フェアトレードでつくる私たちの未来。ミリオンアクションキャンペーン #FairtradeAction2021

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私たちが普段から口にしているチョコレートやコーヒー。何気なく身につけているコットン。これらの商品の生産過程が、私たちの知らないところで児童労働や強制労働、貧困、気候変動など様々な社会課題に関わっている可能性があることをご存じだろうか?

現在、世界の子どもの10人の1人が学校に通うことができずに働かざるを得ない状況にある。世界で7億人以上が1日1.9ドル以下で暮らす「極度の貧困」状態にあり、コロナの拡大によりさらなる貧困の拡大が懸念されている。気候変動によりコーヒー豆の栽培地が2050年には50%減少すると予測されており、世界のコーヒー生産者の約60%が生産コストよりも低価格でコーヒー豆を販売している。

これらの課題を解決し、生産者がより人間らしい暮らしをできるよう、作られたものを適正な価格で取引する仕組みが「フェアトレード」だ。ものを適正な価格と条件で継続的に取引・購入することで、開発途上国の生産者が自らの力で生活を改善することを目指している。

私たちの購買活動における日々の何気ない選択が社会問題に関わっている可能性があるということは、逆に言えば日々の選択を変えていくことで、問題の解決に貢献できるということでもある。

ミリオンアクションキャンペーン #FairtradeAction2021

来たる5月の第2土曜日は「世界フェアトレード・デー」と呼ばれ、世界中で一斉にフェアトレードに関するイベントが開催され、日本でも5月は「フェアトレード月間」と呼ばれている。今年はこのフェアトレード月間に合わせて、日本全国でフェアトレードに関する商品の購入やSNSの投稿、イベント参加などで合計100万のアクションを目指す「ミリオンアクションキャンペーン」が開催される。認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンが主催する。

コンセプトは「CHOOSE THE WORLD WE WANT(フェアトレードでつくる私たちの未来)」だ。期間中にはフェアトレード食材を楽しむフードイベントや、ビジネスパーソン向けのサステナブル消費に関するWebセミナーなども開催されるほか、一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会との連携のもと、キャンペーンに参画している飲食店ではフェアトレードスペシャルメニューも食べられる。

さらに、スーパーマーケットや雑貨店、ECサイトで購入したフェアトレード商品やレストランやカフェで注文したフェアトレードスペシャルメニューの写真を撮ってハッシュタグ「#FairtradeAction2021」とともにSNS投稿すると、抽選でフェアトレード商品の詰め合わせセットがあたるプレゼント企画もある。

一人一人の一つの小さな行動も、積み重なれば大きな変化となる。フェアトレードに興味があるという方は、ぜひこの機会に自分のできることから参加してみてはいかがだろうか?

フェアトレードについて学ぼう

IDEAS FOR GOOD では、これまでにもフェアトレードに関する記事を数多く配信してきた。ぜひこれを機会にフェアトレードや実践者の活動について学び、応援しよう。

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【参照サイト】フェアトレード”ミリオンアクションキャンペーン”
【参照記事】UNICEF “Child labour and exploitation”
【参照記事】The World Bank “Porvery”
【参照記事】A Brewing Storm: The climate change risks to coffee

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