アムステルダムVSロッテルダム、緑化のため庭のタイルはがし選手権を開催

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コロナ禍の外出自粛により、多くの人は家で過ごす時間が増えた。オランダも例にもれず、外出自粛をきっかけに多くの住民が家にこもり、自宅の改装や庭の手入れにいそしむこととなった。これを良い機会と捉え、気候変動の影響による豪雨や干ばつを緩和するための行動を呼びかける動きがある。街の緑化に力を入れるアムステルダム市とロッテルダム市の行政が、この自粛期間中に楽しみながら庭の緑化、つまりは街の緑化をしようと住民たちに呼びかけることにしたのだ。

アムステルダム市緑化のために活動する民営水道局Waternetと、ロッテルダム市緑化のために活動するRotterdam Weer Woordがそれぞれの市行政と共催する形で、アムステルダム市VSロッテルダム市で「NK Tegelwippen(オランダタイルはがし選手権)」を開催している。開催期間は5月21日から9月30日までの約4ヵ月間。アムステルダム市とロッテルダム市の2つの市で、それぞれの住民が合計何枚のタイルを庭からはがして緑化に貢献したかを競う。

参加するためには、庭のタイルを撤去し、写真を撮影。その後ウェブサイト上の登録フォームから、写真とともに何枚タイルをはがしたかを申告できる仕組みだ。8月27日現在、アムステルダム1万6194枚・ロッテルダム1万6558枚でロッテルダムが優勢。残りあと1ヵ月でどこまで伸びるか目が離せない。

NK Tegelwippen

Image via NK Tegelwippen

新型コロナウイルス感染防止のための外出自粛が長引き、気が重くなってしまいがちな今だからこそ、楽しみながら街の緑化や気候変動による影響緩和にまでつなげようとするオランダの姿勢に、私たちが学ぶべきことは多い。

【参照サイト】 NK Tegelwippen

Edited by Erika Tomiyama

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