オフィスや病院で青空を楽しもう。三菱電機の照明器具「misola(みそら)」

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あなたはどこで時間を過ごすことが多いだろうか。最近ではコロナ禍で自宅に籠って仕事をする人が増えている一方、一日中オフィスで仕事をする人もいる。また、病院で長い時間を過ごす人にとっても毎日多くの時間を室内で過ごすため、自然に触れることが少なく、息が詰まることもあるかもしれない。

「室内に居てもきれいな青空を見上げることができれば……。」そんな願いをかなえるべく、三菱電機株式会社が開発したのが、室内空間で奥行き感のある青空と自然な光を表現するLED照明器具『misola(みそら)』だ。

室内での時間をもっと快適にするmisola。その開発の背景は以下のとおりである。近年、環境への配慮や省エネ意識の高まりに加え、働き方改革やの広がりなど「人を中心とした考え方」に社会が変化しつつある。特にウェルビーイング(個人またはグループが身体的、精神的、社会的に「良好な状態」にあることを指す概念)は、労働者のモチベーションアップ・生産性向上につながると期待されている。

(c)三菱電機株式会社

こういったことを受けて、同社は「人が集う室内空間の中に、青空を模したあかりを導入する価値の可能性」を探ってきた。今回発売されるmisolaは、従来のLED照明方式では実現できなかった自然かつ開放感あふれる室内空間を提供し、オフィスや病院、福祉施設や公共施設などの快適性向上に貢献する。

misolaはパネルと発光フレームで構成され、パネルは「レイリー散乱」を発生させる光散乱体を用いて青空を表現する。レイリー散乱とは、大気圏に太陽光が入るときに大気を構成している分子が発生させる現象のこと。色の異なる複数のLED光源の発光量を変化させることで、青空だけでなく、朝焼けや夕焼けなどの色の変化も実現する。フレーム部の三面を光らせ、残り一面を影のようにすることで、自然な太陽光の差し込み感を演出している。また、太陽光を模しているということで「眩しすぎないか」「暗すぎないか」が気になるところだが、みそらの明るさは一般的な照明器具と同等だという。

(c)三菱電機株式会社

埋込穴のサイズは639ミリメートル四方で、厚さは一般的な照明器具と同じ120ミリメートルと、薄型構造であることから施工も簡単。パネルを薄くしたことで構造材を削減でき、省資源化にも寄与している。

時の移ろいを室内にいながら感じられるmisolaは、私たちに安らぎと喜びと元気を与えてくれるだろう。

【参照サイト】三菱LED照明「misola(みそら)」発売のお知らせ
【参照サイト】青空照明 misola(みそら)特長

(※画像:三菱電機株式会社より引用)

Edited by Tomoko Ito

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