ケニア国民一人ひとりを観光大使に!テクノロジーを用いたケニア観光局の新しい挑戦

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アフリカの東に位置するケニア。新しい文化と伝統的な文化が織り交ざった近代的な国だ。最新のIT設備を誇る首都のナイロビがあると思いきや、そこから車を数時間走らせれば、人々は野生生物と共同生活をしている。

そんなケニアの近代さと大自然が織りなすエキゾチックさは、多くの人々を魅了している。そのため観光業はケニアの経済面において大きな支えになる重要なものだ。しかしながら、ケニアの人々は自国ケニアの観光地に関する知識があまりなく、観光地の地名などをあまり理解していないことが多いという。

国にとって重要な観光業を盛り上げるためには、まずは自国民に自国の観光名所を知ってもらおうと、ケニア観光局はあるシステムを導入した。

CULTURE CAPTCHAと名付けられたこのシステム。「Captcha」とは、人間かロボットかを判断するために使用される認証システムで、CULTURE CAPTCHAはこれを応用したものだ。本来のCaptchaではランダムに表示される文字や数字を使用することで人間かロボットを区別する。

Captcha

それに対してCULTURE CAPTCHAは、ケニアの有名な地名や建築物などの観光名所を紹介する短い動画が流れ、そこで動画に映っている観光名所の名前を入力することで、ページにアクセスできるというシステムだ。

「このシステムをとおして、ケニアの人々に自国の観光名所に関する知識を深めてもらい、観光客の人々の手助けをすること、また国内旅行を促進したい。4900万人のケニア人の一人ひとりが、国の観光大使になるように」と、ケニア観光局のCEOのBetty Radier氏は語る。

わたしたちの住む日本においても観光業は、経済を支える大きなものだ。これから向こう3年間で、日本ではラグビーW杯、オリンピック、ワールドマスターズゲームズという3つの世界大会が行おこなわれる。CULTURE CAPTCHAのような取り組みをおこなうことで、日本の観光業を支える大きな手助けとなるのではないだろうか。

【参考サイト】CULTURE CAPTCHA
【参考サイト】在ケニア日本大使館
【参考サイト】How ‘Culture Captcha’ is Turning Kenyans into Tourism Brand Ambassadors
【参考サイト】国民一人ひとりが観光大使に!ケニアの魅力を再確認するデジタルコンテンツ『Culture Captcha』