日常に溶け込む防災を。モノトーンの消火器「+maffs」

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災害大国の日本。世界的に地震が多いことで知られており、学校や職場での避難訓練など、防災への取り組みが盛んだ。一方で、火災はどうだろう。日本の家屋は伝統的に木造で、一度火災が発生すると火の手がはやいのだが、現在家庭での消火器設置義務はない。

あなたの家には、消火器が置いてあるだろうか。置いてあるとして、いざとなったときにすぐ使えるだろうか。公共の場に置いてある消火器の赤色は、信号機の赤信号のように、人の注意を引く。だが普段の生活の場に置くと、なんだか物々しくて圧迫感がある。

そんな中、東京発の防災グッズブランド「+maffs」が開発した、日常に溶け込む住宅用消火器がさまざまなメディアに注目されている。インテリアに調和するこの消火器は、洗練されたモノトーンの白・黒の2種類があり、暮らしにそっと寄り添うデザインが採用されている。

この消火器の特徴は、他のインテリアと一緒にリビングなどに置くことができるデザインだ。消火器が家に置いてあると、目立つのが気になり、つい押し入れの奥にしまい込みがちである。しかし、いざというときに探してしまったり、使えなかったりしては意味がない。ストーブ火災や台所火災など、家庭で火の手が上がったとき、いち早く消火ができるように目の届く場所に置いておくことが大切である。

また、通常の消火器のように粉末の消火薬剤ではなく、液体の薬剤を使用しているため、使うときも粉が飛散せず拭き取るだけで片付けが済む。消火薬剤は、酢の成分や他の食品原料、人体に無害な中性薬剤から作られている。メモリータグには使用期限を記入しておくことで、暮らしながら自然と防災を意識することもできる。

「+maffs」の住宅用消火器は、色を変えるというちょっとした工夫で、プロダクトの価値や使い道を変えるアイデアだ。

【参照サイト】+maffs