フォルクスワーゲンとテスコが提携。スーパーの駐車場がEV充電スポットに

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エネルギー効率が良い、走行による騒音が少ない、排気ガスによる大気汚染がない、などの利点から、環境にやさしいことが知られている電気自動車(EV)。現在、世界各地でEVを推進する取り組みが進められている。しかし、一度の充電により走行できる距離がガソリン車より短く、充電スタンドの数が未だ不十分であるということが普及の妨げとなってしまっているようだ。

こうした課題を解決するために、自動車メーカー大手フォルクスワーゲンと英国スーパーマーケットチェーンTesco(テスコ)が手を組んだ。両社は、EVインフラの構築と提供を行うPod Point(ポッドポイント)と共に、英国最大のEV充電ネットワークの開発を進めている。
今後3年のうちに、英国全土のテスコ600店舗に2400以上のEVチャージャーを設置する予定だという。

テスコの利用客は、標準タイプのチャージャーを無料で使用できるほか、急速充電可能な上位タイプのものも低価格で使用できるという。

スーパーの駐車場で笑顔の家族

image via Volkswagen

英テスコのCEOであるJason Tarry氏は、こう述べる。

「この共同プロジェクトは、人間にとって最も重大である環境問題を解決に導く活動の一環として行っています。このEVネットワークを普及させることで、消費者に持続可能な選択肢を提示することができますし、なにより買い物をする間に充電が済んでいれば便利ですよね。」

フォルクスワーゲンは、今回の取り組みで「Eモビリティ分野でトップに君臨し、2025年までに世界で年間100万台の電気自動車を販売する」という目標の実現に向けて布石をうった形になる。

Pod PointのCEO であるErik Fairbairn氏は、「今回の合意により、英国の公共充電拠点の数は14%増加することになります。国にとって大きな躍進です。我々Pod Pointも『駐車場のあるところすべてにPod Pointの充電拠点を』という目標に向かって、一歩前進できました。」と語る。

EV充電中の車

image via shutterstock

スーパーで買い物をする際は、多くの品物を一度に購入するために車で来店する人も多いはずだ。電気自動車をただ停めていただけの数十分を充電タイムに変えることができたら?来店者は有効に時間を活用でき、店側もEV充電目当ての新たな顧客を創造できる。

日本でも新たなビジネスチャンスとして「買い物ついでのEV充電」を逃す手はない。

【参照サイト】Volkswagen and Tesco partner for EV charging revolution, powered by Pod Point

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