Tag Archives: Climate Creative

putting green

ゴルフしながら気候危機を学べる?NYにできた体験型施設

ニューヨークに誕生した、川沿いのミニゴルフ場。それぞれテーマが設けられた全18のゴルフコースを周りながら、大人も子どもも環境問題について学び、考えることができます。都市でも気候危機を“体感”できる、“遊びと学びの場所”です。

Torched Earth Ale

アメリカの醸造会社がつくる「気候変動が進んだ世界のビール」

宴会でも家飲みでも定番のお酒といえば、ビール。しかし、このまま気候変動が進めば、慣れ親しんだビールの味を二度と味わえなくなるかもしれません。アメリカの醸造会社・New Belgiumは、気候変動が進んだ未来の世界でも手に入る材料だけで作ったビールを発表しました。ホップの代わりに、ホップエキスやタンポポを使用したり、汚染水を使ったりして仕上げた気候変動ビールのお味は、ひどい味がするといいます。消費者にデータを見せるだけでなく、五感を通して体験してもらうことで、気候変動に警鐘を鳴らすユニークなプロジェクトです。

サッカー

スポーツ界の「ネット・ゼロ」。英・飲料メーカーの植林プロジェクト

サッカーの試合が0対0のとき、勝者はいないはず。しかし、今季のイングランドとスコットランドで開催される試合では「勝者」がいます。英の飲料メーカーinnocentは、0対0の試合ごとに50本の木を植えることに決めました。対象は、イングランドプレミアリーグ、リーグ選手権、リーグ1・2、スコットランドリーグ選手権、スコットランドリーグ1及び2、そして女子サッカースーパーリーグ。今シーズン(2020年9月~)開催された試合も対象で、2021年2月時点で127の試合が0-0の結果となり、6,350本の木が植えられた。今シーズン末までには、その数は1万本以上に達すると見込まれています。

ラベル

商品の環境負荷が分かる。米コスメブランドの「カーボンラベリング」

今、カーボンラベリングは様々な業界の注目を集めており、2021年3月にはアメリカのビューティブランド「cocokind」が、製品パッケージにカーボンラベルを付け始めました。「サステナビリティに関するファクト(sustainability facts)」と名付けられたこのラベルには、製品の原材料調達から生産、流通、廃棄まで、ライフサイクルの各段階におけるカーボンフットプリントが表示されています。

Formafantasma

CO2を削減。イタリアのデザインスタジオが作成した「簡素化されたWebサイト」

イタリアのデザインスタジオ「Formafantasma(フォルマファンタズマ)」は、CO2排出量を削減するために意図的に簡素化したWebサイトを公開しました。大きな画像を使わず、フォントには一般的に使われるTimes NewRomanやArialを使用。これによりコンピューターやスマートフォンにダウンロードするために必要なエネルギーが少なくて済み、CO2排出量を削減しています。

Samsung eco packaging

捨てたくなくなる梱包材。サムスンが考えた、インテリアになる段ボール

サムスンは、使い終わった後に「インテリア」に変身する梱包用段ボールを開発しました。段ボールに印刷されているQRコードを読み取ると、マガジンラックや棚、猫の家やおもちゃなど多様な段ボールインテリアの作り方を閲覧することが可能。すべて、特別な道具や技術なしで簡単に作れるようになっています。段ボールの表面に印刷されたドット柄が、切ったり組み立てたりする際のガイドになるのもポイントです。

道の主役を車から人へ。パリ・シャンゼリゼ通りが2030年までに緑溢れる庭園に

フランスのパリにあるシャンゼリゼ通りを、観光客だけでなく地元の人も楽しめる、環境に優しい通りに作り替えることはできないか。そう考えたパリ市が2021年1月に打ち出したのが、この通り全体を2030年までに「並外れた庭園」に生まれ変わらせるというプランです。計画では車線を現在の半分に減らし、その分歩道や緑の空間などを拡張することで、よりサステナブルかつ人々が気持ちよく過ごせる場所にすることを目指しています。

農家

リジェネラティブ農業に取り組む農家が、カーボンクレジットを販売できるサイト「CIBO Impact」

地球に優しい行いをしている農家が、その行いによって経済的に報われる機会が増えれば、リジェネラティブ農業はより拡大していくのではないでしょうか。イギリスとアメリカに拠点を置くソフトウェア企業の「CIBO」は2020年10月、リジェネラティブ農業に取り組む農家がカーボンクレジットを生成し販売できるオンラインプラットフォーム「CIBO Impact」をローンチしました。

Hug a tree

使った分だけ森を再生する、世界初の「木製」デビットカード

何か買い物をするたびに、問答無用で木を植える方法でもあったら…… そんな夢のようなアクションを実現するカードが登場しました。ロンドンのスタートアップ TreeCardが開発した木のデビットカードは、検索するたびに植林される検索エンジンEcosiaのネットワークを通じて、使えば使うほど森の再生ができるデビットカードです。

気候変動の影響を伝えるアート切手

気候危機を伝える。体温で絵柄が変化するフィンランドのアート切手

2019年に続き、世界では2020年も史上最高に暑い夏を記録した(※1)。日本でも国内の最

スーパー

カーボンフットプリントに応じて食品の値段が変わる、スウェーデンのスーパー

スウェーデンの大手食品ブランドFelix(フェリックス)がオープンした新たなスーパーでは、売られる食品の価格がカーボンフットプリントに基づいて計算されます。

左が変更前の『青のり』、右が変更後の『あおのり』

原料不足をチャンスに。三島食品のパッケージ変更に学ぶ「正直な会社経営」

『青のり』で知られる三島食品が、2020年7月に原材料の不足を理由に、パッケージを青色から黄緑に、商品名を『青のり』から『あおのり』に変更し、SNS上で話題に。そこには、「正直でありたい」という会社の姿勢があらわれていました。

アムステルダムVSロッテルダム、緑化のため庭のタイルはがし選手権を開催

街の緑化に力を入れるアムステルダム市とロッテルダム市の行政が、この自粛期間中に楽しみながら庭の緑化、つまりは街の緑化をしようと住民たちに呼びかけています。
アムステルダム市緑化のために活動する民営水道局Waternetと、ロッテルダム市緑化のために活動するRotterdam Weer Woordがそれぞれの市行政と共催する形で、アムステルダム市VSロッテルダム市が「NK Tegelwippen(オランダタイルはがし選手権)」の開催を発表しました。

Bee Home

生物多様性を守る。イケアのイノベーションラボ、誰でも作れるハチの巣のデザインを無料公開

単生バチの住処がもっと増えれば、その子孫が生まれて植物や動物の生存を助け、ひいてはエコシステム全体の繁栄につながります。イケアのイノベーションラボである「SPACE10」は、私たちにとって大切な存在である単生バチの住処を増やすため、「Bee Home」という誰もが無料で利用できるハチの巣のデザインをオープンソースとして公開しています。

Arcadia Earth

環境問題を“楽しく”学ぶ。フォトジェニックな体験型アートミュージアム「Arcadia Earth」

スウェーデンの高校生グレタ・トゥーンベリさんの呼びかけにより世界150カ国以上の人が参加し

気候変動とゲーミフィケーション

気候変動が進んだ世界を旅するシミュレーションゲーム「The Climate Trail」

環境が悪化して荒廃した世界を旅する無料ゲーム『The Climate Trail』がリリース。iOSやGoogle Playからダウンロードでき、気候変動への科学的な知識が得られ、意識を高めることができるゲームです。