シューズのリサイクルアイデアを募集。循環経済に向かって歩む、ナイキのコンペティション

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日本でも大人気のスポーツブランドナイキ(Nike)。持続可能な社会に向かってあらゆる産業が知恵を絞っている中でも、彼らのそれは特筆すべきレベルに達している。

使われなくなったシューズをリサイクルして作る素材「Nike Grind」は、循環経済の模範例だ。ジャージやシューズにいたるまで、ナイキの製品の実に70%以上に使用されているという。ナイキは、1990年頃から3000万足ものシューズをNike Grindにリサイクルし、さまざまな形で活用してきた。

そんなナイキが、このNike Grindをさらに魅力的で持続可能なものにするためにコンペティション「The Nike Circular Innovation Challenge」を開催している。Nike Grindに関する2種類のアイデアを募り、優秀なアイデアには数百万円の賞金を与えるという。

一つは、リサイクル効率を高め、質の良いNike Grindを作るための技術開発のアイデア。そしてもう一つが、Nike Grindを使った素晴らしい製品のアイデアである。アイデアは5月1日まで募集中だ。ナイキはまだまだ満足しておらず、持続可能で素晴らしい製品を提供し続け、一人でも多くのアスリートのパフォーマンスを高めるつもりなのだ。

ナイキのリサイクルプロジェクトは、シューズなどの自社製品だけではなく、スポーツシーンにまつわるさまざまな領域に及んでいる。たとえば、水分補給と切っても切り離せないペットボトルのリサイクルだ。2000年から、30億本以上のペットボトルを高性能なシューズやスポーツウェアに変えてきたという。

アスリートと共に汗を流し、栄光も挫折も一緒に味わってきたナイキのシューズ。サイズが変わったり消耗したりすると捨てるしかなかったシューズを高性能な素材に変え、新たな商品として次の世代のアスリートに提供する。これはテクノロジーやデザインの力はもちろん、なにより明確なビジョンが生み出した素晴らしい仕組みだ。同社の活動に深い敬意を表したい。

【参照サイト】NIKE CIRCULAR INNOVATION CHALLENGE

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