All posts by Ellis
先住民の声を取り戻す。カナダ初代首相邸宅を「脱植民地化」、もう一つの歴史を伝える場に
カナダのオンタリオ州にある、初代首相の邸宅。ここではカナダ建国の歴史が祝う展示が開催されてきましたが、2024年にリニューアルされると、そこで暮らしていた先住民や女性たちから見た歴史が同時に語られるようになりました。
チリ・アタカマ砂漠「洋服の墓場」のファッションショー。廃棄された服でランウェイを歩く
2024年4月、チリのアタカマ砂漠でATACAMA FASHION WEEKが開催されました。ファッションショーの会場に選ばれたのは、宇宙からも見えるほど大規模な古着の廃棄場でした。
ホームレスの人々に選挙権を。アイルランドで、住所がなくても投票が可能に
多くの国や地域では、選挙権を獲得するのに「住所」が必要です。それでは、ホームレス状態の人々はどのように政治家に声を届けたら良いのか?アイルランドの組織がその問題解決に動き始めました。
ベルギーの老人ホーム入居者がナイトクラブへ。ダンスが孤独と不安を吹き飛ばす
ベルギーの老人ホームでは、入居者たちがナイトクラブに赴くイベントが定期的に実施されています。その背景には施設で過ごす高齢の人々にも「楽しさ」を再び感じてほしいという想いがありました。
壁の代わりに緑を。アメリカとメキシコの国境に「二国間公園」が建設予定
アメリカとメキシコの国境に建設され、長く議論になっている「壁」。大規模な壁の建設は、生態系の破壊にもつながることがわかっています。そこで、アメリカの建設会社が計画しているのは、そこに「壁」ではなく「公園」をつくることでした。
寝れば寝るだけお金になる?運転手の居眠り運転を防止する、睡眠アプリ
トラックによる貨物輸送が多いブラジルでは、睡眠不足の運転手による交通事故が多発しています。自動車メーカーがその解決のために開発したのは、運転手たちに良質な睡眠を取ってもらう「ご褒美アプリ」でした。
「あなたの古着から、欲しい服つくります」シンガポール遺産局の“仕立て屋に持ち込もう”キャンペーン
気分を変えたいときや季節の変わり目に、新しい服を探して買いものに出掛けてみませんか?シンガポールで始まったキャンペーンでは、地元の仕立て屋があなたの古着から新しい服を製作してくれます。
NYCに誕生した「住みやすい街路局」自転車にも歩行者にも寄り添う街をつくる
ニューヨーク市の街の改善のため、「住みやすい街路局」が誕生しました。この機関は車フレンドリーでも、歩行者フレンドリーでもある、地域のニーズに合わせた道路計画を考えます。
ケニアのスラム街で、子どもたちがフェンシングに熱中。路上の暴力に代わる選択肢へ
ケニア・ナイロビにある町の路上はいま、真っ白な衣服とマスク姿でフェンシングをする少年少女たちの格闘場と化しています。フェンシングが若者たちの未来を変えようとしているのです。
「屋外で過ごせる日数」気候変動の影響を測る新たな指標となるか
マサチューセッツ工科大学の研究チームは、気候変動の影響を示す新たな指標として「屋外日数」が有効であるとの結果を発表しました。この指標を用いると、自分の身近な生活圏内で起きる変化を知ることができます。
車も自分もメンテナンス。米国の“女性による女性のための”自動車整備工場
アメリカのペンシルベニア州にある「Girls Auto Clinic」は、スタッフが全員女性の自動車整備工場です。そこでは、誰でも安心して自動車を整備に出せるよう、透明性のあるコミュニケーションが意識されているようです。
パリ五輪の選手村、アスリートの親たちに託児所を提供へ
2024年夏に開催されるパリオリンピック・パラリンピックでは、選手村に託児所が設置されることになりました。その背景には、特に女性アスリートたちが競技と子育てのバランスを取る際の葛藤があるといいます。
スキンケアに、公平さを。ストリートアートの「肌」を修復する啓発キャンペーン
「肌の健康」はあらゆる人にとって大切なのにもかかわらず、アメリカではそのリテラシーや医療へのアクセスに関して、人種による開きがあるといいます。そこでスキンケアブランドのヴァセリンがある啓発キャンペーンを始めました。
Wikipediaに女性のページをもっと。米・歴史博物館が記事執筆イベントを開催
英語版ウィキペディアに掲載されている伝記のうち、女性に関するものは20%以下。そんな状況を少しでも改善させるため、アメリカ初の「女性歴史博物館」が執筆のためのイベントを開催しようとしています。
ベルギーの美容院、男女でカット価格を変えない「ジェンダーニュートラル料金」を採用
「女性は男性よりヘアカット代が高くつく」それを当たり前だと思い込んでいませんか?ベルギーの美容師たちが、性別によらないヘアカット代の設定を提案しました。