5月12日は日本のオーバーシュートデー。使える資源が底をつく日、あなたは何をする?

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本日、5月12日は日本のオーバーシュートデーです。オーバーシュートデーとは、私たちの使う資源の量が、地球が1年間で再生可能な量を上回ってしまう日のことを指します。毎年国際NPO団体Global Footprint Networkによって計測・設定され、国ごとのデータも発表されています。2020年の日本のオーバーシュートデーは5月12日。つまり、今年1月から今日までで、日本は地球1個分の資源を使い果たしたことになります。

Image via EARTH OVERSHOOT DAY

オーバーシュートデーは決してハッピーな記念日ではありませんが、来年のオーバーシュートデーを遅めるべく、私たち一人一人に何ができるか、環境の観点から見直せるきっかけになるよう年に一度設定されている日なのです。

私たち一人一人にできること

まずは、自分がどれほどの資源を消費しているかを認識することが大切です。例えば、こちらの画像は1つのチーズバーガーに使われる水の消費量を表しています。

Image via Canadian Geographic

一つのチーズバーガーが出来上がるまでに必要な水の量は、なんと2000リットル以上。特に食肉に使われている水の量が多いことがわかります。このように身近な食べ物一つをとっても、そのルーツをたどるとかなりの資源が使われているのです。

Footprint Calculatorというサイトを使うと、あなたの生活がどれほどエコか、自分のオーバーシュートデーを計測することもできます。あなたのオーバーシュートデーは日本の平均より早いでしょうか、遅いでしょうか。サイトでは、結果だけではなく、オーバーシュートデーをなるべく遅くするために実践できるアイデアを見ることもできます。

生活の中で特に多くの資源が使われている箇所がわかると、それを削減する案がいくつか浮かんできます。例えば、以下のようなことです。

  • 以前より肉や魚の消費を抑える
  • 車や飛行機での移動を控える
  • エアコンや照明の使用を抑える
  •   
    現在、新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務をしている方もいるかと思います。在宅勤務は、交通手段を使いません。日当たりのいい部屋で過ごせば、日中電気をつけないなどの工夫をすることも可能です。それらを実践するだけで、環境負荷は少なくなります。

    また、継続してアクションを起こすために、周りの人とアイデアをシェアすることも大切です。小さなアクションが環境にもたらすインパクトは正確に計れないことも多いですが、あなた自身が「快適に過ごせるようになった」「楽しかった」アクションは周りの人も気になるはずです。良いアイデアが浮かんだら、まずは近しい人とから、ぜひ積極的に共有してみましょう。

    自分も地球も気持ちよく

    「地球環境に配慮した生活」と聞くと、ストイックな生活を想像する人が多いかもしれません。実行している最中に、自分の小さなアクションが環境に本当に良い影響を与えるのか、不安に思うこともあります。

    そこで思い出してほしいのは、上記に列挙したようなアクションは環境だけではなく、私たち自身の心・身体にもお財布にも優しいことが多いということです。例えば、野菜が多めの食事を取ってみる、ショッピングに行くときの片道はバスや電車に乗らず歩いてみる、といったことが習慣化されれば、より健康的な生活が送れます。自然光・自然風で代替できるときは照明・エアコンを付けないようにすると、節電することも可能です。このように、心地よいことをベースに日頃の行動へちょっとした足し算・引き算をすることで、自分も地球も気持ちよく過ごすことができるようになります。

    私たちの日常の一つ一つの工夫が来年のオーバーシュートデーを遅らせるかもしれません。今日から少しずつ、アクションを変えてみませんか?

    【参照サイト】EARTH OVERSHOOT DAY
    【参照サイト】Global Footprint Network

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