温暖化を防ぐための会議「COP27」実際どうだった?現地参加したユース4人に聞いてみた

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2022年11月、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催されたCOP27(国連気候変動枠組条約第27回締約国会議)。地球温暖化を防ぐ枠組みについて、各国の代表が議論する大事な場である。

「とりあえず、何が決まったのか抑えておこう」情報発信者として、初めに浮かぶのはこれだ。まず海外メディアの報道を追っていくと、これまで気候変動の影響を一番受けていたグローバルサウス(途上国)の人々に対する「損失と損害」の基金が設立されたことは良かったものの、その内容が具体的に決まっていないことや、以前から決まっていた「1.5度目標(※1)」へのアクションがあまり進んでいなかったことへの批判的な見方が目立つ。

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2022年6月の洪水で大きな損害を受けたパキスタン

2022年6月の洪水で大きな損害を受けたパキスタン

しかし、実態はどうだろう。現地に行かないと見えないものもあるのではないか。今回IDEAS FOR GOODは、エジプトのCOP27に参加した4人の若き気候活動家たちにインタビューを行った。

話者プロフィール:高橋英江(たかはし・はなえ)

高橋英江さんモロッコと日本のミックス、リスボンと東京育ち。2019年の秋から「Fridays For Future Japan」や、「Climate Live Japan」、「3.5seed」などの気候変動ムーブメントに参加。現在はフリーのライター・フォトグラファーとして活動中。
Twitter: @_hanaetakahashi / Instagram: @_hanaetakahashi

話者プロフィール:山本健太朗(やまもと・けんたろう)

山本健太朗(やまもと・けんたろう)さんFridays For Future Japan「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」代表。1997年、青森県生まれ・神奈川県育ち。気候危機のなかグローバルサウスの人々の命が軽く扱われている現状を変えるために、2021年に「気候正義プロジェクト」を立ち上げる。バングラデシュの活動家と共に、日本によるバングラデシュでの石炭火力発事業の中止を求める国際キャンペーンを進める。 Twitter: @ken_y97

話者プロフィール:山本大貴(やまもと・だいき)

山本大貴(やまもと・だいき)さん東京都生まれ、在住。2020年4月、Fridays For Futureで活動を開始。現在は、気候危機を記憶する発信型ムーブメント「record 1.5」を立ち上げ、主に映像や音声コンテンツを通して様々な当事者の声や危機感を共有し、解決に向けた対話を目指す発信をしている。

話者プロフィール:黒部睦(くろべ・むつみ)

黒部睦さん国立音楽大学3年。2001年生まれ、東京都出身。高校生時代にSDGsの啓蒙を始め、スウェーデンへ研修をきっかけに気候変動の危機に気づく。現在は「Fridays For Future Japan」や「Climate Clock Japan」のプロジェクトメンバーとして気候変動対策に取り組む。

4名のユースが語る、COP開催中の雰囲気

今回話を聞いた4人は、学生気候サミット「YOUTH for ONE-EARTH」をきっかけとして互いの存在や活動を知っている者同士。それぞれが気候変動に対して違った問題意識を持っており、アプローチも違う。COP27開催中の現地の様子について、赤裸々な声を聞いていく。

Q. 今回はありがとうございます。まずみなさんが普段どんな活動をしているのか、簡単に教えてください。

高橋英江さん:フリーでジャーナリストとフォトグラファーをしています。今回のCOPでは、気候正義ムーブメント「Fridays For Future Japan」のカメラ担当として同行していました。

山本健太朗さん:Fridays For Future Japanのなかで発足した「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」の代表をしています。気候危機の影響を最も受けているグローバルサウス(「途上国」の人々や「先進国」でのマイノリティなども含む)の人々と共に、気候正義の実現をめざす運動です。現在は主に、バングラデシュの活動家たちと、現地の石炭火力発電所の建設に反対するキャンペーン(※2)をしています。

山本大貴さん:気候危機を記憶する発信型ムーブメント「record 1.5」の代表をしています。気候変動に対する危機感や見え方が一人一人違う今、アクティビスト視点の「問い」を発信したいと思い、COP27の様子を収めたドキュメンタリーを作っています。

黒部睦さん:「record 1.5」のメンバーでもあり、気候アクティビスト集団「a(n)action」のメンバーでもあります。a(n)actionでは、ニューヨークで始まった「気候時計(Climate Clock)」を東京・渋谷に置くことで、多くの人に気候変動の問題に気づいてもらう活動をしています。

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Q. エジプト現地でCOP27に参加してみて、印象的だったことは何ですか?

