Tag Archives: 新型コロナウイルス感染症

farmer

インドで始まった、誰でもリジェネラティブ農場を所有できる投資プログラム

「Hosachiguru」のプロジェクトでは、バンガロール郊外の農地を0.25エーカーから購入し、購入者がそこで育てたい木や作物を選ぶことができます。たとえば将来的に売るために白檀の木を育てたり、自分用の果物や野菜を育てたりすることが可能です。Hosachiguruは農地の日常的な管理を行い、作物を育て、収穫した作物を自宅に届けてくれるので、生活に必要な食料を自分の農地でまかなうことも夢ではありません。

国境による分断をなくす。リアルタイムで都市と都市を結ぶ窓「Portal」

「Portal」と呼ばれるプロジェクトでは、その名の通り世界を知る入り口として、街にコンクリート製の丸いオブジェクトを設置します。そしてカメラとインターネットを利用し、オブジェクトの中央にあるスクリーンに互いの街の様子を映すのです。両都市の人たちはスクリーンの前で手を振ったり踊ったり、相手と自由にコミュニケーションをとることができます。

サーキュラーファッションブランド

日常に寄り添うD2Cファッションブランド「O0u」が目指すサーキュラーエコノミー

「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など30を超えるブランドを国内外で展開するカジュアルファッション専門店チェーンであるアダストリアが、ファッション業界におけるサーキュラーエコノミーの実現を目指すとともに、アダストリアのサステナビリティ経営を加速させる役割を担う子会社としてADOORLINK(アドアーリンク)を2020年12月に設立しました。

寛ぐ男性

コロナ禍のウェルビーイングな働き方。スウェーデンの習慣「小さな土曜日」

多くの人が、他にも様々なリフレッシュ方法を試しているかもしれないが、ぜひ一度スウェーデンの文化である「lillördag(小さな土曜日)」を取り入れてみてはどうでしょう。これは水曜日の夜に行われる慣習で、土曜日のようにリラックスして疲れを癒すことを目的としています。仕事から切り離されていれば時間の使い方は完全に自由で、ちょっと贅沢な食事を楽しんだり、体を鍛えたり、映画やドラマを見たりと、それぞれが週の真ん中で思い思いの時間を過ごします。

英企業・Nutrapharmaが、廃棄食品からできたプロテインパウダーを開発

イギリスの企業が、廃棄される野菜やフルーツからサプリメントのためのプロテインパウダーを開発中。食料廃棄を減らすのと同時に、植物性の栄養補助食品市場にも大きな影響を与えると言われています。

音であの夜に戻ろう。コロナ禍にメキシコのバーが始めた音声サービス「I Miss My Bar」

新型コロナの影響で特に夜間の外出がはばかられるようになり、飲食店でのひとときが恋しくなっている人も多いのではないでしょうか。メキシコのとあるバーが、自宅にいながらバーの雰囲気を味わうための音声サービスを始めました。

老人

チャットの代わりに、10分の電話を。「人の声」が孤独感を低減するという研究結果

精神医学やメンタルヘルスといった分野の査読付き論文を掲載するサイト「JAMA Psychiatry 」で公開された「Effect of Layperson-Delivered, Empathy-Focused Program of Telephone Calls on Loneliness, Depression, and Anxiety Among Adults During the COVID-19 Pandemic(COVID-19パンデミック下の成人の孤独感、憂鬱感、不安感に対する、共感を重視した電話サービスの効果)」という論文では、電話をもらった人は平均して20%孤独感が減ったと報告されています。

N's base

カンボジアの社会起業家の想いをつなぐ。共同運営されるハンドメイドショップ「N’s BASE」

認定NPO法人very50とNPO法人SALASUSUによって共同運営されるハンドメイドショップ「N’s BASE」。立ち上げ段階の起業家がマーケットの競争が激しく賃料が高いシェムリアップで出店できるよう、N’s BASEでは、ソーシャルビジネスにチャレンジしたい起業家たちに対して販売場所を提供しています。「ビジネスを通じてより良い社会をつくりたい」という想いを胸にモノづくりを始めた起業家たちは、観光客不足に悩まされながらも、新型コロナに立ち向かい、夢に向かって挑戦を続けています。

