「2050年までに、対馬を世界最先端のサステナブルアイランドにする」
一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブ(以下、BOI)と長崎県対馬市が掲げる目標の実現に向け、2023年10月20-21日の2日間にわたって「対馬未来会議2023」が対馬市内で開催された。1日目は現地のリアルな状況を把握するための「社会課題発見ツアー」、2日目は目標を達成するためのアイデアを参加企業と現地のステークホルダーが話し合う「未来への提言ディスカッション」が行われ、2日間を通して60名を超える人々が対馬の現状を視察し、未来に向けて議論を交わした。
前編では、歴史や地理的視点から対馬について学ぶと同時に、島が直面している海洋環境の課題や、市が掲げるサステナブルな島づくりのビジョンを紹介した。後編となる本記事では、対馬未来会議2023における実際の視察や議論の様子を、参加者の反応や地元の方々の声と共にお届けする。
厄介者を、食べてみては?
1日目、集合した参加者に対馬の食材がふんだんに使われた昼食がふるまわれた。対馬産のお米を使ったおにぎりや、対馬市が漁獲量日本一を誇るアナゴの寿司、クエ鍋など。その中で参加者が特に注目していたのが、海藻・海草がなくなり海中の岩がむき出しになる「磯焼け(※)」の原因となっているアイゴのフライ、そしてイスズミを使ったメンチカツ「そう介のメンチカツ」だ。
アイゴやイスズミには独特の臭みがあり、またアイゴはヒレに毒があることから、定置網などにかかってもあまり流通せずに廃棄処分となることが多かった。イスズミには「ネコマタギ」という別名があり、これはネコでさえこの魚を食べずまたいでいくほど美味しくないとして付けられた名前だ。
しかし、海水温の上昇によってアイゴやイスズミの個体数が増加。深刻化する磯焼け問題を前に、これらの魚を何とか美味しく食べることはできないかと考えて開発されたのが、この日に並んだフライやそう介のメンチカツなのだ。
一口食べると、臭みは全くないどころか、噛めば噛むほど甘みが感じられる。食べ応えも十分で、筆者には非常に美味しく感じられた。
「そう介のメンチカツ」に込められた思い
「そう介」はイスズミにつけられた愛称であり、これには様々な思いが込められている。
「『そう介』という名前の裏には、イスズミを捕獲して美味しいそう(惣)菜に変えることで海そう(藻)を増やしたいという思い、海藻が増えることで魚の住処が増え、魚も漁師もそう(相)互に良い関係を作りたいという思い、そしてこのそう(創)意工夫を凝らしたそう(壮)大なプロジェクトを成功させたいという思いが込められています」
こう話すのは、「そう介プロジェクト」を立ち上げ、そう介のメンチカツを開発した丸徳水産の犬束ゆかりさんの息子・祐徳さんだ。祐徳さんは現役の漁師であり、ヒラマサの一本釣りやサバ、ブリの養殖などをしながら、そう介プロジェクトを通して対馬の磯焼け問題の解決を目指している。メンチなどの惣菜の開発と共に、地元の漁師と連携し、イスズミの捕獲や岩礁を網で囲って海藻の保護にも携わっている。
ゆかりさんは、地元の小中学校で授業や調理実習をおこなったりするなど次の世代にも働きかけている。そう介のメンチカツは市内の小中学校の給食でも提供されており、子どもたちから「そう介美味しかったよ!」と声をかけられることもあるという。
「食害魚」とされる魚を食の形で新たな価値に変えながら、磯焼け問題の解決につなげる試みだ。
「海に生かされている」漁師が見ている海の変化
昼食の後は、数隻のボートに分かれて海上養殖場と磯焼けの現場を視察した。
養殖にも地球温暖化の影響が
今回見学した養殖場で養殖されていた魚は、サバ、ブリ、そしてマグロだ。サバとブリは、豆アジや小サバなどを使って養殖。これらは定置網にかかったものの小さいことなどから未利用魚となっていた魚たちだ。マグロのエサは国産のサバ。泳ぎ続けられるよう円形に設計された生け簀で、巨体が水しぶきをあげてエサに食いつくと、参加者からも歓声があがった。
しかしながら、近年病原菌や寄生虫が増え、魚が病気になって死に至ったり、出荷できない状態になることも増えているという。特にサバのレンサ球菌やブリに付くハダムシの被害は深刻で、数年前に約1万匹の養殖サバが死滅した事例もあると犬束さんは話す。また、ハダムシが寄生したブリは、1匹ずつ真水で洗浄して寄生虫を落とすなどの手間もかかる。
レンサ球菌やハダムシの増加の原因として温暖化による海水温の上昇も考えられており、地球規模の気候変動がローカルの漁業にも影響を与えているのだ。
水中に広がる「砂漠」
