アジア最大規模のエコレジャーリゾート、ベトナムに建設予定

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ベトナムに、敷地面積140万平米を誇るアジアで最大規模となるエコレジャーリゾートMui Dinh Eco-Resort が建設される予定だ。

建設予定地は、ベトナム中央部の東海岸に位置する街Mui Dinhで、ロンドンに本社をおく国際的建築事務所Chapman Taylorが基本設計をおこなった。このプロジェクトは、国際的な賞であるMIPIM Awardの2018年最優秀未来メガプロジェクト部門にノミネートされている。

この巨大エコリゾートの敷地長さは5㎞にも及び、地形や植生は多様だ。砂丘、岩肌の丘、自然の入り江、砂漠のオアシス、生い茂る緑、白砂ビーチがあり、とても魅力的な場所である。

建築事務所Chapman Taylorはエコリゾート開発にあたり、場所や天気、文化などの調査を念入りにおこなった。そして、この土地の自然および豊かな歴史と文化から大きなインスピレーションを受け、歴史と共存した持続可能な国際的観光リゾートという目標を設定した。

敷地内には6塔のリゾートホテルと1塔のブティックホテルがあり、全部屋オーシャンビューで部屋数は7,000にのぼる。さらに、海に面した500のヴィラやテーマパーク、カジノ、ビーチクラブ、山のクラブハウス、住民や訪問者が地域のエコシステムを学べるエコパークが自然の中にゆったりと建つ。

そして、持続性がこのプロジェクトの核だ。現地の自然に注目することで、エコシステムに最も合った、低コストで効率のよいデザインを生み出した。

建物全体の換気をよくするために風向きを利用し、建物は気温が高い時間帯に日影エリアを生み出すように配置した。乾季には雨水を収集し、一般生活排水も再利用する。特に、宿泊エリアにおいて観光による環境インパクトを削減することに重きをおいた。そして、再生可能エネルギーの使用、ゴミのリサイクル、地元材料を使用することで、カーボンフットプリントの削減に努めている。

基本設計を行ったChapman Taylorは、「この大規模でユニークなエコ開発は、この地域を持続可能な場所にして刺激を与え、東ベトナムの地域経済を活性化する。」と語る。

この大規模リゾートは、ベトナム政府から基本設計の認可を受け、建設開始が許可された。すでに、建設工事が始まっているという。持続性を核とし、地域特性と文化を融合させたMui Dinh Eco-Resortの完成が楽しみだ。

【参照サイト】Chapman Taylor
(※画像・情報提供:Chapman Taylor