【まとめ】AIで社会をよくするアイデア5選

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ディープラーニングの進化を背景に急速な発展を遂げたAI(artificial intelligence:人工知能)。個人向けサービスを提供するチャットボットや家庭用AIアシスタントの実用化など、生活に身近なシーンへの導入も進み、今やその搭載が当たり前となった商品カテゴリは数知れない。

AIは人から職を奪い、人の価値を脅かす存在なのかといった議論も交わされるが、IDEAS FOR GOODではこれまで、人を助け、人にはこなせない業務を肩代わりするソーシャルグッドなAIを多数、取り上げてきた。ここでは、中でも特にその活用の路が画期的で、社会や利用者の生活に大きく貢献することが期待されるプロジェクトをピックアップし、あらためてご紹介したい。

01. ロボット弁護士「DoNotPay」

世界初となるロボット弁護士、チャットボットで法律相談

イギリスの大学生が開発したチャットボット「DoNotPay」は、無料で法律相談に乗ってくれるロボット弁護士だ。シンプルな質問への返答で、弁護士に代わってサービス利用者の状況を把握し、取るべき行動を促してくれる。

02. スマート医療デバイス「hearScope」

耳の感染症をAIでリモート診断。途上国の子供を救うスマート医療デバイス「hearScope」

「hearScope」は、耳の感染症により聴力を失う子供が後を絶たない発展途上国で活用すべく開発された、AI搭載スマートデバイスだ。近隣に医師がいないような地域でも、AIが患者の耳の中を捉えた動画を基に、ビッグデータを駆使して状況を診断する。医師は必要に応じてリモートで診察を行う。

03. シニアのライフクオリティ改善を促す「ELLI•Q」

高齢者のライフクオリティを高めてくれるAIアシスタント

一人暮らしの高齢者が、健康で活発な日々を維持するためのモチベーションを喚起するシニア向けAIアシスタント。機械学習の搭載により、ユーザーの嗜好・行動・性格を学習し、デジタルコンテンツやアクティビティへの参加を促す。

04. 視覚障害者をサポートする「Horus」

自己成長を続けるAIが、盲人のパーソナルアシスタントとなる日

「骨の伝導を利用し、着用者の近くにあるものを聴覚的に説明する」ことで、視覚障害を持つ人のパーソナルアシスタントとして活躍するウェアラブルデバイス「Horus」。「機械学習アルゴリズム」により、カメラ付きヘッドセットから送られる情報が可聴記述に変換される。文章の読み取り、顔の認識、歩行途中の障害物の感知・警告などの機能で着用者をサポート。

05. 15ヵ国語を翻訳するアプリとスマートイヤホン

言葉の壁よ、さようなら。15カ国語以上の翻訳が可能なイヤホン&アプリが登場

米国発、異なる言語をほぼ同時通訳できるという画期的なアプリとイヤホンが話題を呼んでいる。アプリは機械学習を使用するため、時間の経過とともに翻訳能力が向上していく。言葉の違いによるコミュニケーションの壁のない世界の実現に挑む。

まとめ

どんなマシンも複雑な操作を必要とせず、語りかけるだけでこちらの要望を汲み取ってくれる。そんな日は遠くないのかもしれない。

人類は「シンギュラリティ」の訪れを危惧すべきなのか。頼れるパートナーとしてのAIと「うまく共存」していくことは可能なのか。容易には回答の見つからない問いが並ぶ。一つ確かなのは、既存のAIはすでに多くの人の生活にインパクトをもたらし、そこで欠けてはならないポジションを築きつつあるということだ。

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