All posts by クリューガー 量子

image via Ravensbourne University London

溶かして食べられる包装。UKの学生が開発したラーメンスープになるパッケージ

世界中で人気のインスタントラーメン。しかし、そのパケージには多くのプラスチックが使われています。イギリスの大学院生が、溶かしてそのまま食べられるインスタントラーメンの包装を開発しました。

食品ロスも飢餓もない未来へ。太陽光で動くオフグリッド冷蔵庫「NILO」

ブラジルに本拠をおくYOUMMA社が新たに開発したオフグリッドの場所でも使用できる冷蔵庫「NILO」。従来の冷蔵庫とは違いエネルギー効率が高い上、低コストで開発されており、手に入れやすい価格で販売される。YOUMMA社の目標は、クリーンエネルギーである太陽エネルギーを利用した冷蔵庫へのアクセスを可能にすることで、電気のない場所に住む人々の生活の質を向上させること。具体的には、オフグリッドの地域における食品保存を改善し、食品へのアクセスを促進すること、またバリューチェーン全体の新しく持続可能な繁栄が期待される。安全な食品保存が可能になることで、生産者から消費者の元に届くまで食品を良好な状態に保ち、人々の健康状態と生活の質の改善、そしてフードロス削減と飢餓解決に貢献する大きな一歩となるかもしれない。

果物の皮から家具をつくる。トルコの循環型スタートアップ「Ottan Studio」

トルコの会社が食糧ゴミから家具や照明を作り、販売ごとに木を植える取り組みをしています。地元で収集した果物の皮や期限切れの穀物、残り物の野菜や木の葉や草を小売業者や生産者などから収集し、洗浄・乾燥・粉砕して天然原料を作ったのち、樹脂と混ぜて型に注入する。着色剤は使用せず、ゴミそのものが持つ色を活かした自然な色合いで作られる製品は、カラフルでユニーク、高品質だ。「ゴミ」として捨てられてしまう自然のモノの美しさを見出し、自然が持つライフサイクルからのインスピレーションをもとに、家具や照明、装飾品や建築部材などを生みだすトルコのサーキュラーエコノミー。食糧廃棄と森林破壊の両方を解決する取り組みである。

言語の壁を超えたコミュニケーションを。40カ国語対応の同時通訳イヤホン

40か国、93のアクセントに対応した同時通訳イヤホンが登場。タッチ・レッスン・スピーカーの3つのモードを切り替えれば、相手に話しかけるとき、授業や映画のとき、自身が話した文章を通訳してスマホのスピーカーで再生したいときなどに使うことができる。通訳としての機能のほか、音楽を聴いたり、電話をするためにも使うことができる。これまで海外の人とのコミュニケーションの際に壁となっていた言語の壁を取り除くこのイヤホンは、様々な国や地域の人々との会話を可能にし、私たちが異文化や異なる価値観に出会うきっかけとなるかもしれない。

軽くて丈夫で何度も使える。折り畳める水筒「Origami Bottle」

通勤や通学、ちょっとした外出やスポーツのときなど、多くの人が飲み物を持っていくだろう。しか

熱帯雨林

熱帯雨林の途上国にも電力を。大気中の水蒸気から電気をつくるイスラエルの研究

みなさんにとって、日々の暮らしに欠かせないものとは何だろうか? 水や食べ物はもちろんだが、

ジュエリーをサステナブルに。Pandora社、すべての商品をリサイクルされた金銀へ

美しいジュエリーは私たちの気持ちを幸せにしてくれる。お気に入りのものを身に着けるだけで気分

1年中自然の中で生活できる。自転車とボートになる電動キャンピングカー「Z-TRITON」

サイクリングやキャンプ、そして水の上でのボートこぎ。自然のなかで体を動かし、空や木の緑を見

環境配慮と雇用創出を同時に。デンマークのグリーン燃料供給プロジェクト

環境対策先進国として、産業や教育などのさまざまな観点から環境問題に積極的に取り組み、201

愛犬との散歩を快適でスマートに。オールインワンの犬用首輪・リード「GoGoLeash」

新型コロナウィルス感染症の影響で遠方への外出が難しいなか、街中では運動不足の解消や気分転換

老朽化を防いで安全な道をつくる。アメリカで開発される「インテリジェントコンクリート」とは

私たちが普段から利用している道路や橋。意識することは少ないが、人間と同様に寿命がある。実際

どこでも清潔な水を。太陽光を使った携帯用手洗いシンク「GoSun Flow」

新型コロナウイルス感染症の蔓延にともなって、手洗いの重要性が見直されるようになった。しかし

海藻

大量発生した海藻からバイオ燃料や肥料をつくる。英大学の研究

2019年5月に学術雑誌サイエンスが、浮遊性の海藻である「サルガッサム」が大繁殖しているこ

エビの殻と果物のゴミをアップサイクル。エコに「キチン」を作る方法

私たちの食卓にのぼることが多いエビやカニは、加工の際にたくさんのゴミが発生する。そのような

LUNARK

「月に住める」家とは?今秋、グリーンランドでミッション訓練を開始

「月に降り立ってみたい」そんな願望を一度でも持ったことはないだろうか。NASA(アメリカ航

植物繊維でマイクロプラスチックの流出を防ぐ。フィンランド発のろ過技術

私たちの暮らしにはプラスチックがあふれている。家の中を見渡すと、食器や洋服、冷蔵庫から洗濯