Tag Archives: 教育機関

セルビアに突如現れた巨大水槽。まちの空気を浄化へ

都市部に人口が集中し、自動車やGHG排出量の増加につながっているセルビア。ベオグラード大学の研究者は、600リットルの水槽に入った藻がCO2を吸収する、「LIQUID 3」という装置を開発しました。

木造

エネルギーも食料も作れる「ソーラー温室」バルセロナに誕生

都市で生活する人たちが、農業に触れる機会を増やせる方法はないでしょうか。カタルーニャ先進建築大学院大学の学生たちは、ビルの屋上に設置できるグリーンハウスこと「Solar Greenhouse」を作りました。

プラスチックを食べる幼虫、ついに「未来の包装材」に変身へ

2015年にスタンフォード大学の研究グループは、ミールワームが発泡スチロールを安全に消化し、生分解することを発見。この発見に着目したアメリカのデザインスタジオDoppelgängerは、ミールワームの外骨格を用いて、発泡スチロールに匹敵する軽さや衝撃吸収性、耐水性を備え、さらに家の庭で堆肥化が可能なバイオプラスチックを開発しました。

「弱いロボット」から考える、人と機械が共生する未来

「機械は完璧なもの」と思い込んでいると、不具合が発生したときにイライラしてしまいがち。「ごみ箱ロボット」は、自分ではごみを拾えないという弱さをあえて開示し、人間の協力を引き出します。

水をあげる人

微生物ベースのバイオ肥料「Kula-N」化学肥料を80%置き換えることに成功

大量のエネルギーと化石燃料を使って生産される、従来の窒素肥料。アメリカのスタートアップ企業は、窒素を固定する微生物の能力をパワーアップさせ、化学肥料を代替することを目指します。

使い捨てマスク

使い捨てマスクがリチウム電池に。医療ごみを減らすロシアの研究

レモン電池など、身近なもので電池を作れることは知られていますが、「マスク」で電池を作るという驚きの研究が発表されました。パンデミックで廃棄される大量のマスクを、有効活用できそうです。

海藻

海藻は、次世代のクリーンエネルギーとなるか

エネルギーの低炭素化が求められる昨今、光合成によりCO2を吸収して成長するバイオマス資源を用いた発電が注目されています。イスラエルの研究者は、海藻の一種であるアオサから電流を得られたと発表しました。

サンゴ礁

サンゴ礁の状態は「音」でわかる?海の生態系に耳を傾けるイギリスの研究者たち

世界で多くのサンゴ礁再生プロジェクトが実施されていますが、サンゴ礁の生態系が回復していることを、どう確認すればいいのでしょうか。英大学などの研究では、魚が発する「音」を観測しています。

プラスチックを食べる細菌、世界中で出現。ごみ問題の救世主となるか

世界のプラスチック生産量の急増に伴い、多くの細菌がプラスチックを分解できるように進化しているのではないか。そんな興味深い研究が発表されました。酵素が持つ能力を、リサイクルに活かせるかもしれません。

生理ナプキン

米カリフォルニア州、学校で生理用品を無料配布へ

アメリカ・カリフォルニア州が、州内すべての公立学校で生理用品を生徒へ無料配布することを発表。2022年度から学校のトイレでナプキンやタンポンなどの無料提供が始まります。

新たな冷凍技術

100万台の車相当のエネルギーを節約する、新たな冷凍技術

私たちが普段食べている食品を長期保存してくれる冷凍庫が環境に与える影響は、案外おおきい。そんな中、米カリフォルニア大学が、大量のエネルギーとCO2を減らす画期的な冷凍の手法を発表しました!

チーム

ネガティブな人がいた方がチームの創造性が高まる。米・豪大学が発表

これまで私たちの多くが「感情の多様性」について、意識していないか、あるいはまったく無知だった――。組織に必要な「多様な人材」は、年齢や性別、人種などだけを指すものではない、そんなことを示唆する「やさしい研究」に注目です。

白馬

【前編】気候変動とサーキュラーエコノミー| 長野県白馬村での体験・実装ワークショップ GREEN WORK HAKUBA レポート

東京から電車で3時間半、長野県北西部に位置する白馬村が今、サーキュラーエコノミーの実践地となりつつあることをご存じでしょうか。本記事では、2021年に行われたサーキュラーエコノミーのカンファレンス「GREEN WORK HAKUBA」の様子をお届けします。

私たちの言語能力を高める「フィクション」とのつながり

昔は好きで小説を読みふけっていたのに、働き始めてからは気づけばビジネス書や、ノウハウ本ばかり読む日々。空想に浸る時間は本当に、現実を何一つ変えやしない「無駄な時間」なのでしょうか。カナダのコンコルディア大学によれば、その答えはノーです。

ドイツの美術大学が「何もしない学生」に奨学金を提供する理由

私たちはむしろ他者への影響を抑えるために、行動を止めてもいいのではないでしょうか。このような仮説のもと、ドイツのハンブルク美術大学は「何もしない学生」3人に、それぞれ1900ドル(約20万円)の奨学金を与えます。奨学金の申込受付は2020年8月に始まり、9月15日に締め切られました。説得力のある怠惰なアイデアを持つ者なら、誰でも申し込むことができました。

感染リスクを避けつつ学ぶ。東京女子医大、VRカメラで「リモート手術見学」可能に

新型コロナウイルス感染症の急激な広がりにより、リモートワークやリモート会議、さらにはリモー