高橋英江さん:他の国の活動家と話したことは強く記憶に残っています。たとえばフィリピンの活動家とは、変化はCOP内の「会議室」でなく、運動をオーガナイズしていく「現場」から生まれていくことや、こうしてさまざまな活動家が集まり、運動の想いの共有をしたり、今後に向けて連帯を行なっていったりすることが大切だという話をしました。

あとは日本の官僚も来ていましたが、英語で質問しても答えたがらないし、日本だけでなく海外の活動家からの質問も無視していたし、会議室の外では人の話にいっさい耳を傾けないように見えて「こんな状態で大丈夫かな?」と思ったのが正直な印象でした。

黒部睦さん:COPは世界中の人が集まる大きな会議、というイメージを持っていたのですが、実際に行ってみると会場の中で各国のリーダーが集まる大きな会議もあるし、個人レベルの小さな会議もありました。政治家も市民も、先進国の人も、グローバルサウスの人も、先住民の人もいて。事業のPRのために来ている企業も、本気で声を届けるために来ている市民団体もいて。

資金面やアクセスなどからそういった大事な会議に来られず、会話から排除されている人たちもいて。世界がどう気候変動に対策しようとしているか、の縮図がそこにあった気がします。

山本健太朗さん:会話から排除されている人たちがいる、というのは本当にそうです。今回のCOPはそもそも参加のハードルが高かったと感じています。会議参加のためのバッヂ取得はもちろん、会場がエジプトのシャルム・エル・シェイクというリゾート地で、そこへ行く航空券も、宿泊代も高いんです。

環境活動家、特にグローバルサウスの人々は参加資格と資金の確保に苦労していて、なんとしても参加しようと準備を進めていました。自国での言論統制や活動家への迫害があるなか、COPという場が彼ら彼女らにとって自国での問題について訴える数少ない場だからです。

気候正義を訴える人々(写真提供:高橋英江さん)

山本大貴さん:COPの会場は、世界の首脳たちが本会議を行うような「ブルーゾーン」と、市民が自由に出入りできる「グリーンゾーン」という二つのエリアに分かれていました。ブルーゾーンでは基本コールなどのアクションができたのですが、専用のバッヂがないと入れません。

グリーンゾーンは企業の展示などがあり、どちらかというとPRの要素が強いように感じられました。

ごみ箱に「分別しています」と書かれているのに、中を見てみたら全部のごみが混ざっていたり……正直、グリーンウォッシュ(見せかけだけの環境配慮)だと感じた部分もありました。

Q. 今回参加してみて、良かったと思えたことを教えてください。

山本大貴さん:「損害と損失」の基金設立については、前々から気候変動の影響を受け続けて損失を訴えていたグローバルサウスの人たちにとっては「よくやった!よく同意した!」という反応が多かったように感じます。一方、日本含め先進国側の反応や報道からは「今年のCOPは進展が少なかった」という雰囲気がありました。今回のCOPは大成功だと捉える人たちもいること、他の視点を持っている人たちがいることを無視してはいけないなと思いました。

黒部睦さん:普段は出会えないような人たちに直接声を届けられるのは、COPならではだと思います。会場で私含め活動家たちが気候アクションのためのコールをしていたのですが、堀の向こうにちょうどアメリカのバイデン大統領が通りかかったときがあって。来た瞬間に、みんな一斉にそっちを向いて声を上げる、ということを経験できました。

山本健太朗さん:COPは「この国からこういう発表があった」など、会場の中で起きていることに注目されがちです。しかし実は会場の外にも活動家たちの世界が広がっていて。フィリピンやバングラデシュなど、アジアのなかでも抑圧的な政権を持つ国の人たちと、制限があるなかでどう活動を広げていけばいいのか、どう協力しながら進めていけばいいのか、という点をかなり密に議論できました。そういった水面下での話が、今後の活動に活きると思っています。

会議の様子

会議の様子(写真提供:高橋英江さん)

高橋英江さん:今回、他の国の活動家やNPOの方々からだいぶリアルな話が聞けました。「政府によって活動を抑圧された」という話はよく聞いていて、自分も知ったつもりでいたのですが、実際に本人たちから聞くと重みが違っていて。自国では活動が制限されているから、世界的な場であるCOPで発信しようと思ったのに、ここですら(エジプトの言論統制によって)活動が制限されていることを実感しました。

エジプトの不自由さと、それを切り抜ける活動家たち

言論を封じられる人々

今回の舞台は、中東でもあり北アフリカでもある国、エジプト。報道の自由度は180か国中168位(※3)、政府を批判する現地ジャーナリストが拘束されている状況下で開かれたCOPだった。今回話を聞いたユースたちからも、会場内で言論統制があったという声が上がっている。

Q. 今回の開催国のエジプトは、言論統制が厳しいとされています。会場の中では、実際にどのような規制がありましたか?

山本健太朗さん:エジプトに限らない話かもしれませんが、会場内では “特定の政府や特定の企業を批判するのはNG”というルールがありました。だから何か主張するとしても「汚染者はその代償を支払うべき」や「先進国には責任がある」といった、抽象的な話のみに終始してしまっていて。抗議行動などのアクションも、基本的にはCOPの運営事務局に許可をもらってからでないとできませんでした。

