加速する「本郷バレー」DEEPCOREがWeWorkとコラボしてAI特化インキュベーション施設をオープン

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AIに特化したインキュベーション事業を手がける株式会社ディープコア(以下、DEEPCORE)が、若手AI技術者や研究者らの拠点となるAI特化型インキュベーション施設「KERNEL HONGO」を東京・本郷に本格オープンした。

ソフトバンクグループ株式会社が100%出資する DEEPCOREは、「CORE for Disruptive Innovations」をミッションに、ディープラーニング分野の優れた若手起業家育成を目指すAI特化型インキュベーターだ。さまざまな教育研究機関や企業と連携しながら、共同プロジェクトの推進やスタートアップ企業育成につながる新しいエコシステムを構築していくことを目標としている。

優秀な学生や研究者らが集まる東京大学のキャンパスからも近い東京・本郷は、近年テック系のスタートアップやコワーキングスペースが集まりつつあることで注目されており、シリコンバレーにちなんで「本郷バレー」という言葉も生まれつつある。DEEPCOREもインキュベーションの拠点としてこの地を選んだ。

DEEPCOREは、AI特化型インキュベーション施設「KERNEL HONGO」において、AIテクノロジードリブンなコミュニティ運営やAIスタートアップ支援などを本格的に行っていくという。「KERNEL HONGO」は、2018年5月からのプレオープン期間を経て、8月に本格オープンとなった。

「KERNEL HONGO」のデザイン監修には、世界中でコワーキングスペースを運営しているWeWork社が全面的に協力した。施設利用者(以下、KERNELメンバー)は公募で選ばれたAI技術者や研究者やAI応用分野人材で、初期メンバーは約100人だ。

KERNELメンバーには様々なサービスが提供される。「KERNEL HONGO」を24時間いつでも自由に利用できるほか、同じ目標や興味を持つ仲間と情報交換や共同プロジェクトを行うことができる。

計算資源の提供も豊富だ。アメリカの半導体メーカーであるNVIDIAのサポートにより、AIコンピューティングリソースが利用でき、技術コンサルティング、Deep Learning Institute(DLI)の参加、AIスタートアップを支援するInception Programへの推薦を含む包括的なサポートも受けられる。

さらに、企業や研究機関などとの共同実証実験に参加でき、各種業界で活躍するメンターから、技術や起業に関するアドバイスが受けられる。ビジネスやAI分野のトップランナーを招いたイベントや、最新論文の輪読会などへの参加も可能だ。

そして、最大の魅力はKERNELから生まれたスタートアップのうち有望な企業について、DEEPCOREが運営するベンチャーキャピタルファンドからの出資が検討されることだ。DEEPCOREのファンドの資金規模目標は総額60億円と発表されており、スタートアップ企業の今後の成長が期待される。

若手起業家育成を目指すDEEPCOREが8月に本格オープンしたAI特化型インキュベーション施設、「KERNEL HONGO」。ここから発信されるたくさんの新しいアイデアが、世界に大きく羽ばたいていくことを期待したい。

【参照サイト】DEEPCORE、AI特化型インキュベーション施設 「KERNEL HONGO」を本日本格オープン
【参照サイト】DEEPCORE、最大60億円規模のAIスタートアップ特化ファンドを設立~第1号案件として株式会社VAAKに出資~
(※画像:DEEPCOREより引用)