重ねは、大きな成果になるはずだ。

公営住宅

1,200戸建設予定。ホームレスを救うアメリカの公営住宅プロジェクト

金銭的問題、急な立ち退き指示により増加するホームレス。米国非営利組織では公営住宅居住者の人権と地球環境を守る1200戸の公営住宅建設を決定しました。