All posts by 木村つぐみ

黒ラベル

ビールが会話を促すメディアに。人種差別について考える黒ラベル

ニューヨークのブルワリーである「Finback Brewery」は、お酒を飲む人たちにBIPOC(黒人、先住民、有色人種)についての対話を深めてほしいとの願いから、「Breathing: Conversations(息をする、話をする)」という名前のビールを醸造しました。ビール缶のラベルは黒色で、向かい合って話をしているように見える男女の横顔が印刷されています。

(c)Kultur&Spielraum eV

子供による子供のための街づくり。都市運営を体験できるプログラム「ミニ・ミュンヘン」

ドイツのミュンヘン市は、子どもが都市ならではの魅力を体感するとともに、都市がどのように運営されているのかを学ぶため、子どもたちによる都市運営のプログラム「Mini-Munich(ミニ・ミュンヘン)」を開催しています。開催期間は夏の約3週間で、この間7~15歳の子どもたちが街を占拠し、政府の仕事や事業運営などを疑似体験します。仕事に就いたり、税金を納めたり、法案を通したりできる、本格的なプログラムです。

フォレストスクール

屋上は自転車レーン。インドにできる緑に覆われた学校「Forest School」

ムンバイを拠点に活動する建築事務所の「Nudes」はプネ市に、緑に覆われた学校「Forest School」を建てます。同校は2つの円筒形の建物を連結してできており、屋上には無限大を表す記号である「∞」を模した自転車レーンが敷かれています。建物は6階建てで、高さは32メートル。各階のバルコニーに植物を置くことで、「垂直の森」のような外観になる予定です。

赤ちゃんとお母さん

後世に緑豊かな地球を。アムステルダム、新生児に一本の木をプレゼント

オランダのアムステルダム市は、新たな命の誕生を祝うとともに、後世に緑豊かな地球を残したいという想いから、赤ちゃんが生まれた親に一本の木をプレゼントする制度をスタートします。

窓

家で退屈なあなたへ。世界各地の窓辺からの景色を眺められる「WindowSwap」

シンガポールで暮らす夫婦が、ずっと家で過ごす退屈さを紛らわすために作った #WindowSwap 。世界各地の窓辺からの景色を眺めることができます。

ROOP

マイバッグに。日本の風呂敷からインスピレーションを得た「Furoshiki Bag」

2019年にイギリスで誕生した「ROOP」というブランドは、風呂敷の包み方から着想を得た風呂敷バッグを販売しています。このバッグは、リーフ包みという包み方をベースにしたシルエットと、髪飾りのシュシュのようにボリュームのある持ち手が特徴的です。風呂敷を参考にしつつ、サテン生地を使ったり持ち手をアレンジしたりと、デザイナーのオリジナリティが光ります。

エルプフィルハーモニーコンサートホールのステージでの投票

投票用紙を、憧れの舞台への入場チケットに。EUの”行きたくなる”選挙

ドイツ航空大手のルフトハンザは、より多くの人が郵便投票を利用することで投票率を向上させたいという狙いから、普段はなかなか入れない“特別な場所”で投票用紙に記入して郵便投票を行える「#SayYesToEurope 」というイニシアチブを支援しています。投票行為をレアな体験にすることで、多くの人に「投票したい」と思ってもらうのが目的です。

ロンドン緑の壁

アルミ缶と堆肥を緑の外壁に。まちを彩るロンドンのサーキュラー建築プロジェクト

ロンドンでゴミになったアルミ缶と市民の庭ゴミが、美しい壁を作る材料に変身!水処理大手ヴェオリアUKの技術を用いた街を彩る緑の外壁が、2021年のロンドンに誕生します。

お手紙

コロナ禍の出来事を、後世に届ける。オーストラリアのお手紙キャンペーン

コロナ禍の、この異常な日々を受け入れるなかで、私たちは多くのことを知り、体験し、考えを巡らせているはず。恐ろしいこと、敬意の念を抱くこと、葛藤すること、晴れ晴れとした気持ちになること。オーストラリア郵便公社は国民に対し、そういった日常に織り込まれた出来事を手紙にして、後世に伝えようと呼びかけています。

ダイバー

国を超えて海を守るノルウェー。ベトナムの廃プラスチック対策に資金提供

アジアの海洋プラスチック問題に挑むため、ルウェー外務省、ノルウェー開発協力局(Norad)、国連開発計画(UNDP)、ベトナム海洋諸島局(VASI)、ベトナム天然資源・環境省は、2020年6月8日の「世界海洋デー」に合わせて2つのプロジェクトを立ち上げました。両プロジェクトは、ノルウェー外務省およびNoradの資金提供を受けて実施されます。

Bee Home

生物多様性を守る。イケアのイノベーションラボ、誰でも作れるハチの巣のデザインを無料公開

単生バチの住処がもっと増えれば、その子孫が生まれて植物や動物の生存を助け、ひいてはエコシステム全体の繁栄につながります。イケアのイノベーションラボである「SPACE10」は、私たちにとって大切な存在である単生バチの住処を増やすため、「Bee Home」という誰もが無料で利用できるハチの巣のデザインをオープンソースとして公開しています。

ディズニー

子どもたちにリサイクルの大切さを。米ディズニー、園内で出たペットボトルをTシャツへ

コロナで大きな影響を受けるテーマパークだが、アメリカのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは、施設内で集めたプラスチックボトルをリサイクルしてTシャツを作っています。

Image via TBWA \ Helsinki

ソーシャルディスタンスを取ると読める、フィンランドの生協による新聞広告

新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の感染拡大を防ぐため、世界各地で呼びかけられて

飛行機

ステイホームでマイルが貯まる。感染防止に協力するタイ国際航空

タイ国際空港が、ステイホームでマイルが貯まる「THAI Stay Home Miles Exchange」キャンペーンを開始しました。積極的に感染拡大防止に協力する姿勢に、社会への思いやりが感じられます。

mask

環境対策でコロナ対策。タイの僧侶が作る、ペットボトルを再生利用したマスク

タイの寺院では、ペットボトルを再生利用してマスクを作っています。袈裟と同じオレンジ色のマスクには、人々が心の安らぎを得るようにと、僧侶が仏教の念仏を書き添えています。「問題を知ることは、苦しみを終わらせる道を見つけることである」。

リトアニアのカフェ

街全体をカフェに。飲食店が社会的距離を保ちながら営業するための、リトアニアの工夫

4月27日から一定の条件の下で飲食店の営業が再開された、リトアニアの首都ヴィリニュスでは、カフェやレストランが屋外の公共スペースに椅子や机を出して営業することを認めました。営業できる場所が広がり、飲食店にとって励みになっています。