その後に見学したのは磯焼けの現場だ。箱眼鏡を渡され、水中をのぞき込む参加者。そこに広がっていたのは、白い岩が広範囲にゴロゴロと転がる、まさしく「海の砂漠」であった。海藻がないからか、魚の姿もほとんどなく、生命感が感じられない。
「昔はこの場所には海藻がたくさんあって、潜って遊んでいるときには水中眼鏡を海藻で拭いて曇り止めにしていたんです。また、獲ったサザエが船から落ちてしまっても、水面まで海藻が茂っているのでサザエが沈んでいかないこともありました」
そう語る祐徳さんは笑顔を見せていたが、その懐かしい思い出話は、豊かな自然が失われつつある現状を訴えかけていた。
「漁師はよく『海に生きる』と言われていますが、僕は『海に生かされている』のだと思っています。海への恩返しとして私たちができることは、海の豊かさを何とか次の世代につなぐこと。それは見ているだけではだめで、アクションをしなくてはいけません。ただ、自分一人ではできないのも事実。だから、色んな人に課題を知ってもらって、多くの人と一緒に取り組むことが必要なんです」
この思いを胸に、祐徳さんは「見せる漁業」を行っている。魚を取り、育てるだけではなく、見学ツアーや釣り体験などの企画・運営を通して島を訪れた人が海の豊かさを知るとともに、漁業や環境課題の現場に関心を持つ機会を作っている。
「魚嫌いだった子が自分で釣った魚を『おいしい!』と言って食べていたんです。それを見た親御さんの顔が忘れられないんです」
活動は次の世代に響き始めているようだ。体験しながら考えることが重要であり、考える力は生きる力につながると話す祐徳さん。彼の熱い言葉とそれを実践する背中に、参加者は深く頷いていた。
流れ着くごみから見えてきたもの
1日目の最後に訪れたのは、漂着ごみ問題の現場でもある赤島海岸だ。岩場を抜けると、入り江状になった20メートルほどの小さな海岸に、おびただしい量のごみが集まっていた。漁業用ブイやプラスチックかごといった大きなものから、ペットボトル、食品パッケージなど、挙げ出したらきりがない。また、ロープや漁網に無数のごみが絡みついている様子も見られる。
さらに驚いたのは、土がないのにもかかわらず足元がふかふかとしていることだ。というのも、細かく砕けた発泡スチロールなどのプラスチックが砂のように堆積しているのだ。プラスチックは紫外線にさらされると、化合物同士のつながりが破壊されてもろくなる。そこに波などの物理的作用が加わることで、細かいマイクロプラスチックとなってゆく。一歩踏み出すごとにプラスチックに足が埋もれる感覚に、参加者も言葉を失っていた。
「毎年約3~4万立方メートルのごみが流れついていますが、予算上回収できているのは現在8,000立方メートルほどです。高齢化によって人手も減っている上、赤島のような岩に囲まれた場所は重機も入れず、特に漁網にごみが絡みついて塊状になった物はどうしようもできません。これから誰が、どうやって拾っていくのかという課題があります」
そう話すのは、対馬市SDGs推進課の前田剛さんだ。前田さん曰く、赤島のような東海岸の入江はごみをポケットのようにとらえている場所が多い一方で、西海岸では広範囲に漂着しているという。さらに前田さんは、ここに見えているごみは氷山の一角に過ぎないと続ける。
「海の中に沈んでいるプラスチックも多くあります。例えば、ペットボトルは蓋をしていなければ沈みます。今漂着しているペットボトルには全て蓋が付いていますが、去年の夏の台風の後に、蓋のないペットボトルがたくさん打ち上げられたことがありました。ということは、見えていないだけで、海の中にはペットボトルを始めとしたごみがたくさん沈んでいるんです」
漂着ごみを取り巻く国際課題
また、国際的な違法漁業の不法投棄問題にも前田さんは言及した。散見される青い大きなポリタンクは、もともと過酸化水素水を入れるものだが、違法である無機酸を隠し入れて海苔の養殖の効率化を図っているという話も耳にするという。あくまで推測とした上で、前田さんは違法漁業者が証拠を隠滅するために漁具を海上に捨てている可能性を指摘する。
こうした行為のインセンティブとして「安く大量に売って儲ける」ことがあると考えると、消費者の購買行動もこの漂着ごみ問題とつながっているのかもしれない。
漂着ごみの中には、海外から流れ着いたであろうごみも多い。特に中国語や韓国語のラベルが書かれたペットボトルや食品パッケージが数多くあった。思わず、日本語の書かれたパッケージもどこか遠く離れた国の海岸に流れ着いているのだろうかと想像してしまう。
