英国スーパー、バラ野菜用プラスチック袋廃止。100%再利用可能なネット袋を導入

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今、使い捨てプラスチック問題のニュースを見ない日はないほど、世界的に大きな問題となっている。

毎日のようにスーパーに足を運ぶ人であれば、スーパーで配られるビニール袋の多さを知っているだろう。今回注目したいのは、バラ野菜や肉類、果物を購入する際の袋に関してだ。日本のスーパーの多くはこれら生鮮食品の売り場近くにロール型の薄いビニール袋を設置しており、顧客が商品を自分自身で入れるのが主流だ。

ディスカウントスーパーチェーンの「Lidl(リドル)」は、バラ売りの野菜や果物を入れるための使い捨てビニール袋を廃止し、2019年8月8日から英国全土の店舗で100%再利用可能なポリエステルのネット袋「Green Bag(グリーンバッグ)」を導入することを発表した。この取り組みは同国初となる。

Green Bag

Green Bag | Image via Lidl

グリーンバッグは2個セット69ペンス(約90円)で販売される。紐付きで口を縛ることができ、バラの青果物を入れるのにちょうどよい。

Green Bag

Green Bag | Image via Lidl

英国リドル社のCSR責任者を務めるジョージナ・ホール氏は、次のように述べている。「25年前に英国リドルの初店舗をオープンさせたときから、プラスチック削減に力を入れてきました。これまでさまざまな施策を打ってきましたが、今回の発表はお客様に再利用へシフトしてもらう新たな選択肢を提供したといえるでしょう。」

英国リドル社は、2022年までにプラスチックパッケージを20%削減することを目指しており、2025年までに自社ブランドのパッケージを100%、リサイクルや再利用、詰め替えにする方針を打ち出している。

リドル社は1994年に英国で第1店舗目を開業し、現在は国内で760店舗を構えている。当初からレジ袋を有料にしたり、プラスチックストローの販売を廃止して紙ストローの販売のみに踏み切ったりと、スーパーマーケットのサステナビリィ分野における先導的な役割を果たしてきた。先日は果物や野菜のパッケージに使われる黒色プラスチック容器の廃止を決定した。

世界で多店舗展開している英国リドル社のサステナビリティにおけるチャレンジは、他国の店舗にも大きなインパクトを与えるだろう。日本のスーパーでも実現される日が待ち遠しい。

【参照サイト】Lidl公式HP