マンチェスターU、海洋プラスチックでできた新ユニフォームを発表

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人が使い捨てにした買い物袋等のプラスチックごみ。これらはやがて海洋に流れ着き、自然動物が獲物と見間違って誤飲してしまうなど、多大な影響を及ぼしていることがわかっている。

IDEAS FOR GOODでは先日、サッカーの英プレミアリーグやTV局スカイ、そしてトッテナム・ホットスパーによるプラスチックごみ削減の取り組みについて紹介した。環境意識の高まりを見せる英国で「レッドデビルズ(赤い悪魔)」として名を馳せるマンチェスター・ユナイテッドも、プラスチックごみへの意識を喚起する新たな取り組みを行っている。

マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームのサプライヤーであるアディダスと、海の保全のために活動を展開するParleyがチームを組み、海洋に廃棄されたプラスチックを使用したサードユニフォームを開発したのだ。

マンチェスター・ユナイテッドのディレクター、リチャード・アーノルド氏は、「われわれは環境に対するプラスチックの脅威を強く感じており、このユニフォームで問題への意識を高めることができるなら喜ばしい。ファンにも気に入ってもらえると確信しています。」と語った。

今回のマンチェスター・ユナイテッドのサードユニフォームは、ネイビーブルーを基調にし、金のディテールで飾られている。この青色はもちろん、プラスチックの汚染が進む世界の海も意識しているが、欧州カップ優勝50周年を祝うための、1968年のチームのロイヤルブルーのユニフォームへの回帰でもある。

アディダスの製品ディレクターであるオリバー・ニックリッシュ氏は、「私たち誰もが、海洋について考え行動を変える必要があります。ユニフォームに廃棄プラスチックを使用することで、プラスチックが海を破壊することを強調しています。やがてサッカーファンが万人のためのより良い環境を作り上げるために、私たちと一致団結するでしょう。」とコメント。このユニフォームは今夏、マンチェスター・ユナイテッドの米国ツアーでお披露目となる予定だ。

同じくマンチェスターを本拠地とする永遠のライバル、マンチェスター・シティFCのチームカラーである青を前面に押し出した今回のプロモーションだが、環境保全の意味が込められているのだから、宿敵とはいえ悪い気はしないはずだ。

【参照サイト】REVEALED: UNITED’S NEW THIRD KIT
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