これは、「ごみを捨て、流出させたのが悪い」と特定の国を責めて終わりにできる問題ではない。対馬で露呈しているのは、大量生産・大量消費をベースにした世界経済の負の側面だ。現在まで続いた資本主義経済のあり方そのものを世界規模で見直す必要があるように思われた
いかに対馬を「サステナブルアイランド」にできるか
2日目、各企業の参加者や対馬市の職員の方々、市内のステークホルダーが集まり、BOIが掲げる「2050年までに、対馬を世界最先端のサステナブルアイランドにする」というビジョンと「対馬モデル」(前編記事参照)を具現化する事業アイデア策定を目的とした「未来への提言ディスカッション」を行った。
「海洋プラスチック削減」「海洋資源保全と海業活性化」「海洋と気候変動対応」という3つのテーマをもとにグループに分かれ、BOI会員企業と対馬のステークホルダーが共創する形でアイデアを練り上げた。
議論に先駆け、事業構想大学院大学特任教授であり株式会社電通の小宮信彦さんから、アイディエーションにおける視点をインプットする機会が設けられた。「異質なものを結合することで、新たなやり方をデザインする」というイノベーションの考え方や、「どうありたいか」のイメージから逆算的に方法論を模索するバックキャスティング思考などの話を通し、アイディエーションのマインドセットを導入した。
また、この日は九州大学の清野聡子准教授も参加。前編で紹介した対馬周辺海域の地理的情報や漁業の歴史に加え、世界規模の海流の理解や国際協力の必要性を説いた。さらに、漂着ごみを資源ととらえる動きがここ半年から1年程の間に加速していると話し、「『ごみがたまっている』という捉え方から『ごみを溜めてくれている』と考えることができるかもしれない」と参加者の思考を広げた。
多様な知見からアイデアを紡ぐ
では、参加者の間ではどんな議論が起こったのか。まずは前日の視察の中での気づきや見えた課題、そこで生まれた問いを共有した。
前日の漂着ごみや磯焼けの現場を見て、参加者から「各地域のごみの量や磯焼けの範囲・程度を定量的にデータ化しているのか?」という疑問が出た。これに対して対馬市からは「データとして網羅的には可視化できていない」「可視化しても局所的で成果も見えにくい」という答え。
そこで企業参加者から「例えば漁師が持っている情報を集めて可視化したら、漁だけでなく環境課題の現状把握や研究にも活用できるのでは」というアイデアが生まれた。実際、漁師の方から、漁をする海域の根(海底岩礁)の状況や、同じ大きさのごみがたまっている海域を把握していることなどが共有され、漁師だからこそ知っている情報の活用に期待が生まれた。
また、人手不足や資金調達も話題に上がった。島の高齢化と過疎化により、漁業やごみ回収の担い手が減っている。特に漁業は船などの設備投資やメンテナンス、そして日々の燃料に多額の資金が必要なために生計を立てにくく、次世代の「漁師離れ」が進んでいるという。また、漂着ごみ回収の国家予算も3億円ほどで、年間漂着量3~4万立方メートルのうち8,000立方メートルしか回収できていないことを考えると、十分とは言えない。
多数の企業が集まるBOIならではのビジネス的な視点で、いかにインセンティブと活動資金を生み出しながら自走できるかを模索する必要性が見えた。
こうした気づきや課題点をもとに、アイデアを創出していく。多岐にわたる参加企業の知見を活かせる場となったようだ。「ローカルとアカデミアの情報をつなぐプラットフォーム形成」「ごみ回収ツアーの企画やゲーム化」「海上風力発電所に漂流ごみ回収装置を設置」「海ごみ回収資金としての入島税の導入」「新たな職業『ごみ収集師』の創出」など、様々なアイデアが書かれた付箋で各グループのテーブルが埋め尽くされた。
さらに議論を重ねた後、最後に各グループが事業アイデアを共有。本記事で全てを紹介することは出来ないが、最終投票で最も支持を集めたのは「対馬を海洋と気候変動の研究・実証実験の拠点にする」というアイデアだ。
一定の区域を漁業特区として行政管理し、企業や研究機関が必要とする事業・研究環境を提供する。また、科学者の「相棒」として地元の漁師とも連携し、データ収集に加わってもらうことで、企業やアカデミア内だけでは入手困難なデータを集めることもでき、また漁師の新たな収入源にもなる。収集データや分析データはオープンソースとして公開され、ステークホルダー同士の共創を活性化させるとともに市民の意識変容にもつなげる狙いだ。
他にも対馬で高騰する燃料費を背景に、海洋プラスチックを用いてエネルギー自給を図るアイデアや、「Plastic Fishing」と称し、拾った海洋プラスチックごみを地域通貨やカーボンクレジットに変換できる仕組み整えてインセンティブを生み出しながら経済性と持続性の両立を考えたグループもあった。
