新鮮な野菜を自宅で簡単栽培。MITのエンジニアが開発したスマートガーデン「The Herb Garden」

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あなたは、家で野菜やハーブを育てたことがあるだろうか。水や光の調整はなかなか難しく、野菜をダメにしてしまった経験のある人もいるだろう。今回、そんな人にぴったりな、新鮮な野菜を自宅で簡単に栽培できるスマートガーデン「The Herb Garden」 が開発されたのでご紹介する。

スマートガーデン

(c) GardenByte

The Herb Gardenの開発は、MIT(マサチューセッツ工科大学)のエンジニアが設立したGardenByte社が行った。この製品の特徴は、内蔵コンピューターとセンサー、光を自動調節して野菜が育てられること。専用のスマホアプリが、水や肥料をやるタイミング、温度、収穫時期など、野菜の状態をリアルタイムで教えてくれる。

また、出張や旅行などで長期間留守にするときも、遠隔でコントロールできるので安心だ。アプリを「休暇モード」に切り替えると、野菜やハーブの成長速度をゆっくりにするという。アプリ上では、栽培している野菜を使ったレシピも載っており、専用シードポッドや肥料の注文もそこからできる。

GardenByte社が開発した肥料は、ミネラルベース。他社の肥料(有機肥料など)も使用できるが、その効率については保証できないとの見方を同社は示している

The Herb Gardenを通してできる野菜やハーブは、レタス、ほうれん草、トマト、バジル、パセリなど39種類だ。土の代わりに栄養分の多い水を循環させて使用する「水耕栽培」の技術を使っているため、雑草が生えることはなく、土壌病害の心配もない。GardenByte社は、今後スーパーで野菜を買うよりもこのスマートガーデンで自宅栽培したほうが低コストになると考えている。

スマートガーデン

(c) GardenByte

鉢の木材は、桜、カエデ、クルミの3種類から選べる。太陽光を模したLEDランプを使用しており、昼間は明るく、夕方からはやさしく植物を照らす。明るさは1000レベル用意されており、調整可能だ。

サイズは幅76,2cm、高さ78,8cm、奥行19,7cmとコンパクトで、部屋に置きやすい。現在クラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで注文を受け付けており、すでに目標額を達成している。価格は1,299ドル(約14万円)からで、日本へも送料無料で配達してくれるという。

食の安全の確保が大切な今だからこそ、都会に住んでいる人も、自分でつくった安全で新鮮な野菜を低コストで楽しみたいもの。そんなわたしたちの願いをかなえてくれそうなスマートガーデンの登場だ。

【参照サイト】The Herb Garden
(※画像提供:GardenByte