荷物の包装はもういらない。1,000回使えるスマート郵送ボックスが登場

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フランスとドイツに拠点を置くスタートアップLivingPackets社が、何度でも使えるエコな郵送ボックス“THE BOX”を開発した。

インターネットを使ったオンラインショッピングは1年間で20%以上の成長を遂げる、いま注目の市場だ。しかし、商品郵送にあたっては必ず包装を必要とし、ほとんどの場合使い捨てされるため大量のゴミが発生する。 LivingPackets社は、この環境に負担をかける包装を排除して、コストを削減することでオンラインショッピング体験をよりよくすることを目指した。

その結果開発された電子ボックスであるTHE BOXは、とても革新的だ。5㎏までの荷物を入れることができ、スマート機能の電源である電池は1回の充電で1,000回まで使える。品物を中に入れてボタンを押せば、安全に密閉される。埋立地で分解されるまで100年以上かかる発泡スチロールや、ガムテープなどの包装は一切不要だ。また、住所も電子表示されるため、私たちがいま郵送の際に宛名を書いているステッカーもいらない。これらの機能はすべて、特許をすでに取得している。

The box

(c)LivingPackets

発送中は、LEDランプを備えたカメラが箱の中の商品を監視しており、荷物の現在位置や温度、湿度、衝撃、密閉状況などをリアルタイムでインターネット上のサイトに映し出す。

そして、ユーザーと運送会社はTHE BOXを半永久的に利用できる。ユーザーは荷物を受け取ったあと、箱代を払って次の郵送に使うか、THE BOXのボタンを押せば返品することもできる。また、箱を一度受け取ったあとも近くの提携店に持って行って返却すれば、箱代が返却される仕組みになっている。

LivingPackets社のCEOアレックス・コッテ氏は、「THE BOXは、段ボールとプラスチックを大きく削減できるだけじゃない。運送会社も大幅にコストを抑えられる。従来の環境に負担を与える包装に比べて10分の1ほどになるのだ。」と語る。

このTHE BOXは、いますぐに発注でき、企業名など企業独自のデザインも印刷可能だ。また、LivingPackets社は、運送業者やオンラインマーケット企業、また投資家向けにTHE BOXの特別パッケージも提供している。

今後、ますます増えるオンラインショップでの消費活動を、もっとサステナブルにしてくれるTHE BOX。これからの普及が期待される。

【参照サイト】LivingPackets
【参照サイト】LivingPackets Introduces a Revolutionary Sustainable Packaging Solution