部屋の壁一面がそれぞれのグループのアイデアシートで埋まり、ディスカッションの後も参加者同士で意見交換が続いている様子は、今後の展開への期待感を物語っていた。
「妄想を構想に」対馬とBOIのこれから
この対馬未来会議2023がただの視察と妄想に終わってしまっては意味がない。事前インプットで小宮さんが話した「妄想が構想になる」という言葉通り、今回生まれた大きな熱量を持ち続け、種である「妄想」をいかに具体的な構想にし、現実に開花させるかが今後の焦点となる。
BOIの今後の動きとして、対馬未来会議2023で出たアイデアを元に複数のアクションテーマを設定し、企業を募集してチームを編成する。チームごとのオンライン会議なども行っていく方針で、具体的なアクションにつなげていく姿勢だ。また、「BOI Blue Challenge(ブルーチャレンジ)」として2025年の大阪・関西万博にて、海洋課題の企業間共創による解決を促進するためのシンポジウムも開催予定だ。
また、対馬市内のステークホルダーとの対話も引き続き密にしていく必要がある。企業だからこそ提供できるアイデアやリソースもあれば、市民だからこそ見えているものが必ずある。特に地域特性や住民の意識・本音は外からは見えにくく、見過ごされやすい。
「地元で脱プラなどの環境を意識した行動をする事業者はまだまだ少ないのが実際です。というのも、ごみがある海を見ながら育った人も多く、ごみの存在が『あたりまえ』になっている可能性もあります。その意識をどうすれば変えていけるのかも考えなければならないと感じています」
そう語ったのは、市内でゲストハウスやシェアキッチンを営む小川香織さんだ。さらに、市の職員から「海洋環境が変化しても依然として魚が豊富であるからこそ、危機感を抱きづらい」という声や、SDGs推進課の前田さんから「ごみ問題に諦めに近い気持ちを抱いている住民もいる」という話も挙がっている。
海洋課題解決に積極的に動く市内のステークホルダーもいるが、市全体としての意識や「希望」のようなものは現時点では大きくないのかもしれない。ローカルに寄り添いながらいかにグローバルなムーブメントを作れるか。BOIの「共創力」が問われるところだ。
編集後記
対馬未来会議2023開催の前日夕方、筆者は対馬中心部、浅茅湾(あそうわん)の港で釣りをしていた。防波堤には筆者と地元の釣り師がひとり。「釣れましたか?」と話をしながらゆったりとした時間が流れる。
港や付近の岩礁にごみは見当たらず、仕掛けを落とすと毎投すぐに魚の反応がある。そして小さくしなる竿。水面にあがったマダイの子どもは、透き通った桃色にまぶしい青を散らしていた。
翌日からの2日間、常に筆者の頭の片隅にはその光景があった。対馬の漂着ごみ問題や磯焼け問題は深刻。これは確かな事実である。大勢の参加者と共に言葉を詰まらせた。
これと同時に、大きなストーリーの後ろに隠れてしまっている小さなストーリーたちも、海、人、島、世界、それぞれの解像度を上げてくれるのではないか。
「実は対馬は排水の問題も抱えているのよ。人口の4割弱だけの生活排水が処理されていて、あとは垂れ流し。それが磯焼けの原因にもなるの」
これも大きなストーリーに隠れた小さなストーリーだろう。全行程終了後、2日目の市民参加者でもあった犬束ゆかりさんの食堂で夕食を食べた際、彼女が語った話だ。そう言って彼女は筆者に、環境負荷の小さい「わかしお石鹸」を手渡してくれた。
島は変化に向けて動き出している。島内の人も島外の人も一緒になって、豊かな環境を次世代に残そうとしている。参加者の目には希望があった。
だからこそ、大きなストーリーと共に、今ここにある小さなストーリーたちの存在も忘れずに見つめてほしい。それは島の魅力かもしれないし、新たな課題かもしれない。そこにも守りたくなるものや、未来へのヒントが隠されている。
読者のみなさんも広いまなざしで対馬を知り、今できる一歩を踏み出していただければ幸いだ。
※海中の海藻・海草がなくなり、岩がむき出しになる現象。原因の一つとしてアイゴやイスズミ、ブダイなどの海藻・海草を好んで食べる魚が、海中の植物をその再生率を上回って食べ尽くすことが挙げられる。近年は地球温暖化による海水温上昇の影響もあり、これらの魚が対馬周辺の海域に増えているという。
【参照サイト】Blue Ocean Initiative
【参照サイト】そう介プロジェクト
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Edited by Natsuki Nakahara