ブランドロゴを美しく、もっとエコに、もっと低コストに。Ecobranding

Browse By

私たちがいつも目にするブランドのロゴデザイン。マクドナルド、コカ・コーラ、スターバックス、アップル、ルイヴィトン。名前を聞いただけで、それぞれのロゴデザインを思い浮かべることができる。ブランドのロゴはブランドの顔であり、商品と共に企業がとても大切にしているものの1つだ。

ブランドのロゴを1つ印刷するには、少々のインクが必要になるだけで高価ではない。しかし、世界中に届けられる大量のボトルや靴箱、紙袋に印刷するとなれば、膨大な量のインクが必要となり、その費用も莫大になる。

現在、世界では持続可能な発展を目標として、多くの分野で研究開発が進められている。しかし、ブランディングの分野ではまだ十分に行わていないのが現状だ。

Ecobrandingは、この課題を解決すべく、これまでずっと使われてきた誰しもが当たり前のように知っているブランドのロゴデザインを、美しく、もっとエコに低コストにしようと提案する。

ブランドロゴをエコにする

Image via Ecobranding Interbrand

Ecobrandingの3本の柱は、視覚効果、経済効果、環境効果だ。ブランドロゴの視覚的インパクトとロゴの価値を保ちつつ、よりエコで低コストな環境に優しいブランドロゴのデザインを目指している。

ブランドロゴをエコにする

Image via Ecobranding Interbrand

そして、Ecobrandingが掲げる4つのエコがある。エコロゴ、エコ印刷、エコカラー、エコ画像だ。ブランドロゴを中抜きすることでインクの使用量を抑え、文字や素材に合うエコな印刷方法を採用することでインクや紙の消費を抑える。さらに、印刷に必要なインク量を最小限にするエコの色を使い、印刷範囲やファイルの重さを制限するエコ画像を用いるのだ。

これらのデザインプロセスにより、印刷コストを10%~40%削減できるという。

ブランドロゴをエコにする

Image via Ecobranding Interbrand

私たちがいつも目にする、ブランドの顔でありイメージであるブランドのロゴデザイン。世界中の人々の日常生活の中にあるロゴデザインをEcobrandingが提案するエコデザインに変えていけば、環境と経済に大きな影響を与えることは間違いない。ブランドデザインの未来を変え、世界をより持続可能なものにしていくEcobrandingの提案は画期的だ。Ecobrandingのこれからに期待したい。

【参照サイト】Ecobranding Interbrand
(※画像・情報提供:Ecobranding Interbrand

FacebookTwitter