Tag Archives: 生物多様性

海洋ごみを自動で回収・分解。海を守る「第8の大陸」構想とは
スロバキアのデザイナーLenka Petrákováは、海洋プラスチックごみ問題を解決しようと、「第8の大陸」と名付けた巨大な海洋ステーションの構想を発表しました。この海洋ステーションでは、太陽光と潮力を利用して得られたエネルギーでごみを回収し、再利用可能な素材に分解します。また、ステーションには研究所も備わっています。海洋の清掃と環境の研究を同時に行うことで、完全に自律して持続可能な海洋保護活動を行うことができるのです。

【わかる、えらぶ、エシカル#18】食を通して季節を味わう。「旬の食材」を買おう
本来食材には季節ごとの気候に合わせて育ち、収穫される「旬」がありますが、売り場で一年中見かける野菜や果物が多くなり、1970年代に比べ近年は一年中販売している食材が増加しています(*1)。日本では、季節のはじめに出てくるものを「はしり」、終わりに出てくるものを「なごり」、その間の出盛りのものを「旬」と呼び、食を通して季節を楽しんできました。こうした習慣はエシカルな視点からみても意義があります。旬食材をテーマに、どのようにエシカルなのかをお伝えします。

知ることで、守れる。植物研究家が伝える「野草」の魅力
日本に根付いた野草の素晴らしさを国内、そして世界に発信している、野草研究家の山下智道さん。山下さんは、昔からある日本人の野草の知恵や伝統を守るため、古来からの伝統的利用法を紹介したり、独自の分類学を提唱し、「ハーブ王子」という名前で活動されています。今回は山下さんに野草の魅力や、植物の身近にいるからこそ感じる環境の変化について話を聞きました。

オーストラリア政府観光局が提唱する「コンシャストラベル」とは?
オーストラリア政府観光局が、日本語公式Webサイトにて、「コンシャストラベル」を紹介する特設ページを開設しました。雄大な自然を旅する気分を味わいつつ、理想的な旅のスタイルを思い描いてみてはいかがでしょうか。

自宅の庭をハチのために。米ミネソタの自然保護プログラム
ミツを集めながら、送粉者として植物の花粉交配を助けているハチの数は今減少しています。そんなハチや同じく送粉者である昆虫たちを自宅の庭に集める取り組みが米・ミネソタ州で始まりました。参加者が、ハチや昆虫の栄養になる植物を植えると、補助金やワークショップ、栽培の手引きなどが提供されるもので、これによって送粉者の減少を食い止め、生物多様性を守ることができます。個人で誰でも参加できる、州が進める取り組みです。

【わかる、えらぶ、エシカル#14】たくさんの恵みを与えてくれる母なる海。海を守る商品を買おう
エールマーケットとのコラボでお届けする、「エシカル消費」の連載企画。第14回は、「海を守る商品」について詳しく解説します!

道の主役を車から人へ。パリ・シャンゼリゼ通りが2030年までに緑溢れる庭園に
フランスのパリにあるシャンゼリゼ通りを、観光客だけでなく地元の人も楽しめる、環境に優しい通りに作り替えることはできないか。そう考えたパリ市が2021年1月に打ち出したのが、この通り全体を2030年までに「並外れた庭園」に生まれ変わらせるというプランです。計画では車線を現在の半分に減らし、その分歩道や緑の空間などを拡張することで、よりサステナブルかつ人々が気持ちよく過ごせる場所にすることを目指しています。

海に浮かぶホテル「GAIA」3Dプリントのサンゴ礁で生態系保護へ
美しい自然をこれからも大切にしたい、そんな思いでデザインされたホテルがあります。2020年11月に行われたドバイのデザインウィークで、未来のホテルのコンセプト案として発表されたGAIAは、自然への影響を最小限に抑えながらも、滞在者がこれまで以上に自然との一体感を感じられることを目的としています。

木の上から声をあげたドイツの気候活動家たちに聞く、環境危機時代の市民のあり方
「森は消えたけれど、アクティビズムは終わらない」「ドイツの環境対策の現実を見て」ドイツ中西部の森で伐採への抗議活動を続けるアクティビスト3人に、話を聞きました。

【わかる、えらぶ、エシカル #10】捨てないことで未来の地球を守る。「ごみ削減」につながる商品
「エシカル消費」という言葉を知っていますか? エシカル消費とは、人や社会、環境に配慮した消費のこと。誰にでもできる社会貢献のアクションとして、注目されています。
本特集では前回の続編として、約6カ月にわたりエシカル消費のおすすめ11テーマを解説していきます。第10回は、「ゴミ削減につながる商品」について詳しく解説します!

【前編】成長ではなく繁栄。石川県・金沢から考える、価値を創造するまちづくり
自然の多機能性に着目する「グリーンインフラ」という概念を取り入れ、レジリエントなまちづくりを進めている金沢市。平時にも災害時にも役に立つ金沢のグリーンインフラとは?現地からレポート記事をお送りします。

【11/19開催】自然の叡智に学ぶ。循環型ビジネスや組織デザインに活かせる「バイオミミクリ」思考とは?
新型コロナウイルスの拡大や気候変動、深刻化する自然災害など様々な社会課題に直面するなか、世

地球を再生する小売業へ。ウォルマートの「リジェネラティブ・カンパニー」宣言
世界最大の小売業者・スーパーマーケットチェーンのウォルマートが、サーキュラーエコノミーを超えた、「リジェネラティブ」な企業になると宣言しました。規模が大きいだけに、この取り組みは大きなインパクトを生み出すことが期待されています。

水中ロボットで海の底からきれいに。欧州の海洋プラ収集プロジェクト「Sea Clear」
毎年世界では800万トンにのぼるプラスチックが海に流されている(※1)。しかし、海洋プラス

【わかる、えらぶ、エシカル#8】わたしたちの安全で快適な暮らしを守る。「森林を守る」商品を買おう
「エシカル消費」という言葉を知っていますか? エシカル消費とは、人や社会、環境に配慮した消

「日本文化に学ぶサステナビリティ」江戸時代の循環型社会から学ぶサーキュラーエドノミー 【イベントレポート】
欧州を中心に発展したサーキュラーエコノミー(循環型経済)の概念は、今や中国や東南アジア、南米・アフリカなどでも広がりを見せています。日本でも、特に江戸時代に循環型社会が確立していたとよくいわれます。一体、具体的にどのような点が「循環型」だったのか、そして現代に適用できるものはないのでしょうか?