人と自然だけがつながる場所。ベルギーの環境配慮型オフグリットキャビン

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いつでもどこでもインターネットでつながってしまう現代。休暇中にもつい仕事のメールをチェックしてしまい、せっかくのお休みモードが台無しに…… という経験をしたことがある方も多いのではないだろうか。そこで、今度の夏休みこそ「私に連絡しようとしてもつながりませーん!」と言いたいあなたにおすすめのキャビンがある。ベルギーの「スローキャビン(Slow Cabin)」だ。

インターネットもテレビもなし。これでもう、休暇中に「見積書を送って!」なんていうメールは入ってこない。とは言え、いざインターネットにつながらなければ手持ち無沙汰になるのでは、という心配もある。スローキャビンは単にオフライン生活になるだけではなく、楽しく過ごせるように工夫されているから心配はいらないのだ。

パソコンやスマートフォンを放り出したら、まずは窓辺でゆったりリラックス。大きな窓から見える景色はまるで絵画だ。メールや電話の着信音に邪魔されることなく、のんびり自然を楽しもう。一緒に宿泊する人とのおしゃべりもいい。窓は高性能な断熱ガラスでつくられており、暑さ寒さをしっかり防いでくれる。

Image via Slow Cabins

木製のインテリアはシンプルだがスタイリッシュなデザイン。「最小限」な生活を充分に楽しめる設備は、仕事の雑念をすっきりと取り払ってくれそうだ。

さらに、スローキャビンの注目すべき点は、その環境配慮性能。使用する電気や水はすべてこのキャビンの設備でまかなわれるよう設計されている。電気は蓄電池と屋根に設置されたソーラーパネルで発電した分を利用し、シャワーや料理などの生活用水は雨水を濾過して使う。トイレは水を使わない「ドライトイレ」だ。

冷蔵庫はついているため、夏はビールを冷やしてBBQ、そして冬はワインを飲みながら薪ストーブの近くでほっこり、なんていう楽しみ方もできる。

Slow Cabins

一日を楽しく過ごしたら、パネルでその日使用した電気や水の量をチェック。日々の暮らしの環境負荷を把握しつつ、環境を大切にした暮らしはこんなに普通で心地いいんだ!ということを体感する機会になりそうだ。

気になる利用方法だが、今のところベルギー国内だけの貸し出しになっており、オンラインで予約を受けつけている。キャビンは主な都市の郊外に点在しており、利用者は希望する場所を予約するが詳細な場所は受付後のお楽しみ。自然を満喫できる素敵なロケーションに案内される。

Image via Slow Cabins

キャビンのサイズは、カップル用のものと最大5人まで利用できるファミリータイプの2種類。ベビーベッドなどの用意もあるため、子連れでも安心して利用できる。希望すれば地元のアウトドア活動の紹介や「スローフード」の配達サービスもあるという。オフグリッドが基本のスローキャビンだが、モバイル版もあり、都会の喧噪を離れた集中会議も可能である。

使い方はさまざま、アイデア次第だ。今年の夏はオフラインな空間で、エコロジカルなひとときを楽しみながら、身も心もリラックスできる休暇はどうだろう。ベルギーまで行っていられない、という方。スローキャビンはビジネスパートナーも募集している。いっそのこと日本にスローキャビンを連れてくるのも一つの手かもしれない。

【参照サイト】Slow Cabins
(※画像:Slow Cabinsより引用)