{EARTHLY}な生き方を、みんなで始める1ヶ月
〜THIS OCTOBER IS THE 1ST MONTH OF YOUR EARTHLY LIFE〜
2020.10.1〜10.31
2020年10月1日から31日の1ヶ月にわたって、一般社団法人Earth Companyは、「Earthly October」と称し、さまざまなオンライン企画を開催する。
この地球上のたくさんの社会課題や環境課題……
私たちは、直し方を知らないものを次々と壊してしまった。
でも、そんな地球・社会を変えられるのも、私たち自身。
次世代につなぐ未来は
人と自然と社会の調和する「Earthlyな生き方」から創り出せる。
未来は私たちの変化を待っている。
だからこそ、「Earthlyな生き方」を知り
一緒に楽しむことから始めてみませんか?
「Earthly」には、「地球の」という意味がある。地球上に存在する人が自然と共存し、存在することで社会全体がよくなるようなあり方が実現できるように。環境を犠牲にした経済成長モデルや途上国から搾取する先進国の発展モデルなど、何かが発展する一方で課題を生み出すのではなく、包括的に地球に存在するすべての生き物がよりよくなるように。そんな想いを持ちながら過ごす生き方を、Earth Companyは「Earthly」と定義し、1人でも多くの人が「Earthlyなあり方・生き方」を始められるようなきっかけを「Earthly October」で提供していく。
「Earthly October」とは?
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<注目コンテンツ>
1. 「Earthlyな生き方」を体験する、様々なオンラインイベント
2. 日常生活の中でできるEarthlyなアクションに挑戦!10-day Earthly Challenge
3. Earthlyなコミュニケーションを楽しむ!オリジナルLINEスタンプ
1. Earthlyな生き方を体験する様々なオンラインイベント
期間中には、さまざまなテーマでオンラインイベントを開催する。
バリ島からLive配信!次世代につなぐ未来を創る私たちの「Earthly」な取り組み
地球に優しい日本の古来からの生活体験や、難民・移民アーティストや料理人達によるさまざまな国の音楽と食の文化交流を通して、食と命の恵みに感謝する秋の「地球音楽収穫祭」(主催:TaiYou Symphony)との共同で、Earth Companyが運営するバリ島のエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」と、ブラウンズフィールドを繋いで、次世代につなぐ未来を創る「Earthly」な取り組みをオンライン配信する。
- 開催日:10/10(土)14:00〜15:00
- 登壇者:濱川 明日香さん(Earth Company共同代表)
- 参加費:無料
学びを台所から!オンラインでつくるロヒンギャ料理教室
Earth Companyが支援する社会起業家で、イスラム系少数民族ロヒンギャ出身のIMPACT HERO 2019の「ウェイウェイ」が取組む課題に対し、ロヒンギャの人々の食文化を通して「ダイバーシティー」や「次世代につなぐ」とはどういうことかを一緒に考え、難民問題を知り、今までと違う視点で見つめ、身近に感じる料理教室。
- 開催日:10/17(土)10:00〜12:00
- 講師:長谷川 留理華さん(ミャンマー名:ルイン・ティダ)
- 参加費:1,500円(スパイス付き)
異常気象が「当たり前」になった日本の現実と、次世代につなぐ未来のために私たちができること
気候変動の影響で異常気象が「異常」ではなく「当たり前」になりつつあり、日本でも大型台風などの災害が多発している。その被害や損害はどれくらいなのか。今Earthlyな生き方を選ばなかったら、私たちには何が待っているのか。先日、日本の大手損保で初めて「脱石炭」のためのダイベストメントの方針を打ち出した、損害保険ジャパン株式会社から、シビアな現実を学ぶ。
- 開催日:10/22(木)21:00〜22:00
- 講師:川端康治さん(損害保険ジャパン株式会社CSR室)
濱川明日香・知宏(一般社団法人Earth Company共同代表) - 参加費:無料
新しい「当たり前」を親子で見つけるワークショップ
参加者自身が実際に家の中にある「Earthly」を親子で一緒に探し、他の参加者と共有する。
- 開催日:10/24(土)10:00〜12:00
- 講師:藤本 亜子さん(Earth Company プログラム・マネージャー)
- 参加費:無料
※オンラインイベントの参加はPeatixからのお申し込みが必要。また、各イベントには寄付つきチケットが設定されており、寄付金は、手数料を除きEarth Companyの活動費に活用される。