マスク

土に埋めると花が咲く、100%生分解性のマスク「Marie Bee Bloom」

オランダのグラフィックデザイナーであるマリアンヌ・デ・フロート・ポンス氏は、地球に優しく、なおかつコロナ禍で人々に笑顔を届けるマスクを販売しています。彼女が作っているのは生分解性100%のマスク「Marie Bee Bloom」で、使い終わった後に土に埋めると花が咲くというもの。マスクには花の種が埋め込まれており、アスター、コレオプシス、ギリアといった花が咲きます。

パイナップルのヘタをドローン部品に変えるプロジェクト、マレーシアで始動

マレーシア・プトラ大学のプロジェクトチームが、パイナップルのヘタを原材料にドローン部品を開発しました。プロジェクトの目的は、マレーシアのフールランガット地区の農家の収入を安定させ、農産業の全体を活性化させること。パイナップルのヘタによって製造しているのは、ドローンのバッテリーやプロペラを固定する胴体の部分です。

Be-Production 桃太郎

桃太郎が鬼退治をしたくなかったら?アニメが伝える、分断をなくすコミュニケ―ション

新型コロナや政治など……一人ひとりが異なる意見を持つとき、分断が生まれやすくなります。そんなとき、どうすれば対立せずに話をすることができるのでしょうか……?「鬼退治したくない桃太郎」などアニメを通して分断を生まないコミュニケーション方法を伝えている高部さんは、まず相手と自分のニーズを知ること、相手の気持ちをよく理解することが大事だと言います。また、何か問題が起きたときの解決策は意外とたくさんあり、今考えつく選択肢を超えて、新たな解決法を探ることも提案しています。平和な社会とは、ただ暴力がないだけでなく、より多くの人が「平和のための行動」を起こしている社会。一人ひとりの小さな行動の変化が、平和な社会に近づいていく…高部さんはそのようにおっしゃいました。

NIKE ハンズフリーシューズ

「靴を履く」をバリアフリーに。ナイキの手を使わずに履けるシューズ

ナイキが開発した新作シューズは、手を使わずに足だけで履ける「ハンズフリーシューズ」。障がい者や高齢者、子どもの目が離せない親など……普段靴を履くのに一苦労する人も、手を使わずに簡単に着脱できるバリアフリーな靴です。日本の「靴を脱ぐ」文化から着想を得たというこのシューズは、人々が活動的に生活を楽しめるようにサポートします。

コロナで休業するバーのシャッターに広告を。ハイネケンの飲食店支援

新型コロナの影響を大きく受けているスペインのバルセロナ。ハイネケンは、休業しているバーのシャッターを買い取り、広告を貼るというユニークなキャンペーンを始めました。実はこの施策、飲食店を支援するために始められたものなのです。

海に浮かぶホテル「GAIA」3Dプリントのサンゴ礁で生態系保護へ

美しい自然をこれからも大切にしたい、そんな思いでデザインされたホテルがあります。2020年11月に行われたドバイのデザインウィークで、未来のホテルのコンセプト案として発表されたGAIAは、自然への影響を最小限に抑えながらも、滞在者がこれまで以上に自然との一体感を感じられることを目的としています。

TVを見る子どもたち

英BBC、ロックダウン中に教育番組をTV放送。ネット環境がない生徒にも教育を

オンライン授業を導入するときに懸念されることのひとつが、自宅にネット環境やパソコンなどの機器がない生徒への対応。イギリスの公共放送BBCは3回目のロックダウン発表を受け、インターネットにアクセスできない生徒が教育から取り残されないよう、学校のカリキュラムに基づいた教育番組を大々的に放送することを決めました。

家庭環境による格差を無くしたい。福岡のフリースクール運営者に聞く「オルタナティブ」な教育

福岡には、日本の教育にオルタナティブ(他の選択肢)を増やそうとする団体があります。ICTを活用した学習塾やフリースクールを運営する、NPO法人エデュケーションエーキューブです。同法人のミッションは、Anyone can be anything!どのような家庭環境で育ったとしても、誰もが夢を持ち、自分の持っている才能や特性をいかして将来への道を切り開くことができる、という意味です。