Tag Archives: Design for Good
あなたの家の「家事分担」はフェア?対話を促すイケアのゲーム
イケアが3月8日の国際女性デーに合わせて公開したのが、FiftyFifty(フィフティフィフティ)と呼ばれるデジタルカードゲームです。これは、自宅における家事の平等について、オープンで楽しく対話を始めるためのツールです。
ジーンズからジーンズへ。land down underが投げかける循環ファッションの未来
「循環するジーンズ」を提供するland down under。代表の池上慶行さんは、「廃棄物をなくす」さらにいえば「廃棄物という概念をなくす」ことを念頭に、ジーンズづくりと循環の仕組みの構築に励んでいます。
孤立化していく地域コミュニティに挑む、ランドセルのアップサイクル「ゆずりばいちかわ」
こうした地域コミュニティの希薄化、孤立化に対して、「困った時はお互い様」のコミュニティビジネスで問題解決に取り組む会社が千葉県市川市にある、学生服リユース商品やランドセルのアップサイクル商品の販売事業を展開する「ゆずりばいちかわ」です。理念として「リユース、アップサイクルを通じたコミュニティ(譲り場)を提供することで地域活性化と柔軟な雇用創出」を掲げています。
【わかる、えらぶ、エシカル#16】今からでも備えたいアイテム。「災害対策商品」を買おう
「エシカル消費」という言葉を知っていますか? エシカル消費とは、人や社会、環境に配慮した消
サーキュラー建築で廃棄物を最小限に。デンマークの「分解可能な」複合施設
建物の解体で廃棄物を出さないように建築デザインされたのが、デンマークの「The Braunstein Taphouse」です。解体後に建物の資材をリサイクルできるよう、分解可能なデザインになっています。分解可能にするため、建物はできるだけシンプルに、取り外し可能な結合部品で作成。それにより、別の場所で建物を再建築したり、部品を他のプロジェクトに再利用することができるのです。
スラム建築を現代の建築に活かす。TAUが目指す、自然と一体化した無駄のないデザイン
現代の建築は見栄や無駄が多くなってしまっています。無駄を作ると、それは最終的にごみになってしまう。建築のスクラップビルドは、ものすごい量の廃棄物を出し、エネルギーを有し地球汚染につながっています。それを最小限に抑えることはもちろんのこと、廃棄物を利用して建築ができないか──そう話す、アトリエ「TAU」の創業者である大井雄太(おおいゆうた)さんは、スラムで用いられている建築方法を学び、現代の建築に生かしています。
イケア、家具に第二の人生を与える「Circular Hub」をIKEA港北にオープン
IKEA港北にオープンしたサーキュラーハブでは、顧客から買い取ったイケアの家具や展示品を購入できます。さらに、従業員による家具の組み立てを見学できるコーナーや、商品のメンテナンス方法などに関するワークショップ「Learn & Share area」を設け、顧客がより簡単かつ手頃な価格でサステナブルな暮らしを実現できるよう提案していきます。
ディスレクシアの人の視点を疑似体験する「とにかく読みづらいサイト」
カナダの団体が、あるウェブサイトを立ち上げました。文章のスペルはめちゃくちゃ。文字が点滅したり、勝手に動いたり、時にぼやけたりしているので、とにかく読みづらい。これは実は、日常的にディスレクシア(失読症・読み書き障害)と共に生きる人の気持ちをより多くの人に知ってもらうためのサイトでした。
パイナップルのヘタをドローン部品に変えるプロジェクト、マレーシアで始動
マレーシア・プトラ大学のプロジェクトチームが、パイナップルのヘタを原材料にドローン部品を開発しました。プロジェクトの目的は、マレーシアのフールランガット地区の農家の収入を安定させ、農産業の全体を活性化させること。パイナップルのヘタによって製造しているのは、ドローンのバッテリーやプロペラを固定する胴体の部分です。
CO2を削減。イタリアのデザインスタジオが作成した「簡素化されたWebサイト」
イタリアのデザインスタジオ「Formafantasma(フォルマファンタズマ)」は、CO2排出量を削減するために意図的に簡素化したWebサイトを公開しました。大きな画像を使わず、フォントには一般的に使われるTimes NewRomanやArialを使用。これによりコンピューターやスマートフォンにダウンロードするために必要なエネルギーが少なくて済み、CO2排出量を削減しています。
捨てられる光学ガラスを雑貨に変身させる「νd」
株式会社エイ・ケイ・コーポレーションが、新事業「νd(ニュー・ディー)」にて、光学部品の生産で発生する光学ガラスの廃材を使った製品をクラウドファンディング中です。
【3/5オンライン開催】Tokyo Meets Doughnut 〜ドーナツ経済学で東京の未来を考えるワークショップ〜
GDPの成長だけを豊かさの指標とする従来型の経済モデルから脱却し、地球資源の範囲内で社会的公正と誰もが「繁栄」できる経済の実現を目指すドーナツ経済学。オランダ・アムステルダムの都市政策にも導入されたこのドーナツ思考は、欧米の都市を中心に都市をより良い場所にするべく使われてきました。今回はそんなドーナツ経済学を、初めて日本の首都・東京に適用するワークショップを開催します。
ポルトガル発、コルクを活用した100%植物性のレザ―バッグ
株式会社コレットウェブは、ポルトガルのコルク・アクセサリー製作会社Corkor(コーカー)と正規代理店契約を締結し、12月10日よりMakuake(マクアケ)にてブリーフケース、メッセンジャーバック、ミニマリストウォレットの予約販売を開始しました。
捨てたくなくなる梱包材。サムスンが考えた、インテリアになる段ボール
サムスンは、使い終わった後に「インテリア」に変身する梱包用段ボールを開発しました。段ボールに印刷されているQRコードを読み取ると、マガジンラックや棚、猫の家やおもちゃなど多様な段ボールインテリアの作り方を閲覧することが可能。すべて、特別な道具や技術なしで簡単に作れるようになっています。段ボールの表面に印刷されたドット柄が、切ったり組み立てたりする際のガイドになるのもポイントです。
【2/27イベント開催】“All”から“Whole”へ。100年続く企業に学ぶ、循環する持続可能な組織デザイン in DESIGN WEEK KYOTO
100年続く企業のエッセンスとはどのようなものなのでしょうか?今回は、日本古来の伝統と文化が根付く京都にて、「循環する持続可能な組織づくり」というテーマで、SDGsやサーキュラーエコノミー(循環経済)といった海外の視点を基に日本企業や日本文化の強みを見つめ直しつつ、持続可能な企業と組織づくりについて参加者の皆さんと一緒に模索していきます。
コロナで休業するバーのシャッターに広告を。ハイネケンの飲食店支援
新型コロナの影響を大きく受けているスペインのバルセロナ。ハイネケンは、休業しているバーのシャッターを買い取り、広告を貼るというユニークなキャンペーンを始めました。実はこの施策、飲食店を支援するために始められたものなのです。