All posts by Ryo Hibiya
Web3.0のジェンダー平等を。女性やノンバイナリーのための学習コミュニティ「BNF」
メタバース関連市場における投資家の約8割が男性という状況を受けて発足したオープンアクセスなコミュニティ・BFFは、女性とノンバイナリーの人々が暗号資産やweb3.0の領域に関して共に学び、繋がることを支援しています。
「3億人以上に飲まれている商品です」アフリカの汚染水が、世界中で販売された理由
汚染水源へしかアクセスできず、病気感染に苦しむ人々を援助するために、Action Against Hungerが行った「アフリカの水」キャンペーン。現地の汚染水をボトリングして世界中で売るという驚きの取り組みは瞬く間に話題となり、支援の輪を広げました。
バルセロナ、車を手放した人は交通機関が3年間無料に
スペイン・バルセロナでは、ガソリン車や軽油車を廃棄すれば、公共交通機関の使用が3年間無料になります。深刻な大気汚染問題の解決に向けた本取り組みは、市民にも行政にもwin-winな仕掛けになっています。
ツバルの外相が「海の中」でスピーチ。気候変動に対して私たちができる3つのこと
COP26でツバルの外相がスピーチした場所は、なんと海の中。温暖化による海面上昇で国土が沈みゆく現状を世界へ訴えました。気候変動の進行を食い止めツバルを救うために、私たちには今日から何ができるでしょうか。
メキシコの先人の知恵に学ぶ「災害に強い駅」の作り方
メキシコ・トゥルムはマヤ文明末期に栄えた遺跡。有名な観光地ですが、近年はハリケーンが増えています。そんな中、災害に備えつつも環境負荷を最小限に抑えた駅がつくられています。
気候危機をどう伝える?「影響力のあるメディア」になりきるノベルゲーム
気候変動や異常気象をテーマとした小説や映画、「気候フィクション(Cli-fi)」。そんな中、自分が世界で最も影響力のある新聞社の編集者としてニュースを伝えてみる分岐型のストーリーゲームが注目を浴びています。
ノルウェーがウェルビーイング国家戦略を公表
ノルウェー政府が2021年7月末に、ウェルビーイングに関する新たな国家戦略を策定することを発表しました。GDPに変わるような、人々の暮らしの質を測ることができる指標を創り出し、国家をより良い方向へ導こうとしています。
森林火災を啓発する、アルゼンチンの「燃えない新聞紙」
アルゼンチンの新聞社が発刊した、耐火性のある新聞。一見、森林火災の啓発と何が関係あるの?と思ってしまいますが…?アルゼンチン国外からも非常に注目を集めたキャンペーンです。
アイスランドの「1日7時間労働」実験。結果は?
アイスランドでは、給与を下げることなく労働時間を週40時間から週35~36時間に短縮する社会実験が行われました。生産性とサービスの質が落ちることはないのでしょうか?2021年、ついに結果報告がされました。
大気汚染から身を守る「バス停」香港生まれの空気清浄テクノロジー
香港で生まれた屋外空気清浄システムが、都市部での大気汚染による健康被害対策に新たな可能性をもたらしています。人が集まりやすいバスやタクシーの停留所として街中に置かれたこのスポットが、人々を守ることになるのです。
民主主義を支えるのは読解力。米国の「言葉の面白さを伝える」没入型ミュージアム
インスタントな情報が飛び交う現代、私たちの「読解力」はますます重要になってきています。そんな中、米ワシントンD.Cに「言語」に関する没入型のミュージアムができました。「読み解く力」を楽しく、体験しながら学べます。
車が来るまで青信号。ロンドンの「人」を中心にしたまちづくり
世界で歩きやすい街づくりが進む中、イギリスのロンドン交通局は新たに、市内で歩行者が多い18の横断歩道について「車が来ない限りは歩行者用信号を青にしておく」取り組みを開始させると発表しました。
古い自転車が、街の便利な移動手段に変身。フランス生まれの電動タイヤ
2024年までに「職場にも買い物にも自転車で15分の街」計画を掲げているパリで、徐々に活躍を広げるスタートアップTeebike。使われなくなった古い自転車を回収し、電動タイヤを取り付けて市民の生活を便利にしています。
イランにできた土と砂の家。貧困に苦しむ住民と、観光客を結び付けるコミュニティハブへ
ペルシャ湾に位置するイランのホルムズ島。海岸からすぐ傍に、一際目を引くドーム型のカラフルな施設ができました。Majara(ペルシア語で“冒険”を意味する)と名付けられたこの多目的の住宅施設は、島を訪れる旅行者をさらに惹きつけるとともに、地元の人々の生活をより経済的、文化的に豊かにすることを目的に作られています。
Google Earthの「気候変動の影響を追う」タイムラプス
2021年4月、Google Earthに、新たな機能が登場しました。過去37年間におけるアマゾンの森林減少や、アラスカ氷河の融解といった自然環境にもたらされた変化などを視覚的にわかりやすくしたタイムラプスです。
私たちの言語能力を高める「フィクション」とのつながり
昔は好きで小説を読みふけっていたのに、働き始めてからは気づけばビジネス書や、ノウハウ本ばかり読む日々。空想に浸る時間は本当に、現実を何一つ変えやしない「無駄な時間」なのでしょうか。カナダのコンコルディア大学によれば、その答えはノーです。