2. 日常生活の中でできるEarthlyなアクションに挑戦!10-day Earthly Challenge
10月7日(水)~16日(金)の10日間は、実際に日常生活の中でできるEarthlyなアクションに挑戦してみよう。期間中、毎朝7時半にEarth CompanyのFacebook、Twitterで「今日簡単にできるEarthlyなチャレンジとその方法」「関連するおすすめ情報」が投稿される。期間中は、IDEAS FOR GOODでも毎朝8時半に、チャレンジに関連した、ヒントとなる過去記事をお届けしていく。
参加は自由で、毎日参加してもいいし、1日だけ参加してみてもいい。気軽にチャレンジしながら、課題と課題解決方法を楽しみながら知り、体験してみてはいかがだろうか。チャレンジをSNSでシェアすることで、一緒に取り組む仲間を見つけることもできる。
指定のハッシュタグとともにSNSに投稿されたものの中から、素敵だったアクションをEarth CompanyとIDEAS FOR GOODで選ばせていただき、サイト内でも紹介していく予定だ。ぜひ、気軽に参加してみてはいかがだろうか。
3. Earthlyなコミュニケーションを楽しむ!オリジナルLINEスタンプ
「Earthly October」を最大限に楽しめる、EarthlyなオリジナルLINEスタンプを10月1日から販売。「Earthlyだね!」「誰一人取り残さない」「エコボトル持った?」「その一歩だいじ」など、お互いに褒め合ったり、Earthlyな行動を促すLINEスタンプだ。日常生活でコミュニケーションを楽しんでいただきながら、Earthlyなアクションを広めてみてはいかがだろうか。世界はとっくの前から非常事態。今、変わらなければいつ変わる?
新型コロナウイルス感染による世界での死者数が先日100万人を突破し、感染者数は3400万人にもなった。新型コロナによって、私たちの暮らしは、一番根本的な人間のニーズである「安心・安全が保たれていた生活」から、それが「奪われる・脅かされる生活」に変わってしまった。しかし、Earth Company共同代表の濱川明日香さんは、今の状況について、「世界はとっくの前から非常事態だった」と語る。
「よく考えてみましょう。世界を見回してみると、コロナ以前から、そもそも『安心・安全』が保たれない状況で溢れていました。世界では、貧困で年間1800万人の人が亡くなっています。コロナ死者の18倍です。一年で亡くなる子どもの数は630万人。時間にして5秒に1人。世界には現在8000万人の難民、つまり住む場を紛争や迫害などにより追いやられた人たちがいます。コロナ感染者の2倍を超える数です。ステイホームができる環境は、実はありがたいのです。そして気候変動による異常気象では、去年6000万人が被災したと言われています。」
「そう、世界はとっくの前から非常事態。ずっと前からです。『非常事態』をようやく知った私たちは今、変わらなければいけません。逆に、今、変わらなければいつ変わるのでしょう。ポストコロナは、『私たち=日本人』にとって『安心・安全』な社会を作ることを目的とするのではなく、『私たち=地球・世界の人々』の『包括的なウェルビーイング』を創るあり方を目指さねばなりません。なぜなら世界は隅から隅まで繋がっていて、私たち一人ひとりの、一つ一つのアクションが、毎日少しずつ、世界を変えているからです。そしてその波紋は私たち自身にも確実に及んでいるからです。」
「Earthly October」で、私たちの“あり方”を追求する
Earthly Octoberへの参加者には、どんな想いを持って参加して欲しいかと聞くと、明日香さんはこう答えてくれた。
「環境だけでなく、人権だけでなく、貧困、紛争、格差、少子高齢化、挙げればきりがありませんが、私たち地球が抱える一つひとつの問題と、それに苦しむ人たちに心を寄せ、その解決のみならず、それらの問題を生み出さない『私たちのあり方』を追求していかないといけません。」
「そんなあり方を知る『第一歩』として、この『Earthly October』企画に参加していただけると嬉しいです。そしてその『新しいあり方』を実践してみることで、それが決して窮屈なものでも、ひどく我慢するものでも、難しいものでもなく、実は気持ちよく、時に美味しく、視野が広がり自分の成長にもつながり楽しい!と思っていただけたら、最高です。そんな『Earthly』なあり方を、ぜひみんなで楽しんでみましょう!」
一人一人の小さなアクションも、みんなで毎日積み重ねたら世界を変える大きな力になる。10月は、「EARTHLYな生き方」を、広めていこう。
【参照サイト】 Earthly October