2050年に向けた企業のカーボンニュートラル(脱炭素)の動きが広がるなか、炭素を切り口とした自治体と企業の連携が加速しはじめています。例えば下記のような連携事例があります。
- 森林整備・省エネ機器の導入を進める自治体などが発行するカーボンクレジットを企業が購入
- カーボンニュートラルをテーマに、企業版ふるさと納税の仕組みを使って企業が自治体に寄付
- 地方の自治体が作った再エネを都市部の自治体が購入、それをきっかけとした関係人口づくり
こうした自治体と企業間の新しい関係構築は、脱炭素による環境的価値だけでなく、関係人口構築や地方創生、サステナブル・ツーリズムへの導線といった新たな社会的価値や経済的価値の創出につながっています。
今回のイベントでは、間伐促進によるCO2吸収クレジットでは国内第1号となるクレジットを発行し、企業との連携によってゼロエミッションな集落で少子高齢化を解消している北海道下川町から、政策推進課の山本敏夫さんと、企業版ふるさと納税でカーボンニュートラルをテーマに10自治体に寄付をしたヤフー株式会社から、SR推進統括本部の長谷川琢也さんをお呼びします。
ゲストとのディスカッションから、企業が脱炭素を中心に自治体と連携することで社内外のコミュニケーションにおいてどのような価値を作ることができるのか、企業に対して自治体はどのように露出を高め、寄付やカーボンクレジットの購入に留まらない関係を作れるのか等、参加者のみなさまと一緒に考えます。
ディスカッションのトピック
- 脱炭素をテーマにした地域と企業の連携で社会価値や経済価値創出に至った事例
- 脱炭素に取り組む自治体の選び方・付き合い方
- 地域・企業連携による社内の変化/地域の変化
- カーボンクレジット購入・寄付で終わり、にならない形とは
こんな方におすすめ
- 脱炭素に取り組む事業者のサステナビリティ推進担当の方
- 自治体のカーボンクレジット発行者の方
- 自治体をフィールドに企業連携を模索している方
- サステナブルビジネスの広げ方に迷っている方
イベント概要
開催日時 | 2/7(月)16:00-17:30(15時50分開場) |
主催 | IDEAS FOR GOOD Business Design Lab |
参加費 | 無料 |
定員 | 30名 |
タイムテーブル | 16:00 Zoomオープン・挨拶 16:05 脱炭素がつくる地域と企業の新しいつながりかた(IDEAS FOR GOOD Business Design Lab) 16:20 北海道下川町の取り組みご紹介(北海道下川町) 16:35 地域カーボンニュートラル促進プロジェクトの取り組みご紹介(株式会社ヤフー) 16:50 質疑応答/パネルディスカッション 17:30 終了(+30分間の交流タイムあり) |
参加方法 | Zoom |
Zoom参加 | こちらよりお申し込みください |
登壇者のご紹介
北海道下川町政策推進課 主幹 山本敏夫氏
下川町出身。1993年に下川町役場に入庁、10年以上に渡り、バイオマスボイラをはじめとした森林資源の有効活用に取り組み、内閣府や林野庁への出向も経験。国のバイオマス産業都市や環境モデル都市の選定に携わった。2021年から政策推進課で地域振興、産業振興を担当しながらタウンプロモーション推進部統括も兼任、移住や企業のサポートに携わる。
ヤフー株式会社 SR推進統括本部 長谷川琢也氏
1977年3月11日生まれ。ヤフー株式会社SR推進統括本部、「Yahoo! JAPAN SDGs」編集長。自分の誕生日に東日本大震災が起こり、思うところあって東北に関わり始める。海の課題解決メディア「Gyoppy!」プロデューサー、合同会社さかなデザインExecutive Producer、潜水士。
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします。
- 後日、IDEAS FOR GOOD Business Design Labにて各回のレポートを掲載予定です。プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください。
- 各スピーカーは事情により変更になる場合がございます。
キャンセルポリシー
お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日イベントにご参加いただけなくてもアーカイブ配信にてイベントの内容はご確認いただけます。(※登壇者のご意向によりアーカイブ配信を行わないこともございますのでご了承ください。)
IDEAS FOR GOOD Business Design Labとは?
社会をもっとよくする世界のウェブマガジン「IDEAS FOR GOOD」がこれまでの記事配信で蓄積してきた、世界中のソーシャルグッドなアイデアに関する知見やネットワークを活用したサービスです。SDGsやサステナビリティ、CSVやESGの視点を自社の事業開発や商品開発、ブランディングやマーケティングに取り入れたい企業の皆様に対して、情報収集からアクションまでをワンストップで支援しています。
URL:https://bdl.ideasforgood.jp/