【12/6開催】世界におけるプラスチック規制の動向~脱プラ社会に求められる企業行動と生活者ニーズ~

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気候変動やプラスチックごみ問題は、世界共通の社会課題として認識されています。日本でも2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて「プラスチック資源循環戦略」が策定されました。そのなかでは、2030年までに使い捨てプラスチックの25%排出抑制や、2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入などのマイルストーンが示されています。

また、世界ではプラスチック汚染を防止するための条約を作る政府間交渉が進められており、2023年11月13日~19日には、ケニア・ナイロビにてプラスチック汚染対策の国際条約の制定に向けた3回目の政府間交渉(INC-3)が行われました。こうした動きに先行して、世界各国で独自のプラスチック規制もスタートしています。

そこで今回は、バイオマス化やリサイクルを通じ「世界を素から変えていく」ことで、リジェネラティブなライフスタイルの実現を目指す三井化学株式会社と、株式会社メンバーズ、そしてIDEAS FOR GOODの共催で世界の動向を知るためのオンラインセミナーを開催します。

セミナーには、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)の有識者をお招きし、INC-3での最新の議論内容の共有に加え、EUや米国などのプラスチック規制に関する最新の情報をお伝えします。また、三井化学・グリーンケミカル事業推進室の松永有理氏、デンマークのAalborg大学で客員研究員として在籍中の青木教授、欧州在住のIDEAS FOR GOOD所属ハーチ欧州メンバーも参加。欧州在住生活者の視点からの声もお届けします。

プラスチック問題の今を知りたい方、企業の素材調達やブランドマネージャー、サステナブルな製品開発や海外動向をリサーチされている方など、皆さまのご参加お待ちしております。

イベント内容

  • オープニング
  • 国際条約の検討・規制の動きを把握しプラスチック問題を知る:IGES 辰野氏
  • トークセッション:IGES・青木教授・ハーチ欧州・三井化学
  • 三井化学が進めるプラスチックのバイオマス化・リサイクルの取り組み:三井化学
  • バイオプラスチックを通じて実現したい未来:三井化学
  • 質疑応答
  • クロージング

開催概要

日時:2023年12月6日(水)16:00~17:40(Zoomオープン15:50)
会場:オンライン(Zoom)
人数:1,000名(先着)
参加費:無料
参加方法:イベント当日までに、配信URLをお送りします。(イベント終了後は、参加者の方へアーカイブ動画もお送りします。)
お申し込み:Peatixイベントページよりお申し込みください。
※このイベントは、ハーチ株式会社・三井化学株式会社・株式会社メンバーズ、3社共催となります。申込み情報は主催企業間で共有し、ご連絡させていただく場合がございます。

こんな方におすすめ

  • サステナブル経営を目指す・実践する企業の方
  • 企業のブランドマネージャー、商品企画部門担当の方
  • カーボンニュートラル社会におけるプラスチック問題に関心のある方
  • バイオマスプラスチックに関して知りたい方
  • バイオマスプラスチックに関する欧州先進企業の事例収集をしたい方
  • サステナブルな製品開発に関心のある方
  • 素材転換により脱プラ以外にも選択肢があることを学びたい方
  • IDEAS FOR GOODのイベントに関心がある方

登壇者プロフィール


辰野美和氏(公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)/持続可能な消費と生産領域 IGES-UNEP環境技術連携センター(CCET)/プログラムコーディネーター)
米国大学院にて修士号(国際環境政策)を取得後、外資系ビジネスコンサルティングや認証試験機関において、欧州をはじめとした各国の環境規制の遵守や、製品中に含有される有害物質の管理、環境に配慮した製品製造を支援する業務等に従事。現在は(公財)地球環境戦略研究機関において、国連機関などと共にプラスチックを含む途上国の廃棄物管理や環境教育、また国内のサーキュラーエコノミー推進に関する業務等に従事。


青木茂樹氏(駒澤大学 経営学部 市場戦略学科 教授・サステナブル・ブランド国際会議 アカデミックプロデューサー)
慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得。南カリフォルニア大学マーシャルスクールオブビジネスにて研究員。山梨学院大学現代ビジネス学部教授などを経て、2008年駒澤大学経営学部市場戦略学科教授。山梨県産業振興ビジョン策定委員会委員、山梨県新しい都市づくり委員会委員などを歴任。日本マーケティング学会サステナブル・マーケティング研究会リーダーを務める。現在は、デンマークのAalborg大学で客員研究員として在籍中。


富山恵梨香(ハーチ欧州・IDEAS FOR GOOD副編集長)
パリ在住。大学では行動経済学を学び、卒業後は日系不動産会社のベトナム、ハノイ支店に約2年間勤務。現在は、国内外の社会的企業に取材する傍ら、体験型メディア事業「Experience for Good」責任者としてベトナム・ハノイの「ウェルビーイング」ツアーなどを企画・実施。フィリピン在住経験のほか、世界20カ国以上への渡航経験あり。


伊藤恵(ハーチ欧州・IDEAS FOR GOOD Business Design Lab 事業開発担当)
ロンドン在住。一橋大学社会学研究科修了。学生時代は東京・シンガポール・香港などアジアのグローバルシティの公共空間・緑化空間について研究し、その後オフィスのインテリアデザインを手掛ける企業にてプロジェクトマネジメントに携わる。現在はIDEAS FOR GOODでのライティング・編集ほか、欧州現地でのリサーチ・プロダクト制作に取り組む。


松永有理氏(三井化学株式会社 グリーンケミカル事業推進室 ビジネス・ディベロップメントグループリーダー)
大学では環境経営を学び、2002年三井化学入社。食品パッケージなどの素材であるポリオレフィン樹脂の営業・マーケティング、IR・広報、ESG推進室を経て、2023年6月よりグリーンケミカル事業推進室。バイオマス・リサイクル素材のブランディングとマーケティングを担当。2015年に組織横断的オープンラボラトリー「そざいの魅力ラボ(MOLp®)」を設立、B2B企業における新しいブランディング・PRの形を実践している。PRSJ認定PRプランナー。MOLp®の活動を通して2018年グッドデザイン賞ベスト100、2018トレたま年間大賞(テレビ東京WBS)、Japan Branding Awards2021「Rising Stars」賞受賞。


原裕氏(株式会社メンバーズ 執行役員 脱炭素DX研究所)
1984年アメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社に入社、外資系広告代理店を経て1999年よりデジタル・マーケティング支援会社メンバーズ(2005年より執行役員)において、大手企業のデジタル・マーケティング支援を行なっている。現在は脱炭素DX業務で企業の脱炭素化を推進中。

▶︎Peatixイベントページよりお申し込みください

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