2019年度のSDGs未来都市にも採択された、訪れ暮らすことで人生を変えると言われる徳島県上勝町。限界集落であるこの町は、里山の葉っぱを料理の“つま”として出荷する「葉っぱビジネス」で脚光をあび、2003年には日本ではじめて「ゼロウェイスト宣言」をした。実際にごみ収集車も走っておらず、「地域の人の憩いの場となるごみステーション」も建設中ということで、世界から注目を浴びている。そんな上勝町に一度は行ってみたい、と思った人に朗報だ。
今秋、11月に徳島県上勝町ローカルベンチャー事務局パンゲアが主催する一泊二日のスタディツアー『SDGs未来都市“上勝町”サスティナブルツアー』が開催される。同じく11月に行われる、徳島県・神山町での体験プログラム『ソーシャルイノベーションを学ぶ“神山町”サスティナブルツアー』のように、徳島県が取り組むイノベーション創出事業をたっぷり見られるツアーだ。
本プログラムでは、神山町のプログラムと同じく「働き方の革新」や「まちづくりの革新」に取り組む地域のイノベーターに直接会いに行く。そして、地域の取り組みからインスピレーションを受け、自分の住む場所や働く場所に持ち帰ることができる。上勝町では、日本で最も多い45種類のごみ分別が市民たちにも根付いており、さらに地域にお金をおとす仕組みもある。地域を持続させる知恵が学べるだろう。
そして、ただ上勝町の良い事例を視察するのではなく、旅の中で浮かんだ・考えたアイデアをまとめて発表する機会も盛り込んだ、インタラクティブな教育プログラムだ。
プログラムの概要
実施期間 | 2019年11月23日(土)~11月24日(日)一泊二日 |
場所 | 徳島県・上勝町 |
ツアー代金 | 59,800円(税込) 金額に含まれるもの:往復航空券代、プログラム費、現地での移動費、宿泊費 含まれないもの:現地での食事代(昼食、夕食) |
宿泊場所 | 月ヶ谷温泉 月の宿(朝食付き、3ー4名1室利用 ※参加者同士の相部屋) |
定員 | 12名(最少催行人数 8名) |
スケジュール |
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申込期間 | 2019年11月13日(水)迄 |
プログラムURL | https://bit.ly/2m1aZxM |
主催団体 | 合同会社パンゲア、パソナJOB HUB、ANAセールス |
IDEAS FOR GOOD編集部のおすすめポイント
- 徳島県に ただの旅行じゃない体験をしに行きたい
- 地域で活躍する起業家に会いたい
- 地域活性化の成功事例を見に行きたい
- 上勝町のゼロウェイストな工夫を見に行きたい
- 上勝町のイマを知りたい
上勝町は、世界中から視察団が訪れるほどさまざまなアイデアに溢れる場所だ。(取材記事:「もう限界だった」なぜ上勝町はゼロ・ウェイストの町になれたのか)ゼロウェイストやごみステーションだけでなく、地方創生に興味のある人にとっても、学ぶことは多いだろう。
そんな上勝町を訪れるなら、現地のプレイヤーに話を聞きたい。今回、地元のローカルベンチャー事務局であるパンゲアに上勝町のまちづくりのことを聞けるというのは、この上ない機会だ。ぜひ行ってみてはいかがだろうか。