黒部睦さん:事前に申請されているアクションに関しては、それが滞りなく行われるかどうかを国連警察が見守っていました。また、参加していた他のNGOにも「その内容はちょっと会場のルールから外れそうだから、こっちにしたら?」などのアドバイスをもらいました。誰もが、会議参加のためのバッヂを剥奪されるのが一番困るので、それが起きないように参加者同士でも互いを見張っている感覚です。

山本大貴さん:ブルーゾーンに入れない市民も立ち入れる「グリーンゾーン」では、活動家にとっての抗議行動が許されているのは、ほんの一角のみ。グリーンゾーン近くの駐車場のような場所にある、20人くらいしか入れないスペースだけです。そのスペースを離れた瞬間に、参加者への取材ができなくなり、歯痒さがありました。

黒部睦さん:ただ、その限られたスペースだけでしか声を上げられないことを逆手にとった人たちもいました。小さなスペースに所狭しとプラカードを置いて、そこに集まって「この枠の外に出たら、私たちは声を上げられません」と海外メディアに訴えたんです。

山本大貴さん:本会議が行われていた「ブルーゾーン」では、誰も直接的な批判ができないものの、その裏に隠されているメッセージを読み取ることができました。企業名は出していないけれど、このデザインはあの会社のロゴだなとか(笑)。あとは仲間同士で同じ色の服を着て、メッセージを発信している人もいました。

黒部睦さん:プラカードの代わりに、メッセージが書かれたマスクを着用している人もいましたね。

若き活動家たちが、活動を続ける理由

日本を拠点としている気候活動家の数は多くない。お茶の間で気候変動の話が出てくることも、そうあることではないだろう。

なかなか変わらない社会、SNSなどでは気候活動家に対する逆風や批判もあるなかで、それでも活動を続けられるのはなぜか。最後に、今回のインタビューに参加してくれた4人の活動のきっかけと、モチベーションの源泉を聞いてみた。

Q. みなさんが、環境問題に興味を持ったきっかけを教えてください。

高橋英江さん:小学生のとき、ポルトガルに住んでいました。たまたまテレビを付けたら、絶滅危惧種のドキュメンタリーが流れていて、衝撃を受けたのが最初です。そこからすぐに小さな行動を自分で始めました。小学生だったので「電気はすぐに消さなきゃ」というレベルでしたが(笑)。

そこから日本の学校に転校したら、誰も環境や政治の話で盛り上がることがなくて。話しちゃいけないことなんだなと思っていました。ポルトガルでは、何かおかしいと思うことがあったらすぐにストライキなどの行動に表す文化があったので、余計にギャップを感じたのかもしれません。

月日が流れ、海外の人たちが多くいる大学に入ったら、また社会の話ができる環境になったんです。その当時、初めの絶滅危惧種のドキュメンタリー放映からかなり時間も経っていたので、もう気候変動の問題もだいぶ解決しているんだと思っていました。しかし調べてみたら、全然そうではなくて。ショックだったことから活動を始めました。

山本大貴さん:2019年に東日本の台風被災地でボランティアをしたことが、原体験になっています。災害と気候変動って、当時はあまり結びついていなかったのですが。栃木に行って、現地の人たちと一緒に民家からの泥かきをして。テレビを見ているだけではわからない喪失感を味わいました。また、復興に時間がかかるなかで「もし異常気象によってこんなことが毎年起こったら?」と考えていました。

コロナ禍で時間ができたときにたまたま参加したウェビナーで気候変動について学び、当時必死にやっていた栃木での災害ボランティアのことを思い出して、活動を始めました。

山本健太朗さん:気候変動に関心を持ったのは、アメリカの大学にいたときでした。当時トランプ政権で、先住民の土地にパイプラインを建設しようとしていたんです。そのニュースを見て、環境問題はCO2の濃度がどうとか、オゾン層が破壊されるとかの遠い話だけでなく、現在どこかで生きている人たちの生活に実際に影響を与えるものだと知りました。

そこから日本のことも調べていくと、戦後のアジアでの援助として、ミャンマーで大きなダムを作って少数民族の住処を無くしたり、フィリピンで漁民の立ち退きを要求したりしていて。そういった行動の理不尽さがきっかけとなり、今の「マイノリティから考える気候正義プロジェクト」につながっています。

黒部睦さん:私は小さい頃から、七夕に「世界が平和になりますように」と書くタイプの子でした。SDGsについては高校1年生のときに知って、高校3年生のとき、短期留学でスウェーデンに行ったんです。そこで見たのが、市役所前に座り込んで気候変動への対策を訴えかけている人たちでした。

当時、学校は皆勤賞だったし想像もつかなかったのですが、小学生の男の子からおばあちゃんまで、学校を休んだり、自分の働く時間を割いたりしてまで声を上げている姿を見て、衝撃的でした。「自分は何をやっているんだろう?」と思ったことが、今の活動につながっています。

COP27で声を上げる活動家たち

COP27で声を上げる活動家たち(写真提供:黒部睦さん)

Q. 最後に、みなさんのモチベーションの源泉を聞きたいです。気候変動に対して声を上げ続けられるのは、「行動したら何か変わるかもしれない」という、ある種の希望を持てているのでしょうか?

黒部睦さん:周りでは結構、やめてしまう人が多いのが事実です。私もここ数年は、メンタルヘルスの状態に伴って体重が10キロくらい変わりました。去年の夏は極限状態で、「社会がなかなか変わらない中で、なぜ自分は声を上げるんだろう?なぜ活動を続けるんだろう?なぜ生きているんだろう?」と葛藤しており……。たどり着いたのは、自分が幸せになるため、というシンプルなものでした。

自分は、周りで幸せじゃない人がいたり、飢えて苦しんでいる人がいたりしたら幸せにはなれないので、周りが幸せな状態=自分も幸せな状態、だと気づきました。そして周りが幸せであるためには、やっぱり社会のシステムを、みんなが豊かに生きられるものに変える必要があって。そんな考えになってからは、自分の軸が持てるようになって、続けるのが楽になった気がします。

高橋英江さん:私も、かなり落ち込んで家から出られなくなった時期もありました。気候不安に陥っていたんです。しかしFridays For Futureのメンバーとして活動するなかで、同じ目標を持って活動する人たちと出会えて少しずつ楽になりました。活動を続けるコツは、想像力のある仲間と一緒にそれぞれの個性を生かした運動を作っていくことだと思います。私は映像や写真が好きなので、それを活かして自分のできることを運動の中で見つけていきたいです。

山本健太朗さん:日本だけに目を向けていると、気候変動に関する運動をしているのはごく一部ですし、大半の人はそもそも気候変動の問題すらもよく知らない、という状況でかなり絶望的です。ですが、同じアジアを見渡すと一緒に戦っている人たちがいます。

新型コロナのパンデミックを経験してからは、Fridays For Futureでは国境を超えた連携が増えました。その中心を担ってきたのは、MAPA(気候危機の影響を最も受ける人々と地域)と呼ばれるグローバルサウスの活動家たちでした。そういう人たちと一緒になって、変えていけると思っています。

アジア各地のFridays for Future活動家たち

アジア各地のFridays For Futureの活動家たち(写真提供:高橋英江さん)

山本大貴さん:正直、未来に100%希望を持っているかというと、違うかもしれません。むしろ災害という絶望から始まりましたし、課題にのめり込めばのめり込むほど、周りが見えなくなるところはあります。しかし今回のCOP27でいろいろな方にインタビューをしているなかで、グローバルサウスの方が「あなたは日本に住んでいるからこそ、変える力がある」と言ってくれて。

私たちが声を挙げられるのは、ある程度豊かで自由な国に住んでいるからだと気づきました。気候変動の文脈で語ると、自分は当事者かもしれないし、被害者かもしれません。しかし、これまでの環境汚染などの歴史を振り返ると、僕のアイデンティティには圧倒的に加害者性があり、強者の立場です。それに気づいたからこそ、被害を受けている現場の人の声を、届け続けることが自分の役割だと感じました。

編集後記

インタビューに参加してくれた山本大貴さんは最後に、「同じ“エジプトのCOP27”という催しでも、参加者によって全然見え方が違います」と話していた。今回インタビューに参加したメンバーが少しでも違ったら、提供する話題が違ったら、また全然違う角度からの話になっただろう。

世界各国の代表が集まった今回のCOP27を、どう捉えるか。悲願の「損失と損害」基金の設立に盛り上がる人たちもいれば、それは十分ではないと語る先進国側のメディアもある。今回参加できなかった人や、重要な会話から取りこぼされた人、自分の声が聞かれなかったとして、不当に感じる人たちもいるかもしれない。そこも含めて、今回参加した4人の正直な声が聞けたインタビューだった。

次回の開催地は、ドバイやアブダビなど豊かな都市を有するUAE(アラブ首長国連邦)。IDEAS FOR GOODでは、気候変動に関する重要な決定の最新情報を追っていくと共に、希望になるニュースや、身近なところからできるアクションをこれからも発信していきたい。

※1 日本を含む国連気候変動枠組条約(UNFCCC)締約国が、批准している目標。世界の平均気温の上昇を、産業革命前と比べて1.5℃に抑えることを目指し、そのために行動するという約束。
※2 バングラデシュ南東部チッタゴン管区マタバリ地区の「マタバリ石炭火力発電所」開発事業
※3 Freedom of the press index 2022

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