取材や視察で感じた想い、記事や動画の制作裏話……IDEAS FOR GOODのポッドキャストでは、記事には書ききれないことも編集部の対話を通してお伝えしています。今回の記事では、2024年8月以降に配信されたポッドキャストエピソードの中から一部をお届け。通学や通勤のお供や、ちょっとした休憩時間に、ぜひお聴きください。
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目次
第48回「私たちはどう服を選ぶべき?モヤモヤした実体験から、社会環境負荷とのジレンマの乗り越え方を探る」
私たちの暮らしと切り離すことができない「服・ファッション」。日々身につけていて、アイデンティティの一部になるものだからこそ、社会や環境に配慮したものを選びたいと思う人も多いでしょう。しかし、「自分らしさ」と「社会環境へのインパクト」のはざまで、モヤモヤすることはありませんか?編集部メンバーの実体験をもとに、より良い服の選び方を考えていきます。
トピック
- 普段どんな基準で服を買っている?
- 編集部メンバーも共感した“買い物ジレンマ”
- 「自分らしさ」を否定せずサステナブルに服選びをするには?
- 服選びに「正解」はない。だからこそ疲れてしまう現状
- これからどのように服を選びたいか。自分の服を長く愛するために
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第49回「脱成長とは何なのか?欧州・日本における取り組みの現在地を探る」
今、欧州をはじめアジアや日本でも議論が広がっている「脱成長」について、見聞きしたことはあるでしょうか。アカデミックで堅苦しい議論のイメージが付き纏いやすいトピックですが、実はすでにビジネスや組合として実践例も増えつつあるのです。脱成長の特徴とはどのようなものか、取材や編集を通して見えてきた「今私たちが大事にしたい考え方」を議論していきます。
トピック
- 脱成長とは結局何なのか?
- 発祥の地フランス。市民の受け止め方と“脱消費主義”として進む規制
- 欧州全体に広がる「脱成長」的なムーブメントの広がり
- 欧州での企業やカンファレンスの取材を通して見えたこと
- 日本でも実践例あり!編集部が注目する沖縄の「労働者協同組合」
- 批判の声ある脱成長は、「揺さぶりをかける」ためのキーワードでもある
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第50回「『欧州が先進、日本は後進』は本当?日本のサーキュラーエコノミーの現在地」
サーキュラーエコノミーの文脈を理解する上で、しばしば「先進地域」として引き合いに出されるのが、欧州です。それに比べて「日本は後進的」と言われることもありますが、それは本当なのでしょうか。今回のエピソードでは、日本で広がる議論や印象的なプロジェクト、そして海外の事例と照らし合わせたときに見える、日本のサーキュラーエコノミーの特徴について、IDEAS FOR GOODの創刊者と編集部メンバーが話していきます。
トピック
- サーキュラーエコノミーの議論は段々と「How」へ
- 大都市でも小都市でもない「中都市」での循環についてリサーチした神奈川県鎌倉市のプロジェクト
- DATA EXPLORER Gamagoriで、愛知県蒲郡市の循環型雇用について分析
- 身近な「ガラス」の地域循環を長野県諏訪市で実現した、AGCのプロジェクト
- 日本でサーキュラーエコノミーを推進する上で、一番障壁となっているものは?
- サーキュラーエコノミーの文脈で「日本は遅れをとっている」は本当なのか?日本とイギリスに住んでいて感じること
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第51回「女性の視点でまちづくりをしたら?欧州で注目の『フェミニスト・シティ』」
今回フォーカスするのは、IDEAS FOR GOODが数年前から注目してきた「フェミニスト・シティ」のテーマ。実際に『フェミニスト・シティ』の書籍を執筆された研究者へのインタビューから、実際に欧州で先進都市として取り上げられる街を歩いた実感まで、欧州在住のメンバーで話しました。
トピック
- フェミニストシティとは?背景にある問題意識
- 「誰のために設計された街なのか?」ロンドンでの経験が探求の起点に
- 欧州で実際に歩いた、フェミニスト・シティ:オーストリア・ウィーン、スウェーデン・ストックホルム、スペイン・バルセロナ
- 日本のバリアフリーの素晴らしさ
- フェミニストシティ的な視点を東京に取り入れるとしたら?
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いかがでしたでしょうか。今後もポッドキャストでは、取材秘話や編集部の裏話などお届けしていきます。
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