Tag Archives: 貧困
米・マサチューセッツ州、全コミュニティカレッジを無償化。富裕税で教育を平等に
学費が高騰し、大学での学びへの敷居が上がるアメリカ。そんななかマサチューセッツ州では、全ての地域住民が州内のコミュニティカレッジで無償で学べるようになりました。
貧困根絶には「成長依存」からの脱却を。国連専門家はなぜ警鐘を鳴らすのか
もっと成長すればみんな豊かになる──この通説に、国連専門家が意義を唱えました。貧困課題の解決には、成長への依存から抜け出す必要があると指摘したのです。このレポートが、歴史的一歩となるかもしれません。
DVから逃れて安心、じゃない。IKEAの展示が問う、家庭内暴力とホームレス問題の関係
世界中で問題になっている「家庭内暴力」。そこから逃れた人々は、経済的な理由からその後も苦しい生活を送ることがあります。IKEAがその苦悩について認知を広めるキャンペーンを始めました。
「ここに生まれて良かった」と誰もが思える世界に。ルワンダのエンジニアを育てるZ世代社会起業家の挑戦
たまたま生まれた場所で、人生の選択が限られてしまう──そんな世界を、ルワンダと日本をつなぐビジネスで変えようとするZ世代の起業家、西郡琴音さんにお話を伺いました。
ホームレスの人々に選挙権を。アイルランドで、住所がなくても投票が可能に
多くの国や地域では、選挙権を獲得するのに「住所」が必要です。それでは、ホームレス状態の人々はどのように政治家に声を届けたら良いのか?アイルランドの組織がその問題解決に動き始めました。
ケニアのスラム街で、子どもたちがフェンシングに熱中。路上の暴力に代わる選択肢へ
ケニア・ナイロビにある町の路上はいま、真っ白な衣服とマスク姿でフェンシングをする少年少女たちの格闘場と化しています。フェンシングが若者たちの未来を変えようとしているのです。
植民地主義を“衣服”で問う。ウガンダ発ブランド「IGC FASHION」
欧米やアジアの先進国から、大量に安い古着が流れ込むウガンダ。そんななか、作品を通してウガンダのアイデンティティを呼び覚まそうとするファッションブランドがあります。その力強いメッセージを聞いてきました!
学費は「ごみ」で支払い。環境問題を学びながらスキルを身に着けるカンボジアの学校
カンボジア「ココナッツスクール」では、子どもたちが教育を受ける機会を創出するだけでなく、環境と貧困の課題を同時に解決する取り組みをおこなっています。
地球に恋しよう。メルボルンで40年続く環境教育パーク“CERES”の物語
豊かな自然が広がるオーストラリア。いまは大都市となったメルボルンで、地域の生態系や歴史を引き継いでいくためのハブが作られました。40年以上にわたって地域の人々から愛される「CERES」をレポートします。
“靴が買えない”ケニアの貧困地域で、子どもと一緒に「成長するシューズ」誕生
感染症リスク等から体を守ってくれる、靴。貧困地域では靴が買えず裸足で歩いたり、小さな靴を履き続けたりする子どもがいます。そこで開発されたのが、子どもの足の成長に合わせて「5段階拡張する」靴でした。
Airbnb、家の省エネに取り組む「グリーンホスト」に金銭支援へ
環境負荷の小さい暖房装置を導入したいけど、初期費用が高くてできない──そんなホストに寄り添う、Airbnbのサポートプログラムが始まりました。このプログラム、実はタダの「経済援助」ではないのです。
車両を制限する「低排出ゾーン」は住民の健康を守る?ヨーロッパに見るメリットと課題
一部の車両の進入を制限する「低排出ゾーン」の導入が、住民の健康リスクを減らすとの研究結果が出ました。すでにシステムが導入されている欧州・アジア諸国から、今後さらに広がっていくかもしれません。しかし現地では問題も。
人や地球とつながり直せる暮らし方。オーストラリアの「コハウジング」を覗いてみよう
住宅の価格高騰、地域の人とのつながりの希薄化……大都市での暮らしは困難が多いですが、オーストラリアのメルボルンで「コハウジング」を通じてそれらを乗り越えようとする試みが始まりました。その内部を覗いてみましょう。
環境負荷を下げ、社会を公平にするデジタル通貨とは?英テック「Nano」が開く、新たな金融の可能性
デジタル通貨の取引の環境負荷は意外と大きい?でも、デジタル通貨は実は公平な社会をつくるのに役立つ?新たな金融のかたちを提唱し、注目を集めるイギリスのテック企業に活動の背景や今後の展望を聞きました。
オーストラリア発、先住民との「寿命格差」を埋めるファッションブランド
オーストラリア・メルボルンの街を歩いていると、若者たちが赤・黒・黄色の原色ファッションを身に纏っているのを見かけることがあります。そのファッション、実は先住民の人々への敬意を示すものだったのです。
アートは、希望になる。イラク戦争やシリア危機で傷ついた子どものための写真レッスン
シリア、トルコ、イラクで育った子どもたちを対象とした、8週間の移動する写真教室。教室を開催する、シリア出身の写真家の想いとは?