国内・海外のエシカルでサステナブルなファッションアイデア10選【2021年まとめ】

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「エシカルファッション」や「サステナブルファッション」という言葉をよく聞くようになった。

これは、衣服づくりの過程で地球環境や動物の権利をまもり、労働者の生活もしっかりと保障するなど、環境・社会に配慮したファッションのことである。近年では、大手アパレル企業だけでなく、スタートアップによる、ファッションをよりサステナブルにする取り組みが盛んだ。

本記事では、日頃から世界のソーシャルグッド事例を配信するIDEAS FOR GOODが、2021年に注目したエシカル・サステナブルなファッションをまとめてご紹介する。

世界のサステナブルで面白いファッションアイデア

01. カナダ 埋めたらりんごの木が育つスニーカー

履き終えたら「埋める」。りんごの木になるサステナブル・スニーカー

02. イスラエル 返却を防ぐためのオンライン試着システム

ECサイトの廃棄を減らす「デジタル試着」世界最大手の小売ウォルマートで導入へ

03. アメリカ ベビー服のレンタルで廃棄を減らす

アメリカのあらゆる生活者に循環の選択肢を。サーキュラーベビー服ブランド「Borobabi」

04. イギリス 海の底で見つけた原石を使ったジュエリー

天然、人工に次ぐ第3の選択肢に?エシカルな「海底ダイヤモンド」とは

05. ドイツ 使い古しのサッカーグローブがファッションに

PUMAのサッカーグローブだけで作られたジャケット

国内にも良いアイデアはたくさん。日本発ファッションプロジェクト

06. ワインなどのコルクを再利用したバッグ

ポルトガル発、コルクを活用した100%植物性のレザ―バッグ

07. 手持ちのアイテムに合わせられる「つけ襟」

「つけ襟」で、一着を長く大切に着よう。Z世代発サステナブルファッション

08. 絹織物×テクノロジーで作る新しい伝統

Z世代が織り直す銘仙着物の魅力。「Ay」が生み出す地域密着のエシカルとは

09. どんな性別の人でも着られるデザイン

“自分らしい“ファッションを当たり前に。サステナブルなジェンダーレスブランド「HUU」

10. 捨てられる予定の食品ロスを染料にアップサイクル

廃棄食材で染める服。アパレル発の食品ロス活用プロジェクト「FOOD TEXTILE」

まとめ

日本で毎年捨てられる衣服の量は約100万トン。

どうしたらより多く消費させられるか、ということばかり考え、次々と新商品を投入し、安い値段で消費者の購買意欲を焚きつけるファッションブランドはもう古い。いま、社会や環境への影響に責任を持ち、ユニークな形でごみの削減や、性の固定観念を取り払うことに取り組む企業が続々登場している。

そして、実はそんな取り組みが日本でも多くある。未来への希望を持ち、より良いことをしている人から服を買う、という時代が訪れそうだ。

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