Tag Archives: CSR(社会的責任)

farmer

インドで始まった、誰でもリジェネラティブ農場を所有できる投資プログラム

「Hosachiguru」のプロジェクトでは、バンガロール郊外の農地を0.25エーカーから購入し、購入者がそこで育てたい木や作物を選ぶことができます。たとえば将来的に売るために白檀の木を育てたり、自分用の果物や野菜を育てたりすることが可能です。Hosachiguruは農地の日常的な管理を行い、作物を育て、収穫した作物を自宅に届けてくれるので、生活に必要な食料を自分の農地でまかなうことも夢ではありません。

PCを見ている

その表現は「ウォッシュ」?サステナビリティ関連用語で気をつけたいキーワード4選

「エコ」や「グリーン」など、環境に配慮していることを示す表記であふれている世の中。そういったワードを使うことで意図せず「グリーンウォッシュ」や「SDGsウォッシュ」に当てはまることはご存じでしょうか。ウォッシュとは、環境に配慮しているように(SDGsに取り組んでいるように)見せかけていますが、実態が伴っておらず、環境意識の高い消費者に誤解を与えるようなことを指す言葉です。

ミニボトル

ホテルの使い捨てミニボトルを2025年までに廃止する法案、NYで可決

ニューヨーク州議会は2021年4月、ホテルが液体石鹸などのパーソナルケア製品をプラスチック製ミニボトルに入れて提供することを禁止する法案を可決しました。ここで言うプラスチック製ミニボトルとは、容量が12オンス(約355ミリリットル)未満のリユースできない容器を指します。

ドイツのバーガーキング、期間限定で「肉ナシ」店舗をオープン

ドイツ第四の都市ケルンに、お肉がまったく入っていないハンバーガー店が出現。まるで「お肉を焼かない焼肉屋」のような不思議な響きですが、大手バーガーキングの店舗が、2021年6月6日から11日までの5日間、期間限定で同社で初となる完全に「肉ナシ」のベジタリアン・レストランになったのです。

再生

サステナビリティの先にある概念「リジェネレーション」とは?【ウェルビーイング特集 #6 再生】

サステナビリティ(持続可能性)の先にある概念として今注目が集まっているのが、リジェネレーション(再生)という概念。一体何が新しいの?これって人間中心的じゃないか?基本的な知識を踏まえ、問いながら進んでいく再生の記事です。

サーキュラーファッションブランド

日常に寄り添うD2Cファッションブランド「O0u」が目指すサーキュラーエコノミー

「グローバルワーク」「ニコアンド」「ローリーズファーム」など30を超えるブランドを国内外で展開するカジュアルファッション専門店チェーンであるアダストリアが、ファッション業界におけるサーキュラーエコノミーの実現を目指すとともに、アダストリアのサステナビリティ経営を加速させる役割を担う子会社としてADOORLINK(アドアーリンク)を2020年12月に設立しました。

エチオピアのコーヒー生産者。実際に現地に足を運んで取材をする

産地とつながるダイレクトトレード。コーヒー生豆流通のDX「TYPICA」

山田さんが立ち上げたのが「コーヒー生豆のオンラインマーケット事業」。山田さんは生産地に直接足を運んで生産者とコミュニケーションをとり、品質確認と、生産者の取材や撮影を行います。そうして得た情報は、ティピカのWebサイトに掲載し、日本のロースターはティピカのWebサイトを通して質の高いコーヒー豆を現地の農家から直接仕入れることができます。

Google map

Googleマップ、サステナブルスポットを探しやすくするナビ機能を導入

Googleマップが2021年4月から、リサイクルを受け付けている店を探しやすくなったことはご存じでしょうか?Googleはユーザーと協力し、サステナブルなビジネスに焦点を当てようとしています。

フィンテック業界

暗号資産業界の脱炭素化を目指すイニシアチブ「Crypto Climate Accord」

暗号資産業界の脱炭素化を目指すイニシアチブCrypto Climate Accordが4月9日に発足しました。ConsenSysやWeb3財団、Rippleなどがすでに参画しています。CCAでは、2015年に採択されたパリ協定の理念に基づき、暗号資産と金融業界が協力することで、グローバル金融の持続可能な未来の構築を目指しています。

スターバックス

「毎日の行動をサステナブルに変える」スターバックスのゲーミフィケーション

世界的なコーヒーチェーンの米スターバックスが、私たちの毎日の消費選択・行動をサステナブルに変容させるため、遊び心あふれる取り組みを始めました。2021年に創立50周年を迎えたことを記念し、期間限定(4月1日~4月30日)で会員向けのゲーム「Starbucks Earth Month Game」を公開したのです。

Googleマップ、CO2排出量の少ないルート提案開始へ

Googleが2021年後半から、Googleマップで「CO2排出量の少ない経路」が表示されるようになると発表しました。この施策はアメリカで開始され、その後は他の国でも段階的に展開されていく予定です。

genn

ソールからアパレル業界を変える。世界初の土に還るブランド「GENN」

天然ゴムを発泡してつくられた、土に還るソールブランドGENN(ジェン)。「子供たちが安全に履ける」という機能的な観点から15年ほどかけて開発をし、機能性と環境配慮の両方にこだわったソールを生み出しました。

IKEA

イケア、家具に第二の人生を与える「Circular Hub」をIKEA港北にオープン

IKEA港北にオープンしたサーキュラーハブでは、顧客から買い取ったイケアの家具や展示品を購入できます。さらに、従業員による家具の組み立てを見学できるコーナーや、商品のメンテナンス方法などに関するワークショップ「Learn & Share area」を設け、顧客がより簡単かつ手頃な価格でサステナブルな暮らしを実現できるよう提案していきます。

道の主役を車から人へ。パリ・シャンゼリゼ通りが2030年までに緑溢れる庭園に

フランスのパリにあるシャンゼリゼ通りを、観光客だけでなく地元の人も楽しめる、環境に優しい通りに作り替えることはできないか。そう考えたパリ市が2021年1月に打ち出したのが、この通り全体を2030年までに「並外れた庭園」に生まれ変わらせるというプランです。計画では車線を現在の半分に減らし、その分歩道や緑の空間などを拡張することで、よりサステナブルかつ人々が気持ちよく過ごせる場所にすることを目指しています。

IKEAシンガポール、誤字プリントのバッグを「限定品」として販売

イケア・シンガポールが販売したKLAMBYと呼ばれるバッグは、本来www.ikea.com.sgと書くべきところをwww.ikea.co.sgとmが抜けてミスプリントしていました。お店の看板とも言えるウェブアドレスを間違ってしまったのです。通常であれば商品名や企業名などをミスプリントしたものはリコールされて廃棄されますが、イケアはあえてそれを回収・廃棄せずに今しかない限定品として売り続けた。間違えても大丈夫。何度でも再利用できる完全な状態のバッグを、スペルミスが理由で無駄にすることはしないという資源を大切にする企業の姿勢が伺えてユニークです。

オーガニック農業

環境を再生すると利益が上がる。ネスレが投資する「リジェネラティブ農業」とは

世界最大の食品・飲料メーカーのネスレが、気候変動への対策に向けたロードマップを2020年12月上旬に発表しました。2030年までに同社が排出するCO2の量を半減させ、2050年までにネット・ゼロ・エミッションを目指すものです。このロードマップで注目されるのがリジェネラティブ農業。土地を再生する農業のことで、土地を健康にすることでより多くのCO2を吸収できるという考えです。