レゴ、ナショナルジオグラフィックと共同で「海洋生物の救出」をテーマとしたシリーズを発表

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想像力や集中力、空間把握力、色彩感覚などが養われると人気のおもちゃ、レゴ(LEGO)がナショナルジオグラフィックと協力し、「海洋生物の救出」をテーマとしたシリーズを発表した。

LEGOの新シリーズ発売

(c) LEGO

この新シリーズには四つのシナリオが設定されており、臨場感あふれる内容となっている。一つ目は「カメを助けよう」。かっこいい水陸両用の乗り物に乗り、立ち往生したカメの赤ちゃんを島から救出する。海に放す前に、海岸沿いのクリニックで治療をすることも忘れてはいけない。二つ目は、潜水艇に乗って難破船に捕らわれたイルカを救出する「イルカを助けよう」。

三つ目は「灯台のレスキューセンター」。アシカが遊んだり、休憩したりするエリアを注視している灯台の研究室で救助の研究を行い、灯台の明かりで照らしだされたデッキを観察する。最後に、ストレッチャーと見張り台がついた回転式のクレーン付きのハイパワーなスピードボードで病気の海洋動物を移送する「救命ボート」。

レゴのシニアデザイナーであるジュリアン・オーフデンブリンクさんは、「私が若かった時、イルカはお気に入りの動物でした。ですので、このシリーズも個人的にお気に入りなんです! 今の子どもたちもイルカや海の生物が大好きですし、守ることにも熱心です。この『海の生き物を助けよう(Sea Life Rescue)』シリーズは、遊び心を持って、未来の海洋生物学者や技術者、海洋保護者を生み出すためにつくられました」とシリーズ誕生に込めた背景を語っている。

現実味あふれるシナリオの数々は、ナショナルジオグラフィックの探検家であり、実在の潜水艇パイロット、エリカ・バーグマンさんの協力によるものが大きい。

「このシリーズは、魅力的で不思議な海の生き物を守る現実を子どもたちと共有するために企画されました。海洋動物が直面している課題を理解し、彼らを守るための新しいアイデアを考えてみてほしい」とバーグマンさん。

今回のシリーズは、レゴの中でも女児を対象とした「レゴ フレンズ」ブランドで作られている。科学者や医者といった専門職につく女性は、男性に比べ世界的に少ない傾向にあり、イギリスの図書館が、子ども向けの科学の本を調べたところ、男性科学者が登場する比率が女性科学者を大幅に上回っていたそうだ(※1)。そういう意味では、今回のレゴフレンズシリーズには、ジェンダー格差も少なくしていくというテーマも含まれているのではないだろうか。

人の知識や考えは、子供の頃からの遊びや教育、周りの環境を通して養われる。今回発表されたシリーズは、遊びを通して、海洋生物が直面する問題をどのように解決すれば良いかを考えるきっかけを与えてくれる。

※1 Cultural Representations of Gender and Science: Portrayals of Female Scientists and Engineers in Popular Films
【参照サイト】LEGO® FRIENDS LAUNCHES ‘SEA LIFE RESCUE’ THEME TO INSPIRE THE MARINE BIOLOGISTS OF